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車検終了


今回やる事は、10万キロを超えてプラグの交換時期に差し掛かっているのと、オイルを純正に戻す、この2点。
前回実施した業者とディーラーからの連絡はあったが、最大2年間ガソリンが10円引きとなる「エネオス車検」で通す事にした。
自宅のすぐ近くというのも何かと都合がいい。

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今回は車検間際だったので10円引き期間は1年半。それでも年間1万キロ以上走るのでメリットは大きい。

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ホンダの純正「ウルトラグリーン」4ℓ缶。前回の車検時に同等品を入れたところ、タペットを打つようなノイズが出て気になっていた。
500㎖ほど余ったので引き取り。

今回はフィルターの汚れとベルト1本の劣化を指摘されたので交換。
補機バッテリーも交換を勧められたが電圧に問題がないのでそのまま。
オイル漏れ等もなく、10万キロでも消耗品交換だけで済んでしまう国産車はやはり素晴らしい。

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車検証がハガキサイズになっていた。
裏にシールが貼られていて、その中にICチップが入っている。
2023年05月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 車関係

サビ対策とRS仕様化

連休中、タイヤ交換に併せてサビ対策を実施。
交換する度に気になっていたのだが、冬タイヤ用鉄チンホイールの錆が進んでいる。
俗に「錆交換剤」と言われている商品はホームセンターのカー用品コーナーでも売られているが、量が不足しそうなので塗料コーナーで購入。

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錆が浮いた部分を回転ワイヤブラシで研磨してから塗布。
1日で黒錆に変化し、それ以上の進行を食い止める(らしい)。
30分ほどで乾燥するのでそのまま車庫に仕舞い込んだ。

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続いてドラムブレーキ。
アルミホイールを履かせると隙間から赤錆が見えて好ましくない。

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ワイヤブラシ研磨で浮いた錆を落としたところ。
ここまでしないと転換剤を塗布しても内部で赤錆が進む。

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刷毛で転換剤を塗布して1日~1日半すると艶のある黒色となる。

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せっかくの機会なので、赤いペンキを塗ってみた。

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前輪のキャリパーも同様。

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既にオーナメント(前後・ステアリング)とシートもRS仕様にしてあるので、これにてRS仕様が完結。
エアロもインチアップもしていないけれど、意外とサマになるものだ。
ドラムブレーキのRS仕様はレア!
2023年05月13日 | Comments(2) | Trackback(0) | 車関係

中小屋温泉

関係ない話だが、高速を使わずに札幌から旭川方面に行く場合、国道12号よりも国道275号を走ったほうが早い。
しかし帰途となると国道12号のほうが早い事もある。
国道275号は新石狩大橋付近から札幌新道まで渋滞しがちで(特に夕方)、それだけで10~15分ほど時間が無駄になるのではないだろうか?
国道12号は市街地をいくつか通過するものの、意外と流れが良い。

さて本題。


国道から1キロ程度奥に走り、山裾にある中小屋温泉。
現在は木~日だけという変則営業。

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小学生の頃に1度だけ行った事があって当時の記憶は全くないが、その後に建て替えられた模様。

日帰り入浴料は大人550円。

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それにしても秘境感溢れるシンプルな温泉だ。
ある時期から続々と出来た画一的な施設よりも断然いい。

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休日なので混雑を覚悟していたが客は自分の他に家族連れが1組だけだった。

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温度はやや低めで透明。ぬめり感があって塩別のつるつる温泉に近いようだ。
露天風呂はシートで覆われていて使えなかった。


昔は青大将が紛れ込んだという話があったそうだが地形的に納得がいく。
温泉すぐ手前奥の不自然にデカい三角屋根の建物はスキー場のロッジだった。
ここに泊まってスキーを楽しんだ客も多かったのだろう。
閉鎖されてから20年ほど経っているらしく、リフトの設備も撤去されずに朽ち果てているのが痛々しい。
2022年07月02日 | Comments(2) | Trackback(0) | 温泉

ラーメンの大公

日曜日で街中の人出も多い。
昼近くになり、二条市場のだるま軒に向かうと臨時休業。
狸小路に戻って西に進む。
中国人客を当て込んだドラッグストアが軒並み閉店していた。
ライオンのラーメンはメニューから消えたようである。
喜来登は店の前に待ち客が並び、一徹が営業していないのを確認して引き返す。
横断歩道でヒョイと左を見ると、コロナで休業していた大公が暖簾を出しているのが見えた。
前回から13年も経つのか。
こんなブログでも続けていると役に立つ事があるものだ。

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正油ラーメン(800円)。
バターコーンとか帆立入りとかは勘弁だけど、昔はあちこちにあった、麺もスープも具も似たり寄ったりの西山ラーメンを出す店は少なくなった。

ウインドマシーン自作Ver.2 ⑧

随分と間が空いてしまったがようやく完成報告。

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最厚4号の帆布は音量が出るぶん相当の腕力が必要なため、6号の帆布を購入した。
結果、操作性と音量とのバランスが最適となりこちらに決定。
第1作目の帆布もステージ映えするで評判も良かった事もあり、最後の最後でモチベーションが上がる。

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先に買った4号帆布は第1作目と同じく手持ち操作式にして好みで使い分けられるようにした。
この方法は検索しても作例が見当たらないが、音の表情付けや操作性が従来の固定式よりも優れ、より「楽器」に近くなる。
これは自分の考案ではなく、7年前当時に存在していた販売業者のサイトを見て参考にしたもの。

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画像を見つけたので借用。
何時の間にかHPが消えたようで屋号も失念してしまったが、布を数種類使い分けるという独創的なもの。
側の鉄角パイプも既製品を繋いだものではなく、ずれ止めに左足を置く保護プレートを付けるなどかなり手間がかかっている。
25万円という価格は妥当だと思うのだが、正当に評価してくれた人がどれだけいたのかは疑問だ。
ともかく、ウインドマシーンという楽器にきちんと向かい合ってそれを形にしたのは画期的と言える。


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全て分解するとラパンやミニカといった車高の低い軽乗用車にも積載可能。
土台や支柱部分は第1作目も組立式だったが、胴体部分は強度の確保と平易な組立て順序を確立するまでに時間を要し、実際何度も失敗している。
連結部分は全て手回しボルトで固定するようになっていて、工具等は不要。
ボルトがすんなり入るよう正確に穴開けするもの厄介な作業だった。

音量はStraussのアルプス交響曲が基本としていたが、どこに持って行っても充分使えるモノが出来たのではないかと思う。


借り物 イラスト

この子達でも組立・分解が出来るよう念頭に置きつつ格闘してきた第2作目がやっと終わった。
ヤレヤレ・・・。


※ Facebookの紹介記事はコチラ

ウインドマシーン自作Ver.2 ⑦

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土台柱の角を斜めに切り落として見栄えを良くする。
こちらは太さ3寸5分(10.5㎝)で、かなり高価なため取扱いのないホームセンターもある。
近所の新築現場で3尺物が2本野ざらしになっていたのを発見し、大工さんにお願いして譲り受けたもの。

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バラすと全部でこれだけのパーツ数になる。最長でも1mを超す物がないので上手く積めば軽乗用車にも収まる。

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組み上げてみた。
胴体は直径80㎝、全高は150㎝を超すフルサイズとなる。


カナリヤで4号帆布を3メートル分調達した。
一般に入手可能で最も厚手の帆布が4号らしい。
前作は色優先で8号を使用したところ、「宇宙の音楽」は問題なくても「アルプス交響曲」や「六宿」となると音量で負けてしまうかな?という感じだった。

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胴体のサイズに合わせて5㎝ほどカットし、ほつれ止めに水で溶いた木工ボンドを塗布して一晩乾燥。



いよいよ試運転。
厚いだけあって響き・音量共に申し分ない。
ただし全体に相当の負荷がかかるため、ホゾで組んだ支柱の根元がギシギシ鳴る。

翌日、下部で布を固定する金具を取り付けしてほぼ完成状態となり、早速回してみた。

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接触面が増えた分、ハンドルを回すのに相当な力が必要で、音量の調整が難しい。
しかも支柱が相当揺れる。墓石や耐震構造の建築物のように力を吸収して散らすという意味では理に適っているかも知れないが、ギシギシ音を止めるには更なる強度アップが必要だろう。
前作のように左手で布の端を持つようにするか、化繊の布にすれば抵抗が少なくても音量は稼げる。
先日端材で試した限りでは、耳に刺さる甲高い音しか出ない化繊布は使いたくないというのが本音だ。
桟木の本数を20本にしてあるが、当初の予定通り40本にすれば抵抗が緩和されそうに思われるので先ずはやってみようと思う。

【続く】

ウインドマシーン自作Ver.2 ⑥

借り物 イラスト

昨年11月、製作の再開に合わせてこの画像をフェイスブックの背景にしている。
闇雲に先鋭化して無意味な物にしてしまったり、構造強度の想定がいい加減な段階で作業に入ったりするのは相変わらず。
演奏会で自分が回す事は有り得ないので、この娘たちでも普通に使える物でなければ作る意味がない。
自戒の意味も込め、完成するまでしばらく付き合ってもらおう。
※ウインドマシーンのイラストは某レンタル業者の物と思われる。

さて本題。

年末年始の休日は毎日作業したのでそれなりに捗った(そのぶん画像が少ない)。

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白っぽい板は側板と連結するようにしてある。

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支柱に通し穴を開けて仮組みしてみた。
仕事先で調達した幅広の単板を支柱の外側からボルトで固定する。

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なお、支柱は上ボルトの下側でカットしてあり、側板を動かす白っぽい板と一体型。
カット部分にはダボを通してあり、使用時に上から乗せる仕組み。

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軸部分は安価な丸杭棒から切り出した。
嵌め込み部分はゼットソーで加工。

軸と支柱の接触部分に通常はベアリングを用いるが、12ミリの金属ボルトにハンドルをうまく固定する術が思い浮かばなかったので塩ビ管を使用。
前回は自転車のペダルを流用したが、今度は厚めの布を使いたい。
ただし、このままだと摺動部の摩擦が大きくて回らなくなるので隙間に薄いアルミ板を挟んで滑りを良くするといった工夫が必要。

【続く】

ウインドマシーン自作Ver.2 ⑤

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桟木の準備。
6尺の小舞板(幅18高さ45)10本を半割りにして40本切り出した。
長尺物でも替刃式のゼットソー・シャークソーを使うようになり、下準備に手間が掛かってしかも危ない電動丸鋸よりも格段に精度が上がる。
「替え刃式」という部分に抵抗を感じていたのだが、とにかく切れ味が抜群。
時代はとっくに変わっている。

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桟木は裏から3か所木ネジで固定し、スタッカー(大きなホッチキス)で補強。
現状では20本としたが、布を当てて回した時の抵抗を見て40本になる可能性があり。

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シートパレット固定用の曲げベニヤを固定するためにかなりの釘やボルトを使った。
今回は金属部分を見せたくないので3ミリの合板を化粧板として接着する。

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ボンドが乾燥してから半割りにし、蝶番で留める。
半分に畳めば軽乗用車に積込み可能なハズ。

作業を再開してからここまで来るのに1カ月半。


【続く】

ウインドマシーン自作Ver.2 ④

なんと、半年以上放置したままだった。
今回は技術精度が要求される分解組立式のため、完成予定がお盆明けと踏んでいたが、再開したのは11月。

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支柱の揺れ防止でダボ加工・・・失敗やり直し。

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側板4分割・・・積載スペース上は半割りで充分なのに余計な事をしてしまった。
強度保証のためのボルト類を増やさなければならず・・・やり直し。

構造・強度面といった面で元々の知識不足もあるが、お手本とすべき作例が見つからないのも中座した大きな要因。
その都度分解・組立して使用するウインドマシーンを作った人は自分の他にも必ずいると思うのだが。

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側板を作り直し、捩じれ止めの横板で繋ぐことにした。
(桟木を固定したシートパレットで囲めば強度が充分保証されると後に判り、横板は不要となった。)

【続く】

40年ぶりのギター

最近になって次女がギターを弾きたいと言い出した。
楽器の演奏には全く興味を示さないタイプなのに不思議な事もあるものだ。
一時帰宅した長女を空港まで送った帰りに「ハードオフ」へ行く。
通販で入門用のギターセット一式が1.5万というのを知って驚く。
中古もピンキリだが、自分が中学生の時は最低でも3万はしたはずだ。
お年玉で買ったレスポールモデルがヤケに軽くてピックアップを外すと中が空洞。
それに比べると今のほうが品質はいいのだろうと思う。

好みの色と形を選ばせると無傷の新同品が残った。
ギター本体とコード・ピック・替え弦等一式揃えても1万円でお釣りがくる。

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アンプはFernandes。
エフェクター類は当面必要なさそうなのでOver Drive付きのこちらにした。
実はSmoke on the Waterのイントロを弾かせて貰いたかったのだ。
ギターを手にするのはほぼ40年ぶりとなったが、Smoke~とDay Tripperは何とか弾けた。というより何とか音がでたというレベル。

使っているうちに気付いたのがヘッドホン端子の不良。
不良というよりもイヤホンとの相性と思われたがこのままでは用を成さないので返品・交換する事にした。

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店内在庫でOver Drive付きがこれ1台のみ。
新品でも5千円台で売られているがよくもここまで精巧にミニチュア化したものだと感心する。
かつてのビートルズファンは胸熱。
2021年08月17日 | Comments(2) | Trackback(0) | 音楽

インチアップ

知人から17インチのタイヤ・ホイールセットを格安で譲って貰った。
見た目と引き換えに乗り心地と燃費の悪化を受け入れるのはどうかといった思いもあったが、気に入らなければ純正に戻せばいい。

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前輪を交換したところ。サイズは205-45-R17。
純正が15インチなので、直径が5㎝ほど大きくなっただけで印象がガラリと変わる。
前輪のツライチがギリギリで数ミリしか余裕がない。
車検は問題ないだろうけど。

この後、トラブルが発生する。

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左後輪のナット締付けが異様に硬く、力任せに回すと根元部分が捩じ切れてしまった。
手に負えないので近所のショップに修理をお願いした。
車体側ボルト交換工賃は1か所6,600円。
ところが、残りのナットを外しにかかっているとまた捩じ切れてしまった。

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トルクレンチの手締めなのに何でこんなに?という疑問。
実は5月の車検時に左後輪のブレーキ油漏れを修理しており、そこでガチガチに締め付けてしまったとしか理由が思い当たらない。
いずれにしてもアルミのナットはやめておこう。
修理をキャンセルして車検業者に持込み、そのまま無償修理となった。

終わったのが夕方。
給油所でエアをチェックしてから帰宅。

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こうなるとエアロを付けたくなるものだ。
無限エアロはカッコイイけどそこまでする勇気はない。
スポイラーで地味にまとめるのが最善だろう。
当面はヤフオクを覗く日々が続きそうだ。

2021年07月27日 | Comments(2) | Trackback(0) | 車関係

ウインドマシーン自作Ver.2 ③

以前は「ウインドマシーン 自作」で検索すると色々ヒットしたものだが、Yahooを始め無料ブログが次々とサービスを廃止した影響なのか自分の記事が最上位に出てしまう。
閲覧可能な製作例が限定されてしまうのはこれから作る側にとっては良い事ではない。

持ち運びが容易なように作った人は間違いなくいるはずなのに、いくら探しても見つけられなかった。
組立式となると強度の確保はもちろん合奏会場での分解・収納の手間が少なく済むよう考えなければならないので、作例が1つでもヒットすれば大きな助けになったはず。

さて本題。

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30年ほど前に職場の上司から譲り受けた追入鑿で刃巾1寸×2本と寸2(36ミリ)。
雑な扱いにもかかわらず刃こぼれもせず活躍してくれた。
もう錆だらけで研ぎ方もすっかり忘れてる。

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電気カンナは手回しで削り深さを調整する部分にグレス塗布が必要で、、刃を替えても刃高調整のコツが思い出せない。
しばらく遠ざかっているうちに自分のほうも錆びついてしまったようだ。

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翌日は朝から支柱のホゾ加工。
4分と6分のノミがまだ到着していないのでこの日は支柱側のみ。
1回目(左)、2回目(右)。
木のクセもあるが、常に1歩先、2歩先を想定しながら作業しないと上手く行かない。

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ハンドル部分。
前作は自転車ペダルを流用したが、もう少し長さが欲しいので1×4材をくり抜いた物に鋼板で補強。
手間掛けた割にはカッコ悪いなあ・・・。
やり直す事になりそうだ。

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鑿が数日内に到着しそうなので、3.5寸の土台板にホゾ穴の位置を書き込んでおく。

続く。

定山渓ホテル

3月某日。

しばらくご無沙汰だった定山渓。(前回)
到着したら市内からの送迎バスが来たところでチェックインは長蛇の列。
大手チェーンホテルが軒並み休業しているために集中したのだろう。
併設のコンビニが臨時休業、日帰り入浴休止中、土産売り場もゲームコーナーも休業。

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家から数十分で鄙びた温泉宿の気分を味わえるこのホテルは貴重だ。

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仲間たちは不動の姿勢で歓迎してくれた。
置き場所を変えているようで、アザラシ君がセンターの座を射止めている。

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ロビーに置かれた19世紀ドイツ製の床時計。
重要文化財並みの逸品という説明書きだが、なぜこんな場所に置かれているのか不明。

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国道沿いのコンビニへ行く途中に見つけた古い屋根。
章月グランドホテルと繋がっており、後で確かめると昭和9年に完成した五層構造の本館の一部を昭和30年代に移設し、現在は物置に使われているらしい。

宿泊客が多いため自分達の夕食は後半の19時から。
混雑していて席の確保やら何やらで撮影どころではなかったが、インバウンド客がいないぶん殺伐感が少ない。
ステーキがやや小ぶりになった以外は種類に変化はない。
身動き出来ぬほどに大食いし、コンビニで買ったビールに手を付けられなかった。
それでも2回目の入浴に行く。

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朝食。
目覚めても昨晩の満腹感が残っていて、それでもデザートまで行き着く。
チェックアウトを済ませて近くの「大黒屋」で土産の温泉まんじゅうを買い、次女の足湯に付き合ってから帰宅。
2021年04月08日 | Comments(2) | Trackback(0) | 温泉

ウインドマシーン自作Ver.2 ②

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早朝から作業し、終了時の画像。
細かい工程は前作でアップしてあるので細かい事は書かない。

① 5.5㎜厚のベニヤ板から側板を2枚切り出して半割にする。
組み上がった状態でエレベータに入れる事は無さそうなので直径を最大に取って900㎜とした。

②曲げベニヤを幅70㎜にカットし、桟木を付けたシートパレットの「受け」にする。
先に細いドリルで穴を通しておき、フローリング用のスクリュー釘を曲げベニヤの中央部分に刺さるように打ち込んでいく。
途中で邪魔して釘先が逸れる事があるので結構面倒な作業だった。

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前作の画像。
この時は1×4の端材をカットして受け部分にした。
端材があればこの方法で良かったのだが、加工の手間を考えるとゾッとするし余計に重くなる。
曲げ合板は3×6でしか売っておらず半分以上余してしまったが、適当な材料が他に見つけられなかったので仕方がない。

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シートパレットを巾910にカットし、洗剤で汚れ落とし。
譲り受けたのは116×146というサイズ。

桟木はアルミのアングルで、計32本取り付ける予定。
ホームセンターの在庫が16本だったので取り寄せ注文した。
次の作業で出来上がるだろう。

この日の作業はここまで。
工具類はしばらく使わないでいると手元が狂う。
思い出した頃には大方終わっているという・・・。

続く。

ウインドマシーン自作Ver.2 ①

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昨年11月撮影。
所属バンドのレンタルルームが移転する事となり、置き場所がなくなったため一旦持ち帰り。
紐が切れて公道をゴロゴロなんて事になると一大事なのでハザード点灯で慎重に帰宅した。
使用頻度とサイズのバランスが最悪なウインドマシーンよ。

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台座と胴体を分け、当時乗っていた車に収まるように作ったものの、それでも置き場所がギリギリで困っていたところ、5年前に定演で使っていただいた団体が引取ってくれる事となったのは幸いだった。

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2016年12月、札幌コンサートホールkitaraにて北海道教育大学 SUPER WINDSの定演。
R.シュトラウス/田村文生編曲「影のない女」で使用。
大ホールの客席から自分が作った楽器が演奏されるのを見られるなんて、まさに製作者冥利に尽きる。

実際オケや吹奏楽を合わせてもウインドマシーンを使う曲はごく限られていて、どこかが所有しているのを借りれば済む。
ところが、この先使う機会が無いといってもいい物なのに、姿を消してしまうと寂しさが募るものだ。

昨年の演奏会で、エキストラの音楽専攻生が個人持ちのマリンバを分解して5ナンバーの普通乗用車に積み込むのを見て驚いた。
工夫すればウインドマシーンも同じように作れるのではないか? 飲み会が無くなって浮いた分を製作に充てるのも有意義だなあ~、などと、頭の中で勝手に進めていく自分に戸惑っていたある日、こんな素材を入手。

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荷役作業に使うシートパレット。
主に製粉会社などの倉庫で袋物を積卸しする際に使うもので、廃棄予定だったものを譲り受けた。
ホームセンターでは売られていない。
これを胴体の円筒部分に使えば小さく巻いて収納出来る。
これで「軽乗用車で持ち運び可能なウインドマシーン」が一気に現実味を帯びてきた。

続く。

サフランドール

3年ぶりとなる浦河出張。
今回は6泊の長丁場なので夕食付きの宿を予約した。
ただし土日は食事が出ないので最初の晩だけ外食となる。
今回の宿は市街地中心部で、日曜は休みの店が多い。

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町内唯一の映画館「大国座」
気骨のある経営者と聞く。

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港の様子。漁業と軽種馬業が共存する珍しい街。

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開店時刻を少し過ぎて入店。最初の客だった。

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テーブル席は予約の札が置いてある。

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最初にオニオングラタンスープを注文。

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人気メニュー、エビのクリーム煮

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ミックスピザでそこそこ腹一杯。

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量の多いグラスワイン2杯ですっかりいい気分になった。

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40数年前から続く「街の洋食屋」。
帰る頃には予約の家族連れ2組で和やかな雰囲気だった。

都市部ならファミレスや回転寿司といった家族で気軽に行ける店は幾らでもある。
小さな町ではそうはいかない。でも何かの節目にこうした店で楽しい時間を過ごし、就職で離れても楽しい思い出としてずっと記憶に残る。
その方が幸せなんじゃないかと思う。
2021年03月07日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

りんさん

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湯の川のりんさんは5年ぶりとなる。
看板の文字が色落ちしたまま。
店内は常連客が世間話に興じていて楽しい雰囲気だ。
若松町の寂れようからして、ここに移転して正解だったと思う。

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ザーサイラーメン800円
あっさりスープにザーサイの塩気が溶け込んで美味い。
チャーシューの代わりにチキンスティックが入っており、この店が台湾系である事の証。
エッジの効いた切刃24本の細麺はこの店ならでは。

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夕食なので餃子も注文する。
熱々の肉汁が小籠包のように封入されているので注意が必要だ。
この店特製のラー油も合う。

2021年01月30日 | Comments(0) | Trackback(0) | ラーメン 道南

鶏旬

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パコ函館の朝食。
未曾有の閑散状態とはいえ、1泊4,500円程度で毎朝海鮮丼が食べられるという贅沢。施設面の充実度も駅からの距離も「ラビスタ函館ベイ」とそう変わらないのではないか。

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お昼は七重浜にある鶏料理専門店、鶏旬(けいしゅん)。
コンビニと同じ敷地内で分かりやすい。

かつて「週一中年ボウラー」という地元のブロガーさんが通い詰めていた店。
蕎麦屋のラーメンも守備範囲の奇特な方でもあったが、何の前触れもなくブログが突然消滅してしまった。
もう10年以上前の話だが、この店の名前が出ると思い出す。

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朝食で腹一杯にしているので、おにぎりのサービスは遠慮した。

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ランチメニューの塩ラーメン
鶏ベースなのは間違いないが、途中からジンワリと来るスープ。
細いストレート麺は一見して熊さんと分かる。
熊さんと比内鶏・・・何か関連性を秘めていそうだが詮索しないでおこう。
道南地域は熊さんの麺を使う店が意外と多いのは事実。
2021年01月29日 | Comments(2) | Trackback(0) | ラーメン 道南

津軽屋食堂

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今回の宿は大森町のパコ。かつてはパコで固めていたものだが、室内LAN設備の導入が遅れたために他所に変えたという経緯がある。
函館のパコは17~8年ぶりとなる。
大規模な改修工事が入ったようで当時の面影は全くない。
大浴場付の別館が出来て魅力が増したものの、室内の温度調整が難しい集中暖房というのが惜しい。

この日も滋養軒が臨時休業のようなので夕食は津軽屋食堂にする。

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ストーブ近くの特等席に陣取り、先ずはビール。

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70代後半の男性客がガラスケースの総菜を見繕っていた。

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カツ丼(700円)
蕎麦屋のカツ丼も捨て難いが、こちらはつゆだくで厚い肉を噛み締めると「あ~豚肉食ってる」という充実感が伴う食堂めしの王道。
老人客が多いせいなのか、つゆの塩気が自分には丁度いい。
カレーしか注文した事がないのでまさに灯台下暗し。
函館でカツ丼を食いたくなったらここに来ればいいのだ。

※北島三郎が高校時代にこの店の常連だったのは良く知られた話。


2021年01月27日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

鳳蘭

今年も初出張は函館。

初日は到着が遅かったのでコンビニの買い物で夕食を済ませた。

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鳳蘭の暖簾が出ていたので入店。
他に客はおらず店主がカウンタ席にいる。

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ラーメン店で酒類を注文するのは多分初めての事だろう。

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ザリジのハーフ。実はこれが食べたかったのだ。
軽く下味を付けた豚肉の天ぷらといったところか。

一般的には「ザリージ」と呼ばれているこの一品は陶陶亭を始めとした中華料理店の発案らしい。
昔は養豚場が近くにあって豚肉の供給も安定していたのもその理由。
一種のまかない料理に近いような気もするが。
語源が中国語の「ジャ=揚げる」と「リジ=豚バラ肉」で発音的には鳳蘭が正しい?

70歳になる2代目店主によると、昔はもっと肉厚で食べづらかったそうだ。
10年ほど前に大門横丁の有志らによるザリージ復権の動きがあったそうだが、店主は「作り方がザンギと一緒だからあれは違う」と言下に切り捨てた。
なるほど、低温の油でふっくらと火が通ったコチラのほうが肉が柔らかくて中々美味いものだ。
ソースと辛子がよく合う。酢を加える客もいるという。

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11年前に閉店した柳小路「王さん」の品書き。
950円とある。ヘンチクリンな料理名なので尋ねると身振り手振りを交えて説明してくれたものだった。残念ながら話の中身を全く覚えておらず、温厚な店主の面立ちしか思い浮かばない。

昨年9月の函館出張時に20~70代の計23名に訊ねて回ったところ、ザリージを知っている人は「ゼロ」という意外な結果に。
実質鳳蘭でしか食べられないからこんなものだろう。
地場企業であるハセストの一部店舗で豚肉の唐揚げを販売しているという話を聞いたが未確認。
もし本当なら夢のある話かと思う。

この店は元々陶陶亭の裏手にあった「紅蘭」。
現店主が小6の時に現在の場所に移転して今年で58年目。
店の名前を変えた経緯なんかも色々話してくれたが、ここでは触れないでおく。
私が好んで通っていたもう1軒の「紅蘭」はオバチャンがやっていて、出口製麺の娘さんだったそうだ。
やっとこれで長年の疑問が解けた次第。

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店主夫妻とそんな話をしていると、大して美味くもないはずの塩ラーメンがいつになく美味い。

「今日はどういうわけか、昔話をするお客さんが続くんですよね・・・」と奥様。







2021年01月26日 | Comments(0) | Trackback(0) | ラーメン 道南

コメダ珈琲

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年が明けた。

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元日は近くの神社へ初詣。
今年はガラガラ鳴らす鈴が取り払われていていささか寂しい。

武漢ウイルスの影響で恒例の温泉宿1泊が今年は中止となった。
引きこもっているのも精神衛生上よろしくないので、気晴らしに近場のコメダ珈琲へ向かう。

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期間限定の小倉ノワール(レギュラー)。
シロノワール(ミニ)とドリンクのセットが750円。
1人1個のつもりで「自分はレギュラー」と言ったら「3人なら1個で充分」とたしなめられる。
なるほど、確かに6等分で1人2切れならショートケーキ1個分ぐらいはある。
アイスコーヒーを1.5人分のたっぷりサイズにしたのもあり、雑煮を食べた後の胃袋には充分なボリューム。

2021年01月17日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

北龍

先月、12月30日で閉店する旨の張り紙を見た。
28歳の時に南警察署前に開業して3年、その後裏参道で32年、現在の場所で13年で計48年。
あと2年で50周年という節目で二人ともまだ元気なのに、マスターは高齢を理由にしていた。
武漢ウイルスによる常時マスク着用とか消毒対策など、面倒な仕事が増えてしまったのも一因だろう。

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30年ほど前になるが、いきなりビールを注文した中年客に「ウチは飲み屋じゃねえんだわっ!」と即座に切り返した時はヒヤヒヤしたものだった。
そんなマスターも次第に好々爺となり、ここ2~3年で体も一回り小さくなった。

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最後の1杯は味噌大盛り。

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娘と山妻はとんこつ醤油と味噌を注文して半分ずつシェア。

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最後なのでチャーハンも注文した。

高齢になってもスープの力強さは変わらず。
寂しいけれどもいつかは終りがくる。
不義理な性格が災いしているのだろうが、飲食店にせよ出張先のフロントスタッフにせよ、行ったら居ないという事が多すぎる。
感謝の気持ちを伝えられただけでも良かったと思いたい。



めぐみ屋旅館 広尾町

11月下旬。
仕事の話が舞い込み、広尾町で2泊する事となった。
前回は15年以上も昔の事なので細かい事は記憶に残っていないが、5泊6日のスケジュールで2食付きのビジネスホテルに泊まり、最後の晩は地元の方の案内で走りのサンマ刺身をご馳走になり、その後に母親世代のホステスが揃うキャバクラみたいな店で2次会。
今にして思えば「さつき食堂」のラーメンを食べておくんだった。

時期的に降雪が予想されたため帯広経由ではなく浦河から天馬街道を抜けるルートを選択。所要時間に大した違いはない。
前日の打合せを終えて宿に到着する頃にはもう真っ暗。

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昔ながらの旅館だ。
居心地はビジホの方がいいのだが、GoToキャンペーン加入の宿は町内でここだけ。
畳の部屋で大の字になってノンビリ過ごすのも悪くない。
茶缶に玄米茶がたっぷり入っていて好きなだけ飲めるのがいい。
Wi-Fiは部屋によって受信感度が違うので予約時に伝える必要あり。

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早速お風呂が沸いたという知らせがあった。
2~3人ほど入れる広さだが、入浴中は施錠して終わったらフロントに伝える。宿泊者がひと通り入浴し終えるとボイラーが止まるので朝はシャワーのみ使用可能。

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1日目の夕食。
おかずの量からしてカレーは後にすればよかった。
コンビニスイーツは翌朝に回す。

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翌日の昼食はラーメン飯店大将
入ってから知ったのだが、町内でも有名な大盛り系。
餃子は2個で充分だ。

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2日目の夕食。
さすがは夕食自慢だけあってこの日もおかずを残しそうになる。
身動き出来ぬほど満腹となり、ラーメンを出す居酒屋に行く気が失せた。
結局翌日はお昼抜きで、帰りに寄った静内の大安食堂で昼夕兼帯のラーメンがその日唯一の食事。


IMG_20201122_144651大安

リンカンシャーの花束

11月の演奏会にLincolnshire Posy(リンカンシャーの花束)の第2楽章が加わった。

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この曲は作曲者のグレインジャー自身のルーツであるイギリスの民謡を題材にしており、アメリカのバンドのために書いた委嘱作品。
初演が1937年。既にアメリカ移住から20数年経っており、木管奏者として一時期軍楽隊に在籍していたという履歴性から見ても、Baritoneパートで使われる楽器は当時のCONNやKINGといったアメリカ製の音色が念頭にあったものと推察している。

30年前に全曲演奏した時はB&Hのバリトンを吹いた。
もっと張りのある音で吹きたいと思ったものだ。
特に4・5楽章のソロパートの音色は、作曲者の持ち味である豊饒な色彩感が活かされていないように思われる。
同じユーフォニアムでもイギリスとアメリカとではコルネットとトランペットぐらいの音色の違いがある。

イーストマンの1958年録音では既にBessonに置き替えられていたようで、それ以前のアメリカの楽器を用いた古い録音は残されていないのではないだろうか?
そんな事情もあって今やイギリスのユーフォとバリトンで演奏されるのが当然としても、イギリスの曲だからブリティッシュスタイルだと勘違いされているような向きもあるようだ。
ユーフォ吹きとしては気になるところ。

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今回はCONNの楽器で吹いてみようと思う。
自画自賛かもしれないが、やはりこの曲にはこの音色が合う。
TPソロの後にTuttiで主題が一気に盛り上がる部分のブラッシーな響きは格別。
アメリカ製バリトンホーンの存在すら知らないユーフォ吹きが増え、コレクターズアイテムとなってしまった感があるものの、自分が吹けるうちはこの楽器の特質を生かせる曲を演奏する機会を待ちたい。

2020年10月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

譜面台の小物置き2020

早いものでこの時から9年も経つ。
嵩張ったり安定しなかったりで、その後使う事なく消えた。

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先日、百均でステンのトレーを見ているうちにふと思い出して作ってみた。
釣り下げ式としてコンパクトに収納できる。
ステーはトングを利用。これなら楽譜をめくる時の邪魔にならない。
ただし、かなり前に出てしまっているため合奏中に楽器を膝に置く際にぶつかるのが難。
結局家の据え置き譜面台に使う事とした。

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こちらは枠が針金の布製。
奥行きが狭いので演奏の邪魔にならず、深さもあって使い勝手ではこれまでの中でベスト。
しかし、ステーを固定してしまうため収納時に嵩張るのが難。

細長い木箱のようなものがあれば流用したいところ。
百均に似たような形状の物はあるけれども、白い樹脂製は安っぽくて使う気がしない。



滝波商店

9月19日。

長女が久しぶりに帰宅し、墓参りの後に小樽三角市場の滝波商店で海鮮丼。

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好きなネタを4種類選べる「わがまま丼」
その日の仕入れによってネタの量が多少増減するようだ。今回はカニがびっしり入っていて満足。

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インバウンドが消えて穏やかになった運河沿いを散策。
商店街は端から端まで結構な距離があり、あちこち寄っていると軽く1時間を超す。

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小樽オルゴール堂は定刻に音を聴けるようになっている。
パイプオルガン、円盤型、ドラム式、からくり。
特に円盤オルゴールの繊細でレンジの広い響きは素晴らしかった。

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オルゴール堂の壁に掛けられていたヴァルヴトロンボーン。
「備品」のシールが貼られているが、36,500円の値札も。
楽器としては珍しい部類だか、私のような素人が見ても造りの甘さは一目瞭然で、やはりディスプレイ用途が相応しい。
多分インド製と思われる。

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最後にルタオでチーズ風味のソフトクリームを食べて札幌に戻る。
帰りの高速道に入る途中、NHK-FMラジオから石原裕次郎の歌が流れて来た。記念館が閉じてから何年経つだろう。
ずっと出張続きでロクに休みがなかった事もあり、久しぶりに家族と過ごす充実した1日となった。


2020年09月19日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

RAMEN ROOM 18

8月末から9月上旬にかけての函館出張は寒暖の差が激しく、旅行かばんは秋用の着替えが加わってパンパン状態。

既存店を含め、新規店舗の訪問はしばらく途絶えていた。
人気店も多いようだが函館でしか食べられないタイプの店はかなり絞られる。
複数の地元ブロガーが高く評価しているラーメン店があったので向かってみた。

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RAMEN ROOM 18醤油SOBA
自家製麺でスープとの相性も抜群。客席よりも広い厨房スペースが全てを物語る。
悲しいかな、仕事場所から遠いのでそう簡単に行ける店ではない。

以降、テンプレ日記。

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最初の日は大勝軒。30度を軽く超す酷暑だったが、店の雰囲気は爽やか。やはり名店だ。

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お約束の丸南本店は「そば処まるみなみ」に名称が変更された。

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昼食は基本的に西桔梗の桃園
ランチセットの半チャーハンは普通のチャーハンとエビチャーハンから選択出来るが、エビチャーハンのほうが価格が高いためずっとそれにしていた。ところが普通のチャーハンのほうが具が多くて(自分には)美味いではないか。

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久し振りにみなと食堂のから揚げ定食。
いつかは両方大盛りに挑戦したいと思っているのだが、食後の満腹感からするとかなり危うい。

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やっと入れた滋養軒で塩ラーメンとチャーハン。
17時半頃にはオーダーストップとなり、休業日も多い。
どうか無理せずに続けて欲しい。

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焼き鳥は菊水小路の鳥辰一択。この店もカウンタ席がすぐに埋まってしまうが17時半頃までなら空いている可能性が高い。

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菊水小路で見かけたネコ。
以前はあちこちで見かけたものだが・・・。

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大門の長月で牡蠣のコキーユを注文した。
他に牡蠣の燻油漬けも注文したのでこの日は牡蠣づくし。


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津軽屋食堂の大盛りカレー。
数日前、閉店後に入店したのを覚えていてくれたらしく、ルウが大サービス。

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最終日は大雨で海シケた。
夕方には雨が上がって大森海岸方面に大きな虹。
近辺には潮の香りが濃密に漂う。
これも港町の魅力。



2020年09月05日 | Comments(2) | Trackback(0) | ラーメン 道南

初出張は今年も函館

先月末、3泊の出張だった。
それにしても雪が少ない。
何だかんだと言われても3月までには積雪量の帳尻が合うものだが、こんなに少ないのは生まれてこの方記憶がない。

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恒例の丸南本店
夜営業が始まって間もない頃で空いていたので「焼き蕎麦がきのお吸い物」を作ってもらう。
隣接地に新店舗を新築中でオープンは4月だとか。
北洋ビルから移転して間もない頃に来てるからもう17~18年になる。
最初から定席は厨房近くのカウンタ席を通した。
飲み目的で訪れる客の中では最若手だった筈だが、店主も客も代替わりして取り残されたような気分になる。

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西桔梗の桃園は3日間通い、塩・正油・塩の順。

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店主が替わって2度目の鳥辰
この日は偶然空いていた。函館市内で昔の情景を留めるのはこの菊水小路だけだろう。
話は飛ぶが、かつての赤線地帯にマックスバリュが出来て風景が一変していたのには驚いた。

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大門横丁入り口脇の長月
楽しみにしていた知内産カキの燻製漬けが不漁のため当分メニュー落ち。
ホタテのコキーユと「江戸好みつゆ」の手打ち蕎麦で終える。
一見客が蕎麦を手繰って「てっきり居酒屋だと思っていました」。
居酒屋というよりもビストロという表現が似合う。

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最後の晩は津軽屋食堂でカツカレー大盛り。
マル米食堂が昨年閉店し、酒無しで夕食を終えられる函館らしい店はここだけになってしまった。

高層ホテルがあちこちに現出して異様な風景だ。
今後観光客が増える要素もないのにどうした事かと思う。

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殆ど乾燥路という事もあるが、気温が低くてもこの燃費に満足。
ただし長距離運転は疲れる。
重心は低くてもシートの出来具合や直進安定性といった見えない部分にコストを掛けていないのだろう。

2020年02月02日 | Comments(6) | Trackback(0) | 飲食

トスカニーニのヴェルディ/レクイエム

ヴェルディYear(生誕200年)から何年が過ぎただろう?
3年ほど前までは何かと聴く機会が多かったような気がする。

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最近知ったのだが、有名な51年ライブのステレオ編集盤がリリースされていたので購入した
会場には2本のマイクが立てられていて、別々の録音機材で同時収録された音源をマッシュアップしたもの。
もう1本はRCA社の予備だったとか、会場のカーネギーホール側が放送用にセットしたとか諸説あるようだが、とにかく適度な間隔があったらしい。
回転数のズレを同期させるのは大変な作業だっただろうが、デジタル技術のお陰で違和感なのないステレオに仕上がっている。


しかしこのグランカッサ(大太鼓)には参る。






こちらはモノラル。




ちなみにトスカニーニはあの耳に刺さる痩せた音が嫌でほとんど聴いていない。
勿体ない話だ。



2019年12月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽

オリジナルバッグ製作

ユーフォニアムが使用するミュートは一般的には2種類ある。

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愛用しているVISARUNOのバッグは横のファスナーを外せば最大径14㎝のNew Stone Linedが収まる。
ところがDenis Wickとなると最大径が28㎝なので、これを使うときは大型のボストンバッグが必要となる。

VISARUNOにヒントを得て、2つとも収納出来るバッグを作ってみる事にした。

おおよその外寸はZero Halliburton(ゼロハリ)のアタッシュケースに合わせた。
鏡面仕様を買えなかった悔しさからステンレスを選択した次第。

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用意した材料はステン板(0.5㎜)と帆布、以前仕事で使っていたカバンの革など。

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ステンの裁断は危険が伴う。アルミ板を変形させてボディラインを決める。

本格的な裁縫は初めての事で、「糸通し」の使い方も知らなかった。
レザークラフト専用の針は先端が四角くて切り裂きながら突き通す仕様。
うっかり指に刺そうものなら出血がしばらく止まらない。
余ると思っていた太い糸50mを使い切った。

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完成。
サイドファスナーが2つあって3段階に幅が調整可能。

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最大にするとミュートが両方とも入るようになっているが、今回の定演ではNew Stone Linedと置台。
更に一升瓶が入るスペースもあるので本番後の打上げにもこれ一つで対応可能。

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レザークラフトは奥が深く、モノによっては力が要るので趣味とする男性も多いようだ。
ミシン不使用の全て手作り。
縫い目が蛇行していたり結果的に重くなってしまったりと色々と不満は残るものの、やり遂げたという安堵感は大きい。

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ゼロハリよりも少し大きくなったのは一升瓶のスペースを確保するため。
尤も、差し入れの美味い酒はすぐに空いてしまうのだが。

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予備用に買った革は譜面台ケースに化ける。

2019年12月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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