函館出張の初日は17時半頃に丸南へ行くのが決まりなのだが、この日は20時30分から普段とは違うメニューを出すという。

店には5代目店主とお手伝いの若い女性スタッフが2人。
10分ほど早かったが「よるみなみ」の酒肴セットを注文した。

価格が通常よりも安めながらこの内容。
鴨肉、カニ味噌、山芋とナメコと和え物、味付け半熟卵。

一杯で終わるはずもなく、卵焼きを追加してお代わり2杯。

3杯目があと一口というタイミングで〆のせいろが出て来た。

外は5代目店主曰く「東南アジアのようなスコール」。
にもかかわらず店は急に混み出してくる。
5月末に来た時と同じような状況で、あの時は女将が布巾を持ってサドルを拭きに飛び出して来たのだった。
現在は時々店を手伝いに顔を出す程度だという。
どうやら、予感が的中したようだ。