予約したケーキを受け取りに「きのとや」へ向かうと、9時半だというのに駐車場が満杯だった。

余市ポスフールで買い物を買い物をし、「味の時計台」で昼食。
鶏がら昔なつかしラーメン(塩味)というのを食べたが、鶏がらの風味は全く感じられなかった。


義兄の家族と私達と両親の計10名で分ける。
姪を抱っこすると次女が嫉妬するので一緒に抱え上げる。
来年も持ち上げられるかどうか自信が無い。
5月6日。
10時前に実家を出発し、気になっていたログハウスへ。

恐れていた事が現実のものとなってしまった。
重機が入れない場所なので、こうなってしまってはもう手の施しようが無い。

壁の丸太が外れて外側に転がり出ている。

7年前の画像。
傾きを修復したこの時に基礎部分を強化しておくべきだった。

2年前。

狸だろうか?長靴を食い散らかされた。

傾き具合は一目瞭然。
携帯に長女から着信。「生きてる?丸太の下敷きになってないよね?」

工具や調度品はまだ使えるものが沢山ある。でも家では不要なものばかり。

レコード観賞で数回使っただけのYAMAHA NS-10M Pro
これは持ち帰る。

スチールのチェンソー。馬力があって重宝した。置いていく。

LPレコード約100枚。置いていく。

40年前まで実家で使っていた時計。次回来た時に残っていれば持ち帰る。

薪ストーブ。置いていく。
他にエレクトロラックスの強力掃除機、揺り椅子、オーディオ機器など色々。

さて、これは・・・。
シルログ(基礎の上に渡す1番下の長い丸太)を置く時に、独立基礎の丸太部分が当たる場所を平面にカットする際の寸法出し図面か?。
最終的には12坪になったのだが、この図面は9坪の段階。
そういえば精密な図面というのを書かなかった。
慣れるまで時間は掛かるが、思考と体の動きが一致するようになれば作業が捗るようになる。ログハウス造りの醍醐味を味わえるのはその頃から。

この梁は山妻が皮剥き作業を担当。
土砂降りの雨の中、一所懸命やってくれたものだ。17~8年も経つだろうか。

次に来るのは何時になるか知れないので、楽器を吹く。

埃で顔が痒くなり、喉が渇いたので近くの「きのこ王国」へ車を走らせ、休憩する。
対向車は函館ナンバーが多かった。中山峠通行止めの影響だろう。

周囲はカタクリとエゾエンゴサクが満開だ。
一旦実家に戻り、昼食を終えて帰る途中、先輩ビルダーのZ氏宅に寄る。
ログハウス作りを温かく見守ってくださった師匠のS氏が昨年亡くなったと聞いて唖然とする。
義理を欠いてしまった・・・。
79歳。まだ大丈夫だと思っていたが・・・。