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寿司政

7月某日。6泊の帯広出張。

翌日からの仕事の段取りを済ませて宿にチェックインしたのが16時頃。
荷物を置いてすぐに駅前に向かう。

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寿し政は「ぱんちょう」と同じ建物に移転し、5月から営業を再開している。

日曜日の16時30分、誰もいないだろうと入店したら、狭い小上がりでまさかの大宴会。
初戦敗退した都市対抗の野球チームだった。

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忙しそうだったので酒だけ注文し、あとは店主に任せる。

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30分ほどで宴会が終わったものの、自分も空きっ腹に癇酒が効いてしまい、握り6貫で終えた。

真夏の強い日差しが酔った網膜に刺さる・・・。

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旧店舗時代の階段。
この近寄り難さも双方にとって好都合だったように思う。
駅前の路面店となり、観光客が気軽に入れるようになって客筋が変ってしまったようだ。
2019年08月13日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

寿し政

2月某日。

記録的な寒波が来るという予報に怯えつつ、日勝峠を越える。
どうやら寒波到来の予報は1日ずれたらしく、帯広もそれほど寒くはない。

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一人で飲んでも愉しい気分にさせてくれる店は限られている。
私のような余所者にも良くしてくれたお店がここ3年で次々と閉店してしまい、帯広はここ1軒のみ。
酒量が減ってからはこうした店を探すのも面倒になった。

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お任せで刺身を何種類か切ってもらったり、カレイの煮つけを出してもらったり。

最後はお任せで握り10貫。

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寿しを食べている最中に味噌汁が出て来る。

燗酒を4本空け、会計時にその安さに驚く。
通い始めて3度目ぐらいで気付いたのだが、酒肴も握りもお好み・お任せにしたほうが却って安く上がるという不思議なお店。
1人でやっているので開店前に行くぐらいが丁度いい。
多少遅い時間でも宴会が入っていなければ何とかなる。
キタナミシュラン系の店だが、店主は決してダラシナイ人ではない。

話は変わるが、いずれ歳をとったら「ホルモンの○○ちゃん」といった、場末の狭い店でタバコをふかすババア相手に焼酎をチビチビ飲るのも悪くないなあ~などと夢見ていたものだ。
1昨年に各出張先の盛り場を調査した結果、こうした店が既に絶滅していた事が判明した。
婆さん達が老いるのと再開発でボロ屋が壊される時期が一致してしまい、ジジイになりつつある自分が取り残された感じだ。
2019年02月21日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

誠寿し

7月2日。
駅前の安いビジホで旅装を解き、少し仕事をしたら17時を回った。
軽く一杯・・・といっても居酒屋は入りずらい。
そこで、以前から目を付けていた寿司屋に向かう。

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手前の駐車場は以前〔帯広コルト〕だった場所。
その右向かいは〔ビジネスホテル久保田〕、さらに右手にはラーメン寶來・・・。

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場末の飲み屋街。やっているのだろうか?

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誠寿し。八丁堀を出ると左手に見える。

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冷酒を頼むと八海山が出てきた。早い時間だったので他に客はいない。
60代後半の店主は帯広人で、周辺の事情にも詳しく、会話力のある方だ。

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酒肴の刺身。予想以上にいいものを出す。
話が弾み、コップ酒を追加した。

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上寿し
誠寿しという店名は多いが、こちらは店主の名前から取ったもの。
リーズナブルな料金で、日曜日も営業しているというのは心強い。

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夏至を過ぎたばかりでまだ明るい中をほろ酔い気分で宿に戻る。

2017年07月07日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

4月19日。

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今回の宿は初めのアパホテル(元ワシントンホテル)
立駐に入らない車は少し離れた契約駐車場で、精算はフロントではなく駐車場の管理室というのが面倒なものの、それさえ我慢すれば普通に快適だ。
セコマが目の前にあるのも心強い。

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さて、平日なのでよし栄寿しに向かう。
宿の脇から一直線で裏口に到着する。

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17時開店だが、店主が座敷で寝転んでいたから自分が最初の客だろう。

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いつもの如し・・・。

さて、普段なら上寿しを頼むところをお好みで注文してみた。

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さば、ソイ、卵で各2貫60円。
夜中に腹が空いても困らないように、上寿しはこの後という予定だったのだが、遅めの昼食(ラーメン2杯)が効いていて満腹してしまった。

燗酒2本空けて1,860円也。


※7月7日追記

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7月4日、いつものように向かうと、お馴染の行灯と暖簾が見つからない。
ハテ通り過ぎたか?と振り向いたがある筈もない。

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居酒屋に替わっていた。
中にいた若い店主に確認すると、4月頃に閉店したらしい。
高齢だから、これが最後かも・・・と毎回覚悟はしていたものの、あと2~3年は続くものと予想していただけに残念でならない。
直近2回分の会計がヤケに安いのが気になっていて、事情を話してお返ししようと思っていた。
既に辞めるのを決めていて、サービスしてくれたものと思いたい。
江戸前の握りを伝える貴重な店がついに消えた。





2016年04月20日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

ふじ膳

4月15日。

朝からの強風が突風にパワーアップした。
周囲が畑地なものだから土埃で景色が黄色く見える。
5日間の仕事が終わり、何か美味いものを食べに行こうという事になった。
十勝地方卸売市場のふじ膳へ向かう。

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10貫のふじ膳握り(1,200円)。
近辺にこうした店がないのとリーズナブルな価格で、近所の主婦やサラリーマン客らで賑わっていた。

後片付けを終えたのが14時少し前。15時まで宿に入れないので音更のハードオフで時間を潰す。

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勝毎新聞社には悪いが、遠くからだと〔豚丼〕に見えてしまうのだ。
2016年04月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し


4月11日

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ずいぶんと日が長くなった。18時を過ぎても明るい。

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月曜なので客はいないと思いきや、女性の先客は〔いなり小路〕にあるスナックママ。

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話が弾んでいるようなので黙々と飲んでいたら、普段は2本で終る燗酒が3本空いた。

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お決まりの上寿司(900円)
マグロか何か追加しようとも思ったが、結構食べ応えがあるものだ。

会計を聞くと〔ハイ、2400です〕。
酒一本分飛ばしてしまったのかも。
客との話が忙しそうだったので、この埋め合わせは次回という事で。


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これが〔いなり小路〕の入り口。
2016年04月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し


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今回の宿はパコ3。
閑散期でツインルームに通してもらい、1泊2,600円という激安価格。

次女がインフルと判明し、自分も微熱が止まらない。
こんな時は熱いのを引っ掛けるに限る。

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18時で自分が最初の客。

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酒肴の刺身がいつになく豪勢だ。
体を温めたいので燗酒3本。

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一番高価な上寿し(900円)のうち、前半6貫。

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とびっことイクラは下味が付いていて醤油を付けずに食べる。
左の紫蘇巻きで締め括り。

さて、勘定を払って店を出ると、狭い小路に背後から〔手袋、手袋!〕。
声の主は老店主だった。
風邪引きに燗酒は思った以上に効いていたようだ。
寒い思いをさせて申し訳ない。

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2016年02月09日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

はな丸

1月17日。

昨夜の雪は寝てる間に熄んだようで、今朝の除雪はすぐに終わった。
年間降雪量はほぼ一定しているからこのままでは済まないだろう。
近所のスタンドで給油。会員3円引きで103円。10数年ぶりに2桁に値下がりするのが楽しみだが、所長曰く、〔近いうちにしっぺ返しが来るでしょう〕との事。
嗜好品ではないので、激しい価格の変動を緩衝するような仕組みはないものだろうか。

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さて、お昼は久し振りの花まる南郷店。
11時半の時点で待ち状態。この店はボックス席が少ない。

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定番のイカ・エビ・マグロ以外では〔魚べい〕にはないメニューを優先する。
注文用紙を渡して待っている間に満腹となり、会計は魚べいと大差がない。




2016年01月17日 | Comments(1) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

11月10日。

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今回の宿はグランテラス帯広。
旅装を解き、少し仕事をして18過ぎに外出する。

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〔八丁堀〕は暗いまま。

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店の行灯もまばら。実際には営業しているようだが。

老店主はカウンタの奥に腰掛けてテレビを見ていた。いつもの情景だ、

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外は雨で客が来る気配もなく、店主と話が弾む。

寿司職人としてのスタートは昭和34年で、女優の和泉雅子の叔父が経営する東京中野の有名店で修業したそうな。

握り寿司はシャリとのネタのバランスが大事で、シャリが適度に空気を含んでサラリとしたものでなければスシと言えないんですよ・・・と店主。

昔の〔美味しんぼ〕で、高慢な有名店の主人が握ったシャリをスキャナーに通して凹ませる話があり、その時に登場した新富寿しの老主人を連想してしまう。

ちなみに〔新富寿し〕というのは魯山人も通っていた超有名店で、漫画の中では都会の喧騒を逃れて田舎に引っ込んだ事になっている。

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この小判型で一口サイズの握りも昔のままだそうで、それを懐かしがる客も今やいなくなってしまったとか。
物の本では知っていたものの、まさしくこれがそうだったとは気付かなかった。

現在主流の、ネタが大きな握りは〔田舎握り〕と呼ばれていて、〔店を持つようになっても田舎握りだけはするなよ〕と親方から何度も諭されたそうだ。
半世紀以上も昔の話を、老店主はまるで数年前の事のように話してくれる。

江戸前の流れを汲む寿司が、地元人も敬遠するような帯広の場末街でひっそり生き残っている。凄い事だと思わずにはいられない。

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あと4年で50周年。ぜひ見届けたいものだ。

2015年11月12日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

9月29日。

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久し振り?に山岡家の朝ラー。
小銭がたくさんあったので軽くすべくあるだけ投入したら詰まってしまった。
1円玉が原因だったようだ。店員に忙しい思いをさせてしまった。

さて、宿で着替えてすぐに外出する。

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小上がりに3人の先客。
幸いカウンタ席は空いていたのでいつも通りの注文。

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先客が思い付くままに追加注文するものだから老店主は忙しそうだ。
ピッチを上げて燗酒を2本飲み干し、上寿しを握ってもらう。

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握り用の醤油を出し忘れたのを詫びられたのが唯一の会話だったように思う。
でも何度か来ているせいか物足りなさのようなものは感じなかった。
とにかく、元気で続けていてくれるのが何よりだ。


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2015年10月01日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

7月13日。
昨日の酷暑と打って変わって朝から断続的な雨模様。

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定宿〔P〕で久し振りの朝食バイキング。
6時半から開始。混雑を気にせず食べられるのは好ましい。
メニューが構成が健康志向へと変化したようだ。

仕事を終え、宿に戻って残りを片付けているうちと19時半を回ってしまった。

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月曜なので空いているだろうと見込んでいた通り、自分が最初の客だった。

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いつも通りに刺身を切ってもらい、燗酒。

酒を半分程度空けたところで2組計5名の客が入り、狭い店はほぼ満員状態。
老店主に忙しい思いをさせたくないので〔上生寿し〕を注文する。

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冷房など勿論無いが、風が入ると涼しい。

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この後にイクラ・とびっこ子・紫蘇巻き。

会計はなんと1,900円。少し待ったので気を遣ってくれたのかどうか、少々申し訳ない気分で店を後にする。


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2015年07月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

鮨処 森山

5月31日。

またも松風町界隈の散策。

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2日前に見つけたこの店をもう一度確認しようと探したが見つからず、〔洋食こだるま〕辺りまで歩いて途方に暮れていると、小洒落た鮨屋の前で甚平姿の青年に声を掛けられた。〔どこかお探しでしょうか?〕

デジカメの画像を見せると、時々行く店だという。
そしてなんとその人は鮨屋の店主だった。

お礼を言って宿に戻りかけたが、50メートルほど歩いて引き返す。
少々高そうだが、これも何かの縁だろうと。

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繁華街から場所にポツンと1軒、といった具合。
〔初めまして〕というと笑っていた。

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突き出しにワタリガニ。
酒は〔巌〕を温燗にしてもらう。

私よりも10歳ほど年下で、店を構えてから10年になるという。
仕事柄函館繁華街の事情に通じており、色々な話を聞かせてもらった。

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刺身盛り合わせ。
安いデジカメ画像でも、見れば解るだろうから説明はしない。
脂の乗った鰯が美味い。

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ヤリイカ刺身。
一味を振るのが生まれ育った谷地頭のスタイルだそうだ。

ここで失敗。
徳利の中身が1合半はあり、2本目を頼んだ頃にはすっかり出来上がってしまっていた。
これでは握りを楽しむべき舌も腹もなく、正直に事情を告げて会計してもらった。
なるべく早いうちに再訪したい。

屈託がなく、とにかく感じのいい店主なり。


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2015年06月01日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

花まる

4月19日。

朝から街中でアンケート調査。
詳しくは書けないが、近く発売を予定している某国内メーカーのハイブリッド車に関する事柄。
先日電話での聴き取り事項を係員が入力し、あとは1人でパソコン操作して約30分ほどで終了。

地下鉄を降り、回転寿司の花まるで家族と合流。
開店と同時に客が押し掛け、すぐに満員近くに達した。

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1本あなご。
これは家族で分け合って食べる。

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長女も次女も好むサーモン系。安上がりで親孝行な娘達だ。

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これは自分用のメフン(鮭の血合い)。

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味からしても、やはりアナゴよりもうなぎだ。
土用の丑の日にはこれ一皿あれば足りる。

開店と同時に入店したので回る寿司も射程内。
時間を択べば〔魚べい〕と変わらぬスピード感を満喫出来る。
2015年04月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

4月14日。

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今回の宿は東急イン。
3泊で1万円を切る格安料金が有難い。

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向かったのは帯広のお約束、よし栄寿し
いつものように刺身を切ってもらい、鋳物コンロの雪平鍋で温まる燗酒が出来るのを待っていると、3人組の客が入店。

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1人がスーツケースを転がしていたので出迎えの接待らしい。
彼らはビールを飲みながら大皿の寿司盛りを摘まんでいた。

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2本飲んでからいつもの上寿し(900円)。この後に軍艦と巻物が出る。
地元民ならともかく、普通の人なら足を踏み入れないような店でも、何度も来ていると居心地がいいものだ。
店主の気持ちの良さがそうさせるのだろう。

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食べ終える頃に年配の常連客が1人。
客が5人も入ると満員状態なので追加注文を諦めてお会計。2,400円也。

〔7月にまた来るから店閉めちゃダメだよ〕と一言。

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部屋に戻り、目覚まし時計を出そうと鞄を探しても見つからない。
先週泊まった〔パコ帯広〕に電話すると預かっているとの事。
買っても千円程度の物だが、これがないと非常に困る。
隣のホテルなので引き取りに行った。

2015年04月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

ふじ膳

4月9日。

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それにしても冷える。3月下旬が異常に暖かっただけに余計堪える。
今回は風邪を引いてしまったので〔よし栄寿し〕はお預け。
昨晩の夕食は軽く済ませたので早起きして〔ふじ膳〕に向かう。

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客は自分一人。外を眺めながらゆったりと朝茶を啜っていると3分ほどで呼ばれる。


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寿司の朝定食 500円。
あなご、ヤリイカ、サーモン、北寄、とびっこ。
青さ汁も嬉しい。

市場のエネルギーをもらい、早朝から幸せな気分にさせてくれる。

2015年04月09日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

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今回の宿は東急イン。
2泊で税込み6,980円という激安料金だったので久し振りに予約した。
アパホテルが進出してサービス料金を謳っている影響もあるのだろう。
1階に大浴場があり、21時からは食堂でお茶漬けの無料サービスがある。

15時からのチェックインより20分ほど早く到着したので待たされると思ったが、電話で確認すると掃除が終わっているので構わないとの事。

部屋で仕事の段取りをしているうちに18時になった。
急いで身支度して外に出る。

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祝日とあって街中も広小路も閑散としている。
それにしても寒い・・・。カレーの予定を変更して八丁堀に向かう。

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客はおらず、主はカウンタ席に座ってテレビを見ていた。

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店主一人の小さな店は早い時間に暖簾を潜るに限る。
店内がたて込むと、常連客なら酒でも飲みながら待ってくれるが一元客はそうは行かない。グルメサイト等のメディア取材を断っているのも頷ける。

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追加分は6貫で180円也。燗酒酒も追加する。

昭和41年にこの店を開く前、札幌の街中にある寿司店で2年間修行したそうだ。
仕事を終え、一杯飲んでから旧ラーメン横丁(東宝後楽ビルの辺り)でラーメンを食べていたそうで、〔塩味でモヤシがパリッとしたやつ〕が好みだったそうな。

燗酒3本ですっかり酔いが回った。
テカテカの小路で転ばぬよう、慎重に歩いて宿に戻る。


2015年02月12日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

スシロー 豊平西岡店

1月18日。
正月以来の外食は最近西岡水源地通りにオープンしたスシロー。

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ここは〔大丸スーパー〕時代から続いていたラルズの跡地で、左手には手打ち蕎麦の竹善、もっと遡ると(店名は忘れたが)ラーメンが350円の食堂があった。
新しい建物が出来たりして景観が少しずつ変化していく。
道内2号店との事で、10時30分から営業している。
到着したのが11時半頃だったので店は空いていた。

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サイドメニューのラーメンが3種類というのが目を引いた。
画像は醤油と味噌。
据え付けのタッチパネルで注文すると、ボックス席ごとに指定された色の皿に載せられ、30秒ほど前にレーンのスピーカーから音声案内という方法は〔はま寿司〕と同じ。
〔魚べい〕の新幹線とFⅠのスピード感に馴らされてしまった我が家としては多少の遅れ感を覚えるが、混雑時間帯を避ければそれほどの差はないだろう。

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まぐろとサーモンが美味かった。他のネタも総じて外れが少ないようだ。
握りの首領ともいうべき〔まぐろ〕が美味いと店のグレードが一気に上がる。

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後は各自好きなものを注文し、最後はアイスで〆て1人当たり役1,000円。
家からやや遠いが、駐車場が広いので再訪の可能性が濃厚。
この味に魚べいのスピード感が得られれば最強の百円寿司になるハズ。
2015年01月19日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

ふじ膳

帯広出張最終日。
熟睡したお陰で睡眠不足が解消され、朝から空腹を感じる。
こんな時は山岡家の朝ラーメンか、時間がなければセイコーマートのカレーパンと相場が決まっているのだが、時間的余裕が充分なので帯広地方卸売市場に向かう。

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2階のふじ膳は結構客が入っている。
蕎麦を手繰って済まそうと思っていたが、前夜よし栄寿しの食べ足りなかった感が尾を引いていたので寿司の朝定食(税込500円)にする。

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この日は五色丼。

さんま、いくら、サーモン、ねぎとろ、カンパチ、といった豪勢なもの。
青さ汁の中に身付きの浅蜊貝が入っていた。

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朝から雨空。
日勝峠の按配が気に掛かる。
2014年10月03日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

出張最後の晩は外食と決めている。
部屋に戻って仕事の後片付けをしているうちに19時を回ってしまった。

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そのうち再訪しようと思っていた吟寿司が9月末で閉店。
牛トロ巻きとあの和やかな佇まいは記憶の中だけになってしまった。

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八丁堀の入り口看板が点いていない。玉切れか?

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入店すると客はおらず、店主がカウンタ席に腰掛けてニュース番組を見ていた。

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〔消費税率が10%になるとウチみたいな店はやって行けなくなるね・・・〕
値上げは極力避けたいらしいが、2割程度上げたところで客足に影響はないと思う。この店なら。

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いつも通り、刺身と燗酒。

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そして、一番高い上寿し(900円)。

酒と握りを追加して満腹にする予定だったが、持ち帰りの客が入ってきた。
部屋にさば味噌缶魚肉ソーセージのストックがあったのを思い出し、会計を済ませる。
2014年10月03日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

7月17日

昼過ぎに突然の豪雨に見舞われ、幾分涼しくなった。
出張最後の晩なのでラーメン以外のものを食べたい。
書いてはいないが、カレーは2回食った。

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証拠画像(14日のえび)。

こうなると八丁堀に向かう事になる。

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明るいと飲むには調子が出ないものだが、薄暗い店に入ると時間が止る。
カウンタの奥に老夫婦がいて、店主は持ち帰りの折詰めを作っていた。

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いつものように燗酒と刺身を注文したのだが、先客との会話に口を挟んだ格好できちんと伝わらなかったらしく、いきなり握り出した。

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今回は酒を飲みながら寿司をつまむ。

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やがて客が帰り、手が空いたので燗酒を追加し、さば、たこ、いか、はまち、ほたて、おひょうを追加する。
いずれも2貫で60~130円という安さ。

結局酒3本を飲んで2,950円。
腹も心もすっかり満たされ、明るいうちに定宿へ戻るのであった。

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2014年07月21日 | Comments(2) | Trackback(0) | 寿司

○海(まるかい)

4月29日。

1日仕事して休みというのは得した気分だ。
朝7時過ぎから外に出て物置と車庫の整理をしていると、軽トラの資源ゴミ回収車が回ってきた。

ノートPC(98)、デスクトップPC(XP)、壊れたミニコンポ一式、壊れたMDプレイヤー2台、プリンタ、多重録音機、使う予定の無い車のショック一式を引き取ってもらい、かなりスッキリした。
軽トラのオッサン、物置の片隅に置かれているハードケース群を目敏く発見し、〔オッ、楽器ですか?〕
真鍮屑に見られるのは癪なので、すかさず〔これはダメっ!〕

さて、次女が体を持て余しているようなので東札幌のイーアスへ行く。
1階では怪しげな生活雑貨を安売りしていた。
1万以上のネックレスなどを5分限定1,000円で売ったりと、なんだか様子が変だ。
店の人はみな疲れ切った顔をしていたので、全国渡り歩く業者のようだ。

2階の100均で時間潰しをしているうちに11時を過ぎたので、フードコートの回転寿司店に入る。

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イーアスがオープンした頃は水道水が不味かったのだが、現在はそれも無く、値段も手頃で美味い。

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醤油ラーメンハーフというのを注文した。
〔かしわ抜き〕というメニューの存在に気付いたのは会計を済ませてから。

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フリードリンクのクーポンを利用。
欲張って普段飲まないコーラをお代わりしているうちに食えなくなってしまい、結局3人合わせて16皿で終わってしまった。

2014年04月30日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

4月1日。

麺狂上司が定年を迎え、昨夜の送別会でしこたま飲んだ。
さて、本日より3泊の帯広出張。
快晴の中、樹海ロードを好調に走る。
北広島から帯広市内まで、ずっと2台の赤帽に挟まれていた。
荷室の上にデカい布団袋のようなものを高々と積んでおり、横風で横転しないものかという心配をよそに、軽貨物のクセして時には80キロも出す。

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今回も往年の定宿〔P〕。部屋は駅側の10階。
ゴールド会員なので、硬質枕、自販機付近を好むといったデータが入っており、毎回そうした部屋を用意してくれるのが有難い。
自炊している事実を把握しているのかどうかを知りたいところだが、訊くと藪蛇になりそうなのが歯痒い。

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大浴場に浸かり、18時に外出。日が長くなったもんだ・・・。
前日飲んだので、軽く済ませようと吟寿司に向かうと・・・。

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やはり〔よし栄寿し〕だな・・・。

大盛りで有名な長寿庵がある通りを進むと、八丁堀の大通り側に出た。

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年季の入った引き戸をガラッと開けると、老店主は小上がりで休憩中。

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刺身と燗酒→お茶と上寿司という、いつもながらのパターン。
出張先はいつも独りなので必然的にそうなる。
賑やかな場で独りぼっちという寒々とした思いをする位なら部屋でカップ麺を啜るほうを択ぶ。

途中、和服が似合う飲み屋のママと老人客が入店し、刺身で酒を飲み始める。
出勤前の腹拵えのようだ。

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まだ腹に余裕があるので、再び燗酒を注文し、イカ、鯖、おひょうを追加。

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3,060円也。腹一杯だ。駅側から出る。
2014年04月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

花まる

2月23日。
積雪量に関係なく日差しが強くなり、車を運転中にヒーターを止める事も度々。
着実に春が近付いているんだなと実感する。

午前中、厚別のトライアルに行く。
トイザらス次女の誕生日プレゼントを選んでいる間、自分は同じフロアの百均で時間を潰す。

自宅で試験勉強中の長女に連絡すると「サーモンが食べられれば何処でもいい」と言う。
しかし次女は「はな丸」に行きたいとダダをこねる。

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すっかりタッチパネルに慣れてしまったのでペース配分に支障がないかと心配したが、それほど混んでおらずいい按配で作ってくれる。

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やはり値段相応でどれも美味い。
真ダチと鯖の縁側が特に良かった。

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お勧めメニューも何品か食べ、すっかり満足した。贅沢ゼイタク・・・。


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明日から静内~浦河で9泊の出張。
宿は2軒ともランドリー設備がない。
着替えは3日分しか持参しないので、自分で洗濯してローテを組むのだ。



2014年02月23日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

ふじ膳 (帯広地方卸売市場内)

2月14日。

前日は夕食をカレー1杯で済ませ、早々と寝たので朝から空腹を感じる。
寝る前に焼酎のお湯割を3杯飲んだたけなので、山岡家の朝ラーメンで豆板醤を処方するほどでもない。

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向かった先は、朝ラーも可能な帯広地方卸売市場内のふじ膳
食券を渡し、見晴らしの良い窓際の席に座る。

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芽室町方面を望む。街中にいても広大な空を実感出来るのも帯広の魅力。

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自分は8番目の客だったようだ。

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寿司の朝定食は、づけマグロの山かけ丼 。

一見すると白身魚の醤油漬け。鮮度にいささか心配なしと非ずか?と疑いつつ食べてみるとしっかり歯応えがある。訊くとびん長マグロだったので納得。

追加注文した握り3貫の左側はサメガレイだと教えてもらった。
カレイ特有のクセを感じさせないのがいい。

海老の出汁がしっかり出た味噌汁も美味かった。
頭の味噌を啜っていると不覚にも〔ピチュッ!〕という音が静かな店内に響き渡って焦る。

ホテルのバイキングも悪くはないが、1,000円払って人がごった返す中でトレイ片手にウロウロするのも疲れる。
早朝の市場ならではの活気と清々しさに包まれ、職人が按配した寿司で腹一杯。
どこぞの朝市では決して得られない充足感がある。
2014年02月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

はま寿司 札幌月寒店

開店直後で激混みだった前回から半年が経過し、客足も落ち着いた様子なので、タイヤ交換を終えたPOLOを運転して再訪してみる。
それでも駐車場は満杯で3組待ち。
平日の昼間とあって1人客が多く、3分ほどでテーブル席に案内された。

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それほど空腹ではないのでサイドメニューから入る。

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マグロの竜田揚げ(105円)。ポテトフライよりもお得感がある。

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鴨そば(262円)。
ダシが効いており、脂が表面を覆っている。
柚子片まで入っていて、そこらの蕎麦屋で食べるよりも美味い。
熱々のつゆを飲んだら汗が噴き出した。

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特製漬けマグロの塩ラーメン(294円)。
切り身の下側が加熱で白くなっている。
マグロがスープに何かを与えているわけではない。
普通に美味い塩ラーメンといったところ。
出来たらすぐに運ばなければならないので従業員も大変だ。

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カキフライの軍艦

この店は揚げ物もいいようである。
マヨネーズが多いのもこの店の特徴。〔○○マヨ〕が回っているのを見ると量が多くて手が出ない。

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ウニは1貫。不自然にキュウリで胡麻化すよりはずっといい。

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結局これだけで腹が一杯になってしまった。2人で1,413円也。

やはり、注文してから出てくるまでの速さは〔魚べい〕、サイドメニューの充実ぶりは〔はま寿司〕だ。

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こういう単純な意匠を見るといじりたくて仕方がない。


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2013年10月31日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

10月になった。
今日から金曜まで屋外の仕事で、早朝に目覚めたら雨が降っている。
無風だったから少しはマシだったものの、先週の天気予報を鵜呑みにして防寒着の類を用意しなかったので寒さを防ぎようがなく、軽く風邪を引いてしまった。朝風呂も良くなかったようだ。

初期の風邪なら〔熱いの〕で体を温めれば何とかなる。

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今回も昭和テイスト溢れる帯広八丁堀の〔よし栄寿し〕。

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手始めは燗酒にツマミの刺身という、いつものスタイル。

店主と2人きりで四方山話を楽しんでいると、斜向かいのスナックのママが来て、お客用に〔チラシ〕の注文。
長い付き合いなので1,000円で出していると聞いたが、シャリも具も多く、盛り付けに気を使うので採算割れらしく、その店にしか出さないそうだ。

燗酒の2本目が残り少なくなったので、いつものように品書き中最高価の上寿し(900円)を頼み、お茶にしてもらう 。

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30分も居ただろうか。満足まんぞく・・・。
次回の帯広出張までお元気でおられる事を願う。


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2013年10月01日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

7月22日。
暑くなりそうだ。

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朝と昼は山岡家志乃

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今回の宿は『D』。
直接電話したほうがネットよりも安く予約出来る事もあるものだ。
素泊まりで1泊5,000円。
駐車場が無料なので今時期の『P』よりもずっと安い。
その駐車場のスタッフが、1年振りだというのに名前を覚えていてくれたのには感心した。
車のナンバーで思い出すらしい。内山田洋によく似たオジサンだ。

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日曜が定休日というのを今まで知らなかった よし栄寿し に向かう。前回
小さくて見づらいが、前日のオバチャンが見事に変身している。

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開店直後なので前客はなし。

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いつものように刺身を切ってもらい、燗酒を注文。

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銚子が2本空いたら、品書きで一番高い900円の上寿し。

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相変わらず客は自分独り。店主と話が弾む。
数箇所ある長屋の飲み屋街で、多分この店が一番古いのではないかという話。
スナックなどは店子が何度も入れ替わっているという意味で。

3年前に閉店した寶來の店主が、営業を終えてからよく顔を見せていたそう。

この店で終わらせたいので燗酒と寿しを追加する。

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ホタテ(100円)、ホッキ(160円)、たこ(60円)、他にサバ(60円)。

3,240円也。
この店で5,000円以上飲み食いした客は今までいないそうだ。
燗酒が効いた。腹も心もすっかり満たされて店を出る。


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2013年07月24日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

寿し政

4月9日。

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帯広出張3日目。起きたら快晴という好日。

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こんな日には山岡家の朝ラーメン(脂多め)が似合う。


さて本題。

久し振りに吟寿司行ってみようと出たものの、定休日らしくシャッターが降りていた。
宿のコインランドリーで洗濯の最中だったので、先ずは取り込んでから行き先を考えようと裏口に回る途中、場末感が漂う寿司屋の行灯が目に入る。

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平和園の並び、右手の奥には〔パコ2〕や〔ホテルムサシ〕がある角地だ。

予想していた以上に広くて古いしつらえの店で、奥の座敷には教員らしき団体客が10名ほど。
カウンタ席で女性客が独りで寿司を摘んでいる。
どうやら店主ひとりで切り盛りしているようだ。


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いつものように刺身と燗酒を注文する。
マグロを一切れ食べた後に大振りのホタテが出た。
右はオヒョウの昆布締め。どれも美味かった。

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客に書かせたものなのか、字体がまちまちな品書き。
女性客が帰ったので「女体盛りって何ですか」と訊くと、「遊びです」

口数は少ないが面白い店主だ。
団体客は相変わらず報告会みたいな事を続けている。宴が始まると店主も忙しくなるので、銚子か2本空く前に〔中生寿し〕を頼む。

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マグロ、オヒョウに始まり最後はトビッコで計10貫。

出張先の夜は腹が減るので3~4貫ほど追加しようとネタケースを眺めていたら、「お茶代わりにどうぞ」と粗汁が出て来た。

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目玉付きの頭が入ってい、寿司のほうがおろそかになる。
居心地の良さも手伝い、この一杯で胃の腑が落ち着いてしまった。
ここはまた来よう。6時半過ぎなら開いているそうだ。

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かつての四条ホルモンを思わせる急階段。
深夜までやっている店なので転げ落ちた酔客も多いのだろう。

コンビニで野菜ジュースを買い、洗濯物を取り込んで部屋に戻る。
2013年04月09日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

よし栄寿し

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定宿の11階より帯広駅方面。
道内に限って言えば、これほど市内中心部にホテルが密集しているのは帯広が一番ではないだろうか?
全国チェーンが続々と参入し、かつては4,980円がリーズナブルだと感じられた温泉付き〔P〕も、早期に予約すれば1泊3,600円という価格を出さざるを得ない状況。

大浴場にゆっくり浸かって少し仮眠してから、まだ明るいうちに外出する。

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モッキリ屋が無くなっていた・・・。
ここで親父の薀蓄話を聞きながら冷酒の2杯も飲み、インデアンカレーで夕食を済ませる予定だったのだが・・・。
後で〔本店〕に電話すると家族の方が出て、少し体調を崩していた事もあり昨年の9月、70歳を機に引退したそうだ。
現在は元気でいらっしゃるとの事でホッとした。
東6条南8丁目の〔リカーショップにたいら〕というお店。
せいぜい年に1~2度だったから覚えていないだろうが、イカしたジイサンの元気な顔を見たいものだ。

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明るいと〔八丁堀〕の場末感というか、猥雑さがイマイチ。

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現時点で、帯広で独りで酒を飲みに来る店は赤ちょうちん とここだけだ。

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刺身を切ってもらい、酒を2本飲んで〔上寿し〕というお決まりのコース。

すぐ後に常連のオッサンが入ってきて、お好みで注文する。
酒を飲まなかったので1,100円だかで満腹して帰っていった。

自分は空きっ腹に燗酒で少し酔いが回ったので、ここでしっかり食べておこうと思い、品書きを見る。

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3貫も摘めば充分なので、たこ、おひょう、さばを追加する。

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ひと仕事が必要な〔さば〕も1貫30円ってかい・・・・。

会計は2,610円也。
因みに前回は追加なしで2,500円。
今回はツマミの刺身を少なくして貰ったのが反映されている。
それにしてもこの几帳面な〔明朗会計〕には参った・・・。

「もう70だからそろそろ店を閉めようか」などと仄めかしていた店主が「あと2~3年続けようかと思っています」と。
常連に叱咤激励されただろう事は想像に難くない。

2013年04月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | 寿司

はま寿司 札幌月寒店

昼過ぎに山妻からメール。
母親が所要で夕方からいないので近所にオープンした〔はま寿司〕に行かないか? という内容。
仕事から戻り、塾通いから解放されてスケートから帰宅途中の娘を拾って店に向かう。

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場所ですね、去年までヒマワリが咲いていた八紘学園の敷地内、向ヶ丘通りと北野通りの交差点角・・・と言っても解らないと思いますのでいつものように食べログの地図で確認して下さい

ツキサップじんぎすかんクラブ近くの通称〔ドーナツ池〕の辺りに来ると、昔は共進会場以外の建造物が見当たらなかったものだが、北野通りが白石藻岩通まで延びてからはマンションや商業施設が建ち始め、以前のような牧歌的な風情が薄れてしまった。

駐車場はほぼ満杯で待合スペースも満員、機械から番号カードを受け取って待つ。

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右の赤い番号は呼び出したのに着席していない客。
待ち切れずに近くの〔とっぴ~〕に行った可能性が高い。

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タッチパネルは固定式で、一回の注文個数が制限される。
何皿までなのか、客の混み具合で変わるのかは判らない。

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注文した品は黒い丼のような皿に載せられ、1メートルほど手前まで近付いた頃にタッチパネルのスピーカから「間もなく到着します・・・」といったガイダンスが流れる。
お客の耳が遠かったり、他の客が間違って取ってしまった場合にはどう対処するのだろう?

価格的には〔魚べい〕クラスなのだが、魚べいよりも美味いと思ったのが茶碗蒸しとガリとタコ。
注文した品が次々と運ばれて片っ端から平らげていくあのスピード感には程遠く、混雑している所為かレーンを流れる皿も少なく、中途半端に待たされている間に食う意欲をなくしてしまった。

次回来る時は客足が落ち着いてからにしよう。
2013年03月26日 | Comments(3) | Trackback(0) | 寿司
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