スピーカーを自作するようになったのが2014年の事で、BOSEのポータブルプレイヤーの共鳴管システムを模した物だった。
恥ずかしいのでリンクしないが、このカテゴリーで最初の記事がそう。
以後、自作やら中華アンプやらにのめり込んで約4年。
SPの箱を幾つ作ったのか覚えていない。
中華デシアンを基本としたマルチウェイ構築は楽しかったが、4畳程度という部屋の狭さではロクな事が出来ないという思いも日増しに強くなっていったのも事実。
AW-1を聴くようになってから、それまで揃えた数多のスピーカーユニットやオーディオ機器類を次々と処分し、残ったのはCDプレイヤー代りのミニコンポ本体とALTEC 2.5のフルレンジのみ。

部屋のスペースから見ても1台で充分なのだが、やはり左右の広がりが欲しい(予備用という意味も含めて)。
ジャンク品を仕入れて同じレストア業者に直してもらい、届いたのが8月の事だった。

狭い部屋には不釣り合いなモニタースピーカー。
音量を絞っても不足感なく聴こえるのがいい。
これさえあればこの先管球アンプに手を出す事もないだろう。
「BOSEに始まりBOSEで完結」とは意外な結末だ。
ちなみに現在のBOSE製品を含め、オーディオ機器には全く興味がない。
性能面において安物もハイエンド品も価格差ほどの違いが感じられなくなった事もあるが、音楽を聴くのが目的なのに解像度や帯域バランスを気にする余り意地悪な聴き方に虚しさを覚えるようになったのも大きい。
とまれ、オーディオ趣味はこれで完結した感があり、内心ホッとしている。
ベニヤ板のカットをお願いしていたホームセンターの担当者は今でも気付いて挨拶してくれる。
次は折り畳み式の作業台だな。
※ 2020.11月後記
確かに左右の広がりは得られるものの、狭い部屋では聴き疲れするので1台あれば充分。
コチラの続編。
聴いているうちに、過剰な低域が耳障りになってきた。
アンプラグドの小編成を聴くと明らかにベースの音量が過剰となり、奏者の音楽性や阿吽の呼吸といった要素が台無しになってしまう。

BASS調整を最小にしても共鳴現象が収まらない。長い共鳴管を通った低音は下の右側から出るようになっているので、カバーを外して吸音材を仕込んだところ、全体の響きが死んでしまう。
出口をガムテープで塞ぐと逃げ場を失った低音がボディの中で悶々と暴れるようで、聴いていて辛くなる。
左側はウーファーの振動に必要な空気を取り込む穴のよう、ガムテープで完全に塞いだら痩せた音になってしまった。
七輪の空気孔のように手動で微調整出来ればいいのだが、素人工作では難しいだろう。
別系統のサブウーファーとは違ってウーファー自体もかなり上までの帯域を受け持っているため、最小の音量にした状態でもバランス良く響くレベルに設定してあるのを理解した。
検索すると、BASS部分のコンデンサを本来と異なる抵抗値の物に変更された方がいらっしゃる。
それで満足の行く結果となればいいのだが、全体の音に影響を及ぼすのは間違いない。
アナログ回路による絶妙なバランスが命ともいえるAW-1なので、そうした部分の改変は避けたい(自分には出来ないけれども)。
しかし、このままだと聴く音楽のジャンルが限定されてしまうため、残る解決策は可変抵抗器の後付けぐらいか?
ウーファーにアッテネーターを付ける行為は禁じ手とされており、決してお勧め出来るものではない事を予めお伝えしておく。
出来れば傷を付けずに使いたいのだが、(音質面の)原状復帰が可能であればやってみる価値はあるだろう、という考えだ。
手元にFOSTEXのR80Bがあったのでそれを使ってみる。

一番下の基盤を外すとウーファー格納スペースが見え、赤黒のスピーカー線を切ってその間にアッテネーターを介入させる。
配線を外に出した状態で接続し、作動及び無抵抗時の音質変化がないのを確めてから加工開始。

放熱板の上の低音ダクトに仕切りがあり、そこを取り去ると放熱板に接触する事なくギリギリ収まった。
結果、バランス良く聴こえる減衰レベルは2割減までが限界で、それ以上絞ると音痩せが認められた。
出過ぎが気になる音源は10段階で8.5程度にすればほぼ解消される。
オーケストラやピアノソロは使わなくてもいいので「ゼロ」のままで良く、新たに微調整機能が加わったメリットは大きい。

先日、フォステクスのFE83をペアで入手した。

1976~91年にかけて製造された初期モデルで箱と取説付き。
取説の下部に88年現在とあったので後期のロットとなる。
布エッジのダンプ剤が完全に抜けてスカスカになっているので再塗布が必要。
コーン紙はパリンとしていて凹みもなく状態は非常に良いのに、出品者はこの事が理由で送料込み2,000円というジャンク価格にしたのだろう。
「アラビックヤマト」を水で溶いて刷毛塗りしたところ、これが大失敗。
乾燥しても柔軟性があるのを経験的に知っていたので大丈夫だろうという過信による。自分の悪い癖で、事前にきちんと調べておくべきだった。

スチームクリーナーの水蒸気を当てて溶かそうとしたものの、これがダメ。
おまけにコーン紙との接着面が剥がれる始末。

夏場に外壁タイルの接着に使った黒いシリコンシーリング剤があったのを思い出して再挑戦となった。

ガスケットを外し、これからエッジを外すところ。

ベンジンに浸しても糊成分が一向に溶ける気配がない。
山妻の不在時を狙い、台所で煮るときれいに落ちた。
そのまま乾燥させるとクルリンコになるので本の間に挟んで一晩乾燥させる。
大晦日にホームセンターで合板をカットしてもらい、8㎝用のバックロード箱を作り、夕方からエッジの張り合わせ。
シリコンはシンナーで半分程度に薄めて刷毛塗り。調べると同じ事をやっている人が散見されたので多分大丈夫だろう。

塗り終えて箱に入れたところ。
半乾きでまだ光沢がある状態なのに待ちきれずに鳴らす。
元々低域が出ないユニットなのは知っていたものの、予想以上に頑張ってくれる。
箱も新品のせいか、音が濁っていて高域がキンキンというお約束の響き。
でも解像度に優れ、張りのある鳴りっぷりは非常に魅力的だ。
一晩経ち、エッジもほぼ乾燥したようだ。
前日の暴れ感が明らかに落ち着いてかなり良い感じ。
フォステクスのエージングには時間がかかると聞いているが、この先どう変化していくのかが楽しみだ。
1昨年、帯広のとん平に行った時に、店内でやけに張りのあるBGMが鳴っているのが気になって確認したらBOSEのポータブルオーディオだった。

色からしてCDを搭載したAW-1Dと思われる。
この時点では見た事のないモデルで、通販でよく見る例の平べったいやつ以外にもあったんだ・・・という印象。
1985年から訪問販売で売られていた商品なので知らなくて当然か。
同じく実演会場でその場で契約させる販売手法のソニーCD電蓄の登場は3~4年後となる。
本体価格が20万で電池ケース付きのソフトケースと併せて27万だったそうだ。
何気にオークションを見ていると目に留まり、検索すると色々な事が判ってきた。

オークションをマメにチェックしていれば送料込1万円以内で入手可能。
ただし、この時期の製品は使っていなくても音質が劣化するそうなので、ちゃんとした状態で聴くには電子部品の交換が必須となる。
この個体もそうで、共鳴管でウーファーの鳴りは凄いが、中高域が死んでいて聴くに堪えない。
部品代は安くても自分のスキルで直せないのは目に見えている。
結局、レストア業者にお任せした。
デジタルアンプ並みの分解能にアナログの柔らかさが加わる極上の響きで、「歴史的名機」と評されるだけの事はある。
この響きと同等のオーディオ装置を組むとすれば相当な出費が必要となるだろう。
1980年代にこのサイズでこれだけの音を作り上げた当時の技術陣の努力は相当なものだったに違いない。
その事を実感出来ただけでも大きな収穫で、今回お世話になったレストア業者さんには深く感謝したい。
ワンポイントなので左右の広がりに欠けるのは致し方ない。
もう1台入手して片方ずつ鳴らすという手もあるが如何なものだろう?
検索しても、そうした聴き方をしている人を見つけられずにいる。
(続く)
Peerlessのフルレンジ、PLS-P830985の話。
先日ツイーターを追加して高域の不足感が解消されたため他のユニットと聴き比べする事も無くなり、ほぼ常用化している。
これにFOSTEXのP1000Kを入れたJSPがサブウーファー用途を中華アンプ3台で別々に駆動しているため、何時の間にかマルチウェイ方式となった。
そのうちふと〔別の意図〕が思い浮かび、2時間ほど費やして実験。

使わないでいたミニコンポの箱を流用するとアラ不思議、曲によってはサブウーファーが必要ないほど低域が出るようになったではないか。
このサイズのユニットとしてはちょっと信じ難い。
1個980円から1,560円に値上がりしたけれども、ストックとしてもう一組買っておきたい衝動に駆られる。

元々付いていたミニコンポのウーファー(10㎝)。
3.6Ωというのも目を引く。
音量を絞っても音が痩せず、日本の住宅事情に合わせた手頃なサイズで大抵は低域ブースト付きで、サブウーファー端子付きの物も珍しくない。
シンバルの質感とかを気にしなければ、ミニコンポは最強と言える。

見てくれが悪いのでサランネットで隠しておく。
音が籠もるといった事も無く、とてもいい感じだ。
今まで色々作ってきたが、4.2畳で聴く分には低音がそこそこ出れば8センチ以下のフルレンジで充分のようだ。
Peerlessのフルレンジ、PLS-P830985の話。
2.5インチ(64㎜)とは思えぬ雄大な響きが気に入って現在メイン使用中。
惜しむらくは高域の伸びがイマイチな事。
中低域が充実しているぶん不足がちに聴こえるのだろうが、聴力の衰えも一因かと思う。
高域のキレはALTEC LANSING 3インチ(75mm)に軍配が上がり、ジャズに限ってはそちらを聴いている。

先般、NFJで同じPeerless社のシルクドームツイーターが売られているのを知り、早速1セット購入。
2ウェイで聴くにはツイーター側にコンデンサを通して低域部分をカットしないと帯域が被ってガヤガヤ煩いのは知っている。では何Hz以下をカットすればいいのか?
使っていないミニコンポのスピーカーを外してツイーターのコンデンサを見ると3.3μF。市販の小型2ウェイはこれが一般的のようだ。
フルレンジは2ウェイのウーファーよりも高域が伸びるので、3.3μF(12kHz以下をカット)を下限としてそれより上の帯域をカットするコンデンサから良いのを選べばいい。

狸小路の梅澤無線とAmazonで買い求めたフィルムコンデンサとクロスオーバー周波数(4Ω)の一覧。
① 3.3μF・・・12,045Hz
② 2.7μF・・・不明(14,000Hz前後と推察)
③ 2.2μF・・・18,068Hz
④ 1.0μF・・・39,750Hz

100均で買った本立てに穴を開けてスタンド代わりにする。
比較試聴の結果、2.2μFが音量的に最もバランスが良かった。
ミニコンポから中華アンプに通すというシステムではハイレゾの領域を望むべくもないだろうが、追加した効果は充分。
元々高域がキツいトスカニーニなんかは向きを変えれば済む。

ALTEC LANSING 2.5"(64mm)はコンデンサを通せばツイーター代わりになる。
TangBandのW3-881SJF用に作ってみたが、元々バランスの良いユニットなので無いよりはマシ、といった按配だ。

続いては当ブログでお馴染み? ソニーのCD電蓄(D-3000)。
ふくよかで落ち着いた響きが恋しくなって部屋と物置を何度も往復している。
このユニットは高域の伸びが充分なのを実証済みなので、アンプの経年による性能劣化か、高級感を損なわぬよう元々高域を出ない仕様にしているのだろう。
高域を出せないアンプにツイーターを取付けても無意味かと思われるだろうが、Peerlessと一緒にポチってしまったのだから後には引けない。
少しでも改善されれば儲けもの、という事で

NFJショップで1インチ(22.8mm)ツイーターユニットが1個240円。
安価でしかも平べったいのでサランネットでいい具合に隠せそうだ。

フルレンジの端子からコードを配線し、開けた穴から表に出してツイーターに接続(穴は木工ボンドで塞ぐ)。
スペースが取れないので3.3μFの電解コンデンサーを付けてみた。
結果、変化なし。
試しにPeerlessのツイーター(3.3μFのフィルムコンデンサに交換)で聴いても変化は見られない。
9,000Hz以上出ていないのではないか?というユーザー評価もあったので疑ってみたものの、それ以前にアンプ自体の高域が出ていないのは間違いない。
高級な響きを損なわぬよう高域をカットしていると思われる。
そうであれば、回路図からフィルターを探して外すという手もあるが、解体が面倒な造りなのでそこまでする気は無い。
仕事が忙しくて工作から遠ざかっていたが、先日NFJで良さそうな小口径のユニットを見つけたので3種類購入した。

ALTEC LANSING 3インチ(75mm)
1個980円。
一見磁石が小さくて心細いが、同社の2.5インチが良かったので期待していた。

P800-E準拠サイズの自作箱に入れたところ、最初から良く鳴るのでビックリ。
中高域の繊細さは2.5インチ以上。
このサイズとしては低域も普通に出ているが、聴いた感じではハイ上りの印象も。
以前作った8㎝用のTQWTに入れて見たところ、確かに低域は充分出るようになったが、中高域の魅力が相殺されてしまった感がある。
欲張って大きな箱に入れずに本来の魅力を生かした方がいいと思う。

続いては1個190円の激安ユニット(75㎜)。
安価なモニタースピーカーだろうが、F77G98-6のようなモッサリ感がなく普通に聴いていられる。

センターコーンを付けて様子見。

最後はPeerless PLS-P830985(64㎜)。
デンマークの高級オーデッオメーカーで使用しているユニットだそうで、現在は1個1,560円。キャンペーン価格の980円で1セット購入した。

こちらもTQWTに入れたところ、低音出過ぎ・・・。

籠った音しか出ず、吸音材の量を調整しても変わらないのでP800-E準拠サイズをまとめて作る。

木工ボンドはあまり使わずに床板用の釘を打ちつけているのだが、これがあると組んだ時のズレが最小限に抑えられる。

という事で、小口径はこのサイズに落ち着いた。
Peerlessは高域の伸びがいまいちでレビューに書かれているほどのものではない。ただしALTECと比較するとシンバルなどの質感が違う。
現状では高域が欲しければALTECを少し上げる要領で同時に鳴らしている。
エージングが進めばこれ1台で足りるようになるかも知れないが、ここはしばらく様子見という事で。
この落ち着いた響きはさすが、という感じだ。
「断捨離」と「モッタイナイ」の案分が難しい。
ユニットは1組だけ残し、以前使っていたコンポやグライコ等々をハードオフに引き取ってもらう。一山400円だった。


使っていない箱も処分。ご近所に薪ストーブの家があるのでこちらでカットして運んだ。
ホームセンターでカットした時の余りも加えると大きな段ボール4箱分!
何らかの形で役立ててもらえるので悔いはない。
サブウーファーの導入によって小口径から低音を稼ぎ出す必要を感じなくなり、箱を作る意欲がかなり減退した。
フルレンジ1発で完結させるとなれば多分12㎝のJSPになると思うし、後は8~10㎝の範囲で入れ替えて聴き比べをするという楽しみが残っている。
そうなるとエンクロージャーの板を厚くするといった事が必要になるが、手持ちのユニットで聴覚上の不満はさほど感じないのでお金を掛けるのは先の話になるだろう。
という事で、残ったユニット2組を生かす取り組み。
当ブログではお馴染みのダイトーボイスF120C85-1、秋月のF77G98-6。
朝から部屋に籠もり、昼食も摂らずに2組作成。

F77G98-6はFostexのP-800E、F120C85-1はコイズミ無線のSV-101/105φの寸法にそれぞれ準拠。
さて、昨年試したF77G98-6の高域改善だが、どうした事か効果が著しい。
箱を替えたからなのか両面テープが落ち着いて硬化した所為なのかは判らないが、「フィンランディア」の冒頭部分に至っては低音弦の弓が擦れる音までしっかり聴きとれるようになっている。30年来聴き続けているCDなのに今まで気付かなかった。
いっぽう、F120C85-1の後部開放型は邪魔になって防寒着の収納箱と化した。
12㎝用としては小さいような気がするが、スビート感があってよろしい。
見た目は貧相だが黒抄紙コーンは解像度が高い。カタログスペックを超えた魅力がこのユニットにはある。
要するに、意地の悪い聴き方をしなければいいのだ。
ダラダラと試行錯誤が続くサブウーファーの話。
LP-168HA(現在はLP-168S)は重宝しているものの、帯域調整が効かないのと音量調整が上手く行かないのが難点。
共立のWP-903LPFを通したり、パッシブウーファーのコイルを外して通してみたり、果てにはグラフィックイコライザを使ったり・・・。
電源やスペースを無駄に増やす結果となり、満足しているとは言い難い。
何かいいものはないかとAmazonを漁っていたら、カーステ用のローパスフィルタが4月2日現在で送料込み1,060円。
スープカレー1杯分の価格なのでポチり、某大陸から10日で到着した。

電源は不要。ピンプラグで音源とアンプの間に通すだけ。
固定用のネジ穴が上側なのはカーステ仕様ならでは。

帯域は40~150Hzとなっているが、測定機器が無いので本当かどうか判らない。
でもしっかり効いている。手持ちスピーカーの種類に応じて調整可能だ。
ゲインも正常。LP-168HA側の音量を予め上げておいて、こちらで調整すれば使い勝手が増す。

両面テープで接着して使う。
注意しなければならないのは、LP-168HAがサブウーファー専用アンプとなってしまう事で、通常出力側にウーファーを接続してもほとんど音が出ない。
サブウーファー出力付きのアンプと専用のスピーカーといった「資産」の保有が前提となるものの、LP-168HA自体は3,000円程度なので、この機器とハードオフの安い大口径ユニットを組み合わせれば総額5,000円程度で手軽にパッシプ式サブウーファーシステムが完成する。
音質に拘るならそれなりの投資が必要となるが、プアオーディオ派の私にしてみれば満足出来るレベル。
小口径のフルレンジから無理して低音を引き出そうとしても限界がある。
低域はサブウーファーに任せておいて、フルレンジの箱は無難にバスレフ又は密閉型と割り切って色々な種類を楽しむのが方向性としては幸せだろうと思う。
久しぶりにハードオフのジャンクコーナーを見て回る。
狙いは大型のスピーカー箱で、メジャーで寸法を測りスマホ電卓で内容積を割り出す。
高積みの商品を測るのに脚立を借り、隣のスピーカーに手を伸ばした時にヨロケて落っこちそうになった。

今回購入したのは30年前の3ウェイタイプで、PrivateというPIONEERのセパレート型ミニコンポシリーズのもの。

裏に〔S-Z91V〕と書かれたシールが貼られ、1985~86年頃の物らしい。
これが1組で540円!
スピーカ線を接続してチェックしたところ、スコーカもツィーターも音が出た。
購入の動機は、
①ウーファーのエッジが布製で硬化しておらず、しかも23㎝の大口径なのでサブウーファー用途に向いている。
②昨年友人より譲り受けたFOSTEX FE207の活用法を考えていたところ、1992年頃に発売されたE202というエンクロージャーがあったのを知った。同じ22リットルなので転用可能。
③奥行きが浅めなので車載用工具箱などに再利用しやすい。
試聴したところ、ウーファーの口径が大きい分低域の余裕感が魅力。
ただし、イイ感じで鳴らすには音量を上げなければならず、4.2畳の狭い部屋には向かない。

という事で当面はスピーカーの置台兼用のサブウーファーとして活躍してもらおう。
口径が大きい分自然な響きになってくれるのがいい。
ところで、Privateといえば中森明菜が出演していたCMを忘れていけない。
1985~86年頃のCM。
定価が214,800円。
1988年の上級機種 Private A5。
明菜がボティコンで踊る。今見るとバブル世代には堪らない映像だ。
再生音が生々しく臨場感も加わる共鳴音は嫌いではない。
でも側板が長かったせいか癖が極端なので、座布団用のウレタンスポンジを詰めてみた。

後方開放型は吸音材の入れ方次第で音の変化が顕著なのが面白い。
色々やってみたところ、アーチ状に覆うこの方法がいいようだ。
密閉状態でも、適度に放出されているから共鳴管の利点は生きている。

高域が足りないような気がしたのでミニコンポのネットワークとツイーターを付けてみた。
ところが、たいした変化は見られず、音に張りが無くなったようなので外す。
コイルが悪さをしたのだろうか?

穴を開けてしまったので、ツイーターを別系統にして音量調整出来るようにした。

聴き出したら止まらない。ストレスなく朗々と鳴るのが素晴らしい。
出ないとされる低音だが、低~中域がしっかり鳴るので不足感がない。
苦心して使えるようにしたサブウーファーは基本的に不要で、高域を補う目的で残してあったALTEC 2.5もお役御免。
バンドで演奏する曲のデモ録音など、解像度が求められる時にTangBandを使う以外、当面はメイン使用となりそうである。
ステレオ初期のワルター/モーツァルト40番や、ジャズ喫茶で流れる生々しい響きなど、忘れていた感動が蘇るようだ。

久しぶりに「黄金のトランペット」を引っ張り出す。
JSP方式 P1000Kサブウーファー化の続き。

グラフィックイコライザ→Lepai LP-2020A+→パッシブウーファーのローパスの順に通し、色々いじっているうちに当面使えそうな目途が立った。
グライコがあるのでユニットの特性に合わせて低域の量感・質感も自由に調整出来るようになったのがミソ。
スピーカを購入する際、特に小口径の場合は最低共振周波数(fo)を重要視していたが、カタログデータ上で低ければいいというものではなく、低音に関しては、凡そ100~300Hz辺りの帯域が重要だというのをやっと理解出来た。
ハードオフで540円のグライコに感謝。
少し賢くなると、それまで予定から外していた平面バッフルや後面開放型の自作も視野に入ってくる。
※平面バッフルはコチラ、後面開放型はコチラ

ダイトーボイスの12㎝フルレンジ、F120C85-1
低音不足を解消しようとJSPに入れてみたのだが、どうやら似合わないという結論に達し、物置の肥やしになっていたユニット。
元々出ない低音を出そうと細工するよりも、スッパリ諦めてサブウーファーで足してやればいい。
広い空間を必要とする平面バッフルはどう見ても自分の部屋には不向き。
平面バッフルの四方両端を折り畳んだ後面開放型なら出来そうだ。
10年以上前に通販で2回買ったワイン5本入りの木箱、あれなんかピッタリだろうと思い付き、物置を探したのに見つからない。
母親が不要の食器なんぞを入れたまま車庫の奥にしまい込んだ可能性が高い。
ネットに出ていた計算式によれば、F120C85-1の最低共振周波数(fo)160Hzを生かすには相当大きな箱を作らなければならず、狭い部屋では非現実的。
16㎝フルレンジで700×900の作例があったので、それを参考にして間口300、高さ500とした。
物置の棚と棚の間隔が46㎝。よって側板(奥行き)は22.5㎝に確定。
ダメ元で作ってみて、本当に駄目だったら穴を塞いで収納箱にすればいい。
平面バッフルも後面開放型も、板が薄いと共振して音が濁るらしい。
プアオーディオ派は高価で硬い板材を買えないので、スピーカの振動を板に伝えない工夫をする必要がある。

片面接着の硬いスポンジが税込み100円。これが良さそうだ。

5ミリ巾程度にカットして板に貼っていく。
M4ボルトを使用。スピーカのネジ穴をドリルで広げて振幅がネジ山に引っ掛からないように目論む。
隙間がない程度に密着すればいいのでナットは手締めで充分。

完成したので早速聴いてみる。
あっけらかんと鳴って実に心地良い。
確かに低音は出ていないが、ずっと聴いていても物足りなさを感じさせない。

ただし共鳴によって音にかなり癖が出るので対策が必要。
(続く)
JSP2セット分の余りでバスレフの箱を作ってみた。
バックロードホーン→TQWT→JSPという履歴で今更何を?という感じだが、色々やっているうちに何が何だか訳が解らなくなってくる。
F77G98-6の他にも小口径の在庫が2種類あり、処分するなら一度聴いてからにしよう・・・というのが表向きの理由。
ホームセンターでカットして貰えば隙間の無い箱が出来上がる。
4.2畳の狭い部屋なのでスピーカー径は8~12㎝あれば充分。

という事で、径の異なるユニットを色々と試せる造りにした。
サイズはFOSTEXのFE87用に準拠した4ℓで、F0値は90Hzに設定。

バッフル受け部分を直径90㎜空けたのだが、F77G98-6の角が干渉。
これでは密閉出来ないのでジグソーで四角くカットし直す。

出来上がり。
箱鳴りの兆候が見られたので吸音材を詰めた。
F77G98-6のモッサリした音は相変わらずだが、まぁこんなものだろう。
容積が広い分、中低域の量感はタップリなのでユニットを選べばもっと小さな口径でもいい結果を出せそうな気がする。
例えばNFJのこれとか、FOSTERのこれとか。

一旦は諦めたP1000Kのサブウーファー化だったが、物置にイコライザがあったのを思い出した。
中高域をカットして低域だけ残せばローパスと同じような効果が得られるだろうと目論んだが、そう上手くは行かない。
色々調整し、ローパスアンプの音量をイコライザ側で微調整可能になったのが唯一の収穫。

LP-168HAのトーンつまみとイコライザの調整で何とか聴けるようにはなった。
お金を掛けずに、JSP特有のスッキリした低域だけを残せる術はないものか。
さて、次はFOSTEX P1000K



内容積は230×230×356で19ℓ弱。
同サイズのFOSTEX-FE103Enを見越して作ってみたものの、1個5,000円を軽く超える。プアオーディオ派には遠い夢か・・・。
P1000Kは元々低音が出やすく使い勝手もいい。
JSP特有の濁りの無い響きは格別だ。
ここで、サブウーファー用途を思いつく。


以前ジャンク購入のサブウーファー(ONKYO SL-07)のローパス部分を箱に入れ、通したところ、ボンヤリした音しか出てこない。
そこで、共立のWP-903LPFを通してみたところ、確かに低音は出るもののドロンとした響き。一度JSPを知ってしまうと使い物にならない。

TQWTの箱は物置へ。
定演も終わり、しばらく土日の仕事もないのでスピーカー自作の虫が騒ぎ出す。

スピーカーターミナル10個セットをAmazonで購入。679円。

板取図。
JSP方式2組だと相当余りが出るのでバスレフ1組分を追加した。
それでも1枚の半分近くが余る。
先ずはTang Bandの8㎝ユニットW3-881SJF。
内容積は210×210×276で約12ℓを確保。

バッフルと同サイズをジグソーで抜いて鬼目ナットで2箇所留め。
こうすれば機密性も充分。
最低共振周波数(fo)をどの辺に設定するかが悩ましいところ。
カタログでは下が100Hzなので50Hzとした(特に根拠なし)。
ダクト径が30φなので計算式に当てはめると22㎝程度の長さとなる。

予想通り、スッキリとした空気間のある低音が出るのはJSPならでは。
欲を出し、ダクトを半分にカットしてfo値を70Hzに上げて見たところ、聴いて判るような変化は見られない。
いくらJSPといえども8㎝のスピーカーに過大な期待をするのは考え物。
※ 一晩エイジングした結果、低域がやや伸びるようになった。
さすが評判の高いユニットだけの事はある。
1個300円、2個以上同時購入すると250円という低価格、しかも優れた周波数特性で自作派に大人気の8㎝フルレンジユニットF77G98-6。
かくいう私も今までに10個以上購入し、現在8個の在庫がある。
実際聴き続けても耳が疲れないし、BGMとして聴く分には充分だと思う。
ネットを検索するとFOSTEXのP800-Eに入れたりトールボーイのエンクロージャーに入れてメイン使用というケースも見かける。
当初は8㎝とは思えぬ中低域の豊かさが気に入っていたものの、ヴォーカルよりも管弦打楽器の響きを楽しむ音源が多いという事もあり、高域の物足りなさが理由で常用から外れてしまった。
周波数特性はあくまでもカタログ上の事であり、8㎝のフルレンジにツイーターを別付けする訳にはいかない。
昨日、何気に検索していると「万年青年」のつれづれ散歩というブログがヒットし、興味深い記事があったので紹介したい。
つまり、サブコーンを自作して取り付けたところ、このユニットの弱点である高域が著しく改善されたそうである。
拝見すると素材さえあれば誰にでも作れるので自分も挑戦してみる事にした。

友人から譲ってもらったFOSTEX FE207。
口径20㎝で高域をカバーするのは無理なのでセンターにホン型のサブコーンが取り付けられている。
Webmaster氏はこの方法からスタートしたものの目立った改善が見られなかったようで、極めて独創的な「平面式」のサブコーンを思い立つという慧眼。

3日前に使い終えた入浴剤の容器を素材にする。

紙で30㎜の型を取ってハサミで切り取る。
スポンジ素材の両面テープがあったので5㎜角にカットしてスピーカーのセンターキャップに一点留めしたところ、コーン紙と接触したので両面テープを重ね張りした。
FOSTEX P1000K用のTQWT箱でF77G98-6用に作ったバッフル板が残っていたので取り付けてみたところ、どうも目立った変化は見られない。

スチール製で重く、しかも両面テープが2重張りで振動の伝達効率が悪かったんだろうと察し、直径を25㎜程度にしてみたらシンバルの響きが良くなる等、高域の伸びが明らかになった。
ただし、音量を絞ると元のまま。

そこで、厚さ0.1㎜のアルミ缶を使ってみる。

底の部分がカップ状になっているので30㎜でもコーン紙に干渉せず好都合。
結果として、やっただけの改善は見られた。
この方法、今後広まる可能性がある。
ただし、情報量や解像度が向上したわけではなく、同じ8㎝のTangBandとの開きは埋めようがないのも事実。
現状の箱ではこのユニットの能力を生かし切れていない可能性も大きいので、サイズに見合ったJSPを試作するなどして素性を見極めた上で今後の使途を考えてみたい。
今までの工作で余ったベニヤ材から17㎝四方を2枚切り出し、ホールソーとサークルカッターで穴あけ。

不覚にもスピーカー用の穴が大き過ぎた。
こういうのは端材などで練習するべきなのだが、それをしなかった。
薄いベニヤ材を裏から充てる事にする。

隙間を木工ボンドで埋め、乾燥を待ってJSPに収める。
中域が前に出て悪くはないが、高域の繊細さは期待したほど伸びていない。
低域はJSPのお陰でかなり頑張っているものの、締まりがない。
10数年経たジャンク品ラジカセなのでスピーカー自体が古くなっているせいもあるだろう。
ただし、エンクロージャーのお陰でラジカセ本体で聴くよりもずっといい音で鳴っているのは間違いない。
何万円もするラジカセなら、もっとマシなスピーカーを使っているだろうと踏んでいただけに残念な結果となったが、こんなものだろう。
とまれ、これでラジカセのジャンク品に手を出さずに済む。

取り付け穴は76㎜。
以前音場型共鳴管システムを作った時に使用したF77G98-6と一緒なので付けてみる。
スピーカーがこれ1組だけなら常用してもいいが、やはり物足りない。

という事で元に戻した。
やはりALTEC 2.5"の澄んだ中高域は魅力的だ。
複数のスピーカーを組み合わせるのはある意味イコライザーで調整するのと同じようなもの。
1組で全てを満足させてくれるスピーカーは難しい。
寒風の中、早めのタイヤ交換。
ギックリ腰の再発に怯えながら2台分を済ませた。
ずっと記事にしてきたのだが、新たな発見もないので今回は無し。
FBにアップしたら3分後にコメントがあり、同じくタイヤ交換の最中にヤッてしまったという同志が1名。
続いて、3台済ませてリタイヤというギャグをくれた方が1名・・・。
作業中は中腰の姿勢が続くから、タイヤを抱えていなくてもやってしまうものだ。

さて、久しぶりにハードオフに行くとジャンク品のCDラジカセの中に音の良さそうな物を発見。
MD読取不能・操作ボタン不良で540円だったので即買い。
同じ物がもう1台、こちらはMD編集不良で1,080円。欲しいのはスピーカーなので手を出さない。

パナソニック RX-MDX3
コブラトップという愛称があるようで、裏を見ると98年製造となっている。
メーカーが多機能・高音質を競ったバブルラジカセ時代の延長上のモデルで、CDは問題なく動く。

ラジカセタイプは現在SONY D-3000があり、これに勝る物はない。
筐体を捨てるには忍びないがスピーカーの取り外しにかかる。

裏のネジを全て外すと簡単に分かれる。

抵抗値も記されていない。中国製っぽい。

埃だらけだったので軽く掃除し、計測すると7.5㎝程度のフルレンジ。
ウレタン製のエッジは大丈夫だ。
ネットで取説を調べると最大出力が5×5Wとなっていた。

現在の布陣。
スペース節減のため逆さにするとスピーカーの位置が丁度良くなった。
低域は指向性がないので高さを選ばない。

セレクター2個で単独・複数と8種類の聴き方が出来、重宝している。
さて、外したスピーカーだが、JSPに入れてみようかと考えている。
ALTEC 2.5"の澄んだ中高域はキットの箱があればいいかなと思うようになってきた。

ラジカセのスピーカー、どんな音で鳴ってくれるか楽しみだ。
続く。
このところ、ALTEC 2.5"(64㎜)のJSPをメインに聴く機会が多い。
小さなスピーカーながら耳に刺さらず、澄んだ高域と情報量の多さは1個290円(現在490円)とは思えないほど魅力的だ。
音量を上げれば当然割れるが、狭い部屋では必要充分。
発売元のNFJでこのユニット専用の自作箱キットが売られており、0.7ℓ故に低音は出ないものの、レビューを見た限りでは評判がいいようだ。
3組分の手持ちがあるので、興味を感じて箱だけのキット1,980円をポチリ。

手前ビニール袋の中はスピーカーターミナル。
吸音材やインシュレーター、紙やすりまで入っているので、自前で必要なのは接着剤のみ。

組立図面は入っていない。
そのうちAmazonで〔作ったけど写真と違う〕とか〔接着剤も入っていないとは不親切〕いったマイナス評価も出て来そうな気がする。
圧着するハタ金はあった方がいいが、少し経って型が安定したらレンガを2つ乗せて圧着。

吸音材をU字型にするとイイというのを後で知った。
もう遅いので上面と側面3つに切り貼りする。

マニア心をくすぐる?NFJ謹製のスタンプ。手押しとの事。
一夜明けて早速再生。
バーン!という感じで勢い良い音が鳴る。
このサイズで良くぞこれだけ豊かな響きを出すものだと。
ただし低域は出ない。

JSPと比較すると低域も音場感もJSPのほうが勝る。
その辺は折込済みなので、単体で完結させるならアンプのToneツマミで調整すれば量感は確保できる。
これを元に自作を考えるなら、やはり容量の大きな箱がお奨め。
容量が大きいと内声部が充実する。
低域をサブウーファーで補うという手もあるが、そこまでするかどうかが悩ましいところ。
ポートを塞ぎ、ツイーターとして大きめのフルレンジと共用するのもいいかもしれない。
真空管のラインアンプ(プリアンプ)が4,480円で売られているというので買ってみた。コチラ
真空管といえば中学の時に廃品回収業の家にせっせと出向いてはゴミの中からゼネラルや三洋のAMラジオを見つけ出して100円で譲り受け、切れた管球を補完して合って鳴らして遊んでいたのを思い出す。今でいうリビルト。
その店は今も続いており、オヤジが生きているのを先日確認した。
何度かジュースを御馳走してくれた母さんはお元気かどうかは分からない。
家庭用ラジオでは(トランジスタと比較すると)温もりや緩さといった表現が似合う真空管方式だが、オーディオの世界となると話は違ってきて、実際に聴いてみないとその差は理解出来ないんじゃないかと思う。
売り出した途端に注文が殺到する人気商品にもかかわらず、在庫があった。


非常にコンパクトで中華アンプよりも小さい。
真空管の光は白っぽく、しかも下部しか光らないので雰囲気はいまいち。

Lapaiの片方に接続し、同じスピーカーをその都度接続し直して比較試聴。
自分のような駄目耳でも変化はしっかりと感じられた。
倍音が豊かになって漂う臨場感・空気感が違う。
これを通していないと音が薄っぺらく感じられるほどで、骨太な響きがする
ジャズトリオなんかを聴くとシンバル類の繊細さが一層増し、ヴォーカルも生々しい。
飲み代1回分の投資でこの違いだからコスパは非常に高いと言える。

現在はALTEC LANSING 2.5"のJSP方式がメイン。とにかくクリアな高域が素晴らしい。
不足がちな中低域はP1000KかW3-881SJFのJSPで補い、7:3の音量割合で聴いている。
ダイトーボイス F120C85-1のJSP(左)は結局ミスマッチでミニコンポ用のスピーカに戻した。
箱を処分してしまうのは勿体ないのでサブウーファーに転用しようかと考えている。
自作関連で参考にさせていただいているとうちゃんの雑記帳に倣い、例によってカラマツの12㎜合板でコンパクトなJSP箱を作る事にした。
他の小口径ユニットでも使えるよう内容積を7ℓ程度とし、当初は180×180×220の予定が、FD値を60程度にしたらダクトのほうが長くなってしまう事に気付き、慌てて板取図を書き直して内寸170×170×250で7.225ℓに落ち着く。
5月21日。
この日の最高気温は28度。昨年8月以来の暑さが何とも心地良い。
車を出し、ガレージを開放して工作する。

今回も床材用の釘で固定。接合面に木工ボンドを薄く塗って打ち込む。
目立たないしスクリューでガッチリ固定されるので手間が掛からない。

バッフル受けには鬼目ナットを2か所。
穴を通す際にベニヤが剥がれてしまい、コルクを貼って密閉性を確保。

完成早々、木工ボンドが乾くのを待ちきれずに鳴らしてみた。
ダクトは内径30φ、箱ギリギリの23.8㎝でFD値は62.9Hzの計算。
低域はTQWTの時よりもスッキリしている。
再生音としてはこちらの方が好ましいのだが、欲を言えば低域から中域にかけてもう少し濃さが欲しいところ。
繋いでいたLP-2020Aのトーン調整で低域を上げると濁ってしまい、JSPを作った意味がない。
そこで、ミニコンポ(ONKYOのFR-X7)とLP-168HAで聴き比べてみたところ、LP-168HAがバランス的にもいい。
ALTEC LANSING 2.5"には高域がユルいアンプが似合うようだ。
煌びやかなLP-2020Aで聴くと耳が疲れる。
JSPは超低域が出ても、ユニットによっては低~中域に物足りなさを感じる傾向にある。
容積の大きさと関係あるのだろうか?

次はバックロードホーン。
3×6材1枚でJSPとBHが1セット分賄える。

作業中、LP-168HAでアンナ・モッフォの歌曲を聴いていた。
ソプラノはもとより、オーケストラの響きも素晴らしい。

組立が終わり、圧着して一休み。
30分ほどで固着したようなので側板を打ち付けて完成。
図面は自作スピーカーで遊ぶ様の小型モデル、5oathに準拠。

BH特有の鳴きが耳障りで低域は大して伸びないものの、特性のフラット感はJSPを凌ぐ。
昨年最初に作ったBHの感激が蘇った。
とりあえず一晩鳴らしてから吸音材を入れる予定。
NFJのカタログを眺めていたらスピーカー切替器が安く売られていたので2個購入した。

中華アンプを2台使っているのでスピーカー4セットまで使える計算。
裏側で見えないが、スピーカー1台分がソケットで取り外し出来るので便利。

以前から気になっていたALTEC LANSING 2.5"(64mm)。
1回の注文で9個まで→6個まで→4個までとなり、6月10日をもって取扱い終了。1個290円という価格だったので後学という名目で併せて注文した。

チープさが際立つ外観。フチ子さんも不満気だ。
わざわざ合板をカットして箱を作る気になれない。
専用の箱も売られているが、下が190Hzなので低域を出すにはJSPかTQWTが向いているだろう。

今回、8㎝フルレンジ専用のTQWT箱を作る事にした。

床板用の釘がいいようだ。
図面はこちらから拝借したのだが、承諾伺いのメールを出そうにもHOME画面が文字化けして見つけられない。この場をお借りしてお礼申し上げます。
この箱は8㎝対応となっているが、ALTEC LANSING 2.5でもスピーカーの取付け位置さえ間違えなければ問題ないと思う。

箱が完成したので早速取り付けてみると、このサイズからは考えられない堂々とした鳴りっぷり。
中高域が繊細で、低域に至っては先日購入したダイトーボイスF120C85-1よりも量感がある。
だからといって、大きな箱でずっと聴き続けるようなものではない。
サイズに見合った箱で、パソコンの両脇など近い距離でバランスの良い再生音を楽しむ用途が向いている。
工作好きな人なら買っておいて損はないだろう。

当初の予定通り、TangBand W3-881SJFを入れた。
右隣の箱より一回り小さいものの、低域は充分。
出張やらギックリ腰やらでここ半月ほどプアオーディオとはご無沙汰。
今のところFOSTEX P1000Kを入れたTQWTがメインとなっている。
ミニコンポのスピーカーを流用したJSPは、良く言えば刺激の無い音で鳴ってくれているものの、エッジが硬化していてメリハリが不足気味。
普段聴きする分には不満はないのに、ネットで色々見て回っていると試してみたいユニットが次から次へと出て来るものだ。

12㎝のフルレンジ、ダイトーボイス F120C85-1。
つい先日、もう新しいユニットは買わないと書いておきながら、物欲を優先してしまった。
4月25日現在で税込1個1,711円。コイズミ無線の通販で購入。
中学生の時、近所のゴミ回収屋から譲り受けた真空管ラジオ(三菱とかゼネラルとか)やテレビのスピーカーを思い出す。
12㎝の割には最低共振周波数(fo)が160Hzとかなり高めなのがポイント。
コイズミ無線のカタログに2.7ℓの専用エンクロージャーSV-101/105φというのもあったが、果たしてどんなものだろう?
見た限りのユーザー評価は〔低音は出ないけど音はいい〕そうである。
ならばJSPの箱で低域を引き出せないものか? というのが購入動機だ。

JSPの場合、12㎝の推奨容積は21~30ℓ。
後で13㎝も対応出来るようギリギリ広げて29ℓを確保した。
ツイーターはそのままにしておく。

ミニコンポ用とネジ穴がぴったり適合。内部から取り付ける。
最初はダクト長を70Hz付近で調整したところ、やはり低域が伸びていない。
しかし中高域の充実感は噂通りで、音源を選べばそのままでも聴いていられる。

特にピアノの響きが素晴らしかった。ジャズトリオではウッドベースの響きが実に生々しい。

ここで実験。
紙筒をカットし、44.7Hzに設定してみたところ、低域がグンと伸びた。
呼び水としてはこの辺が限界か?
マグネットが貧弱なうえにコーンの振幅も小さく、元々foが160Hzのスピーカーなでこの変化は予想外。
超低域は望むべくもないが、バランスよくしっかりと鳴lり、オーケストラもちゃんと聴けるようになった。
正にJSPの面目躍如といったところか。
これからエージングでどう変化していくのかが楽しみだ。

※ 5月1日追記
一晩鳴らし続けたが、音に変化は見られず。
欲を出して共振周波数を少し上げてみた。

FO値の3分の1程度までが目安というのをどこかのブログで見たのを思い出し、52.6Hzに設定。
低域の迫力が若干増したような気がしたものの、歴然とした差とは言い難い。
それでも通常のバスレフ並みには出ているのではないだろうか?
開閉可能にしていた側板を接着して密閉度を上げれば少しは変化が見られるかもしれない。
※ 2016年12月追記。
後面開放型エンクロージャーで鳴らしてみました。コチラ
FBに旧知の友人より画像付きのメッセ。
未開封のスピーカーがあり、有効活用してもらえるなら譲ってくれるとの事。
その日のうちに自宅へお邪魔し、3頭の犬と遊んでもらった。
友人は或るホールの音響担当をやっていた経験からスピーカーも幾つか作っている。
マンション暮らしを機に、今はステレオ装置そのものがないそうだ。

同梱の説明書には1988年とあったので相当古いものだ。
それが未使用の状態で自分の元に来るとは・・・。緊張する。

エッジは透けて見えるほどの布製なので劣化の心配は無い。

FE207のエンクロージャー容積は35リットルが推奨。
手頃な設計図があればBHで作ってみたいけれども、最低共振周波数が40Hzなら低域を伸ばす工夫は不要だろうし、そもそも4畳半のスペースでは20cmフルレンジの能力が生かせない。推奨箱で作ったとしても置き台が必要になるし。
誰かに譲りたくても大部屋でガンガン鳴らせるような知人はいないし。
活用の場があるとすれば、指向性を必要としない多目的用途に向くエンクロージャーという線。となると上面取付けのJSPが最適か?
例えばお寺の講堂などの施設で使って貰えるなら友人の厚意が生きる事になるだろう。
高校・大学が一緒で、結婚披露宴で友人代表の挨拶をしてくれた友人。
歌姫の奥さんとも30年以上前からの知り合いだ。
そんな環境で育った息子は、現在売り出し中のプロ指揮者。
来月、札響で振る。
バッフル板をジグソーでカットし、ネジ穴を合わせる。

低域の伸びもJSP方式と遜色なく、バランスも良いのでメインになりそうだ。
見た目も悪くないので塗装も考えよう。

あとはJSPをどうするか。
とうちゃんの雑記帳を参考にしてユニットを正面付けにするという方法もあるし、TangBandのW3-881SJFで新たにちゃんとしたJSPを作ってみるのも悪くないし、バックロードホーンに再挑戦する可能性もある。
自作する際に使うユニットの周波数特性というのは意外と大事で、不足する帯域を補うエンクロージャーとの組み合わせが重要だという事が、今頃になってようやく理解出来たような気がする。
新しいスピーカーを買う予定はないので、当面は今ある物で未経験のエンクロージャーを作る事になるだろう。
年度末で何かとせわしい。
大学に進む長女が自活する事になり、鍋釜類や身の回り品をリストアップ中。
普通の鍋でも飯を炊けるのに、炊飯器は不要とは言えない。
親としてはバランスの偏りが心配だが、自分なりに工夫して過不足なくやってくれるだろうと期待している。
さて本題。
以前から気になっていたTQWTを作ってみた。
計算方式も確立されていて1日で作成可能。箱の容量が同じでもスピーカーの径が変えられるのも魅力だ。
作例や板取図も多くて迷ったが、TQWTについての適切な説明もあり、8~12㎝のスピーカーに対応可能なVIC`S D.I.Yさんの板取図で作る事とした。

3×6の12㎜厚1枚で2台分取れるようになっているが、900×1800規格だと高さが3㎜不足する事となる。
自分で切るにしても1カットにつき3㎜の損失を見ないといけない。
910×1820なら何とか間に合うギリギリサイズなので注意。

1台分を並べてみた。
巻尺のあたりがスピーカーの位置。
今回はカット料込で2,024円也。この他にM4の鬼目ナットを購入。

ジグソーで切り出してバッフル枠とする。これだけ広ければ組立後に吸音材の調整も可能。

完成。
ユニットはTangBand W3-881SJF。
吸音材はスピーカー下の三角部分に熱帯魚水槽用のフィルター1枚のみ。
接着剤が半乾きなのと、側板が仮留め状態による空気漏れなのか、低域が思ったほど伸びていない。
それでも締まった響きが好ましい。
隙間をきちんと塞いで鳴らし込めばそのうち低域も出るようになるだろう。
(4月1日追記)
取り外し可能だった側板を接着し、ガッチリ締め付けて一昼夜。
結果、低域の伸びもそれなりでバランス良く鳴っているのだが、JSP方式を知ってしまうと、もっと低域が欲しくなる。
普通に聴く分には今回のTQWTで充分な筈なのに、中途半端な欲が出てしまうので困る。
今年最初に作った音場型共鳴管システム第2号
F77G98-6を1個入れてみたところ、低域不足はかなり解消された。
8個まとめ買いしてあったので全て入れ替えてみる。

自在錐練習用の板が残っていたので寸法を決め、ジグソーでカット。
意外と時間はかからなかった。

高域のキレがやや落ちてしまうのはF77G98-6の特性なので致し方ないか。
2個ずつにしておけばバランスが良かったかも知れないがやり直すのも面倒。
中華アンプのトーンコントロールで調整する。
臨場感を発揮するのに必要な部屋の面積・高さは不足しているものの、スピーカーを作る上でタブーとされる共鳴音がむしろ心地良く、レンジは狭くても中域が充実しているので聴きやすい。
外したF02406HOが8個残った。場所は取らなくても気になって困る。
お次はJSP。

ONKYOミニコンポ付属のDV-7をJSPの箱に入れてみようと思う。
FOSTEX P1000Kよりも径が一回り大きく、中域の豊かさは勝るが高域の伸びはイマイチという印象。

バラしたところ。
ツイーターの磁石が大きくて百均で買った一合升に収まらない。
前面に40㎜の穴を開けてツイーターは中付けにする。

ダクトの邪魔にならぬよう、ネットワークはスピーカー端子付近に取付けた。

箱が大きくなった分低域は出るものの、それ以外は元の時と大して変わらない。
しかも、ツイーターを付けると上面開放型にした意味がない。
これはP1000Kに戻した方が良さそうだ。
2月27日。
山妻と同様、風邪が完全に治り切っていない感じが続いていて耳のほうもイマイチ。
奥の方でゴソゴソするので、土曜日もやっている耳鼻科に問い合わせると、耳掃除だけなら初診料も含め1,000円前後との事。

モニターで中を見せてもらうとケシ粒大の耳垢が2~3個見える程度で、吸引して終了した。
ここ1か月ほどの症状を説明し、一応聴力と鼓膜の検査もしてもらう。
徐々に音量が増すテスト音が4種類で、外耳(耳たぶの裏側)でも実施。
それから空気圧で鼓膜を押したり引っ込めたりの密閉度検査。
プリントされた結果、〔高音は普通ですけど低い音の聴力が落ちてますね~、内耳リンパの流れが悪くなってるのかな? 薬出しますから様子見ましょう〕。
20~30代に耳を酷使したので普通の人よりも早く衰えても仕方ないけど、願わくば一時的な症状で済んでほしいものだ。

この日は本番前最後の合奏。
真後ろで鬼のように吹くチューバ2本の聴こえ方がイマイチだったが、症状は改善されているようだ。
スピーカが届いているので、中断していたJSP方式の再開。

ついに天下のFOSTEX・・・、感慨もひとしおだ。
2月初めに注文した段階で1個1,944円。
発送が遅れるとの事で、それから2週間後に準備が出来たというお知らせ。
別のショップで1個1,544円に値下げされていたので注文し直した。

箱の容積は186×186×550で約19ℓ。
ダクトは内寸3㎝の紙筒が21㎝でF0値は41.1Hz。
低音が過剰なら適宜カットし、好みのバランスに持って行く。紙筒なら加工しやすい。これは耳が治ってからの話となる

TangBandのW3-881SJFと比較すると2センチの余得は確かに感じる。
明らかに中域の情報量が増した。
JSP方式がちゃんと機能しているのかどうかを確かめる術はないが、電気増幅された淀んだ音ではなくスパッと出るのが心地良い。
この音ならサブウーファーの助けは不要。
箱を大きく作ってあるので次はもっと大きいユニットで聴いてみたいものだ。
ところが12~14㎝クラスで安価なユニットとなると選択肢が無きに等しい。
プアオーディオといっても、自分の場合はミニコンポを上回れば充分なので当分はこれでいいかと思う。

ユニット3種類で試したところ、ダクトの長さを決める時にユニットのFd値にそれほど拘る事もないように感じた。
自分の場合は40~50Hzの範囲内で15㎝と20㎝の2種類あればいい。
100Hz以下になれば楽器の判別など不可能だから、通常のバスレフよりも自然な低域が出せればJSP方式を実感出来た事になる、と見ている。
前回は明らかに失敗作で、無駄に大きなバスレフになってしまった。
バッフル面が正方形でない事や空気漏れの可能性以外にも失敗の原因があるのだろうが、とりあえずセオリー通りに作ってみる。
留意点として、
①空気漏れを起こさないよう真面目に作る。
②バッフル面を正四角形とする。
③2台分を3×6合板1枚以内で収める。
本来の奥行きのある形状は置き場所に困りそうなので今回も縦長型。
ダクトを底に持っていく方法もあるが、JSP効果を優先してスピーカが真上の無指向性タイプにしようと思う。

板取り図。
容積は最大30ℓ。計算上は14㎝のユニットまで対応可能な実験箱。
先ずはTangBand W3-881SJFで作ってみる。
箱の容積は内寸186×186×330で約11.4リットル。
背圧を最大限に生かすため中付けとした。

東急ハンズで見つけた紙筒。
内径3㎝の1m物が164円と、同サイズ塩ビ管の3分の1と安い。
接着・加工が容易。
紙管の外寸は33ミリ。32ミリのホールソーを使うと隙間無く収まった。
念の為シーリングテープを巻いておく。
18㎝から2cmずつカットし、12cmで落ち着く。

しかし、中域の抜け感は相変わらずで按配がよろしくない。

F77G98-6を入れてみると、こちらのほうがバランス良く鳴る。
高域の張りはイマイチだが、1個250円のスピーカに期待してはいけない。

手頃な板材を探してリフレクターを付ける。

翌朝、再びTangBandを今度は外付けにしてみた。意味の無い事だが。
密閉度も問題ないはずだが、どうも期待していた程の鳴りではない。
ダクト長が中高域を支配するわけでもないだろうし。
容積を大きく作ってあるので、注文した10㎝フルレンジが到着したら一応試してみて、それでもダメならこの方式は諦めよう。
※ 2月18日追記
朝起きて聴くと普通の音になっていた。
ずっと微熱が続いていたので耳が変になっていたというのが原因。
中高域がキンキンするので吸音材の投入とポート長の再調整を次の休日に予定している。
ススキノにて。
雪祭りが始まった。
用足しのついで大雪像を見る事だって出来るのに、単に寒いという理由で地下街に直行する。そんなものだ。

硬めのスポンジを入手したのでクリーニングボールを作る。
手前の大玉2個は太いチューニング管用。
普段からこれを通すようにしていると大掃除に時間がかからない。
さて本題。
自作派の諸先輩ブログを眺めていると、秋月電子通商で面白い商品を見つけた。

更に調べると、2001年当時のパナソニック製プラズマテレビ(50インチ)の専用付属品だったらしい。
テレビが100万円近くもして相当売れ残ったのだろう。
2本で1,500円と特価品。物欲に負けて買ってしまった。


サイズは幅100x奥行85×長さ61で重量が2.2㎏。
早速蓋を外してみる。

右からフルレンジ8㎝(12Ω)、8㎝(8Ω)、5㎝ツイーター、ネットワーク。
エンクロージャーが3:7の割合で仕切られ、両端のダクト径も違う。
しかも8㎝フルレンジの抵抗値も異なる、という具合。
これはスタッガード(スタガード)方式といって、種類の異なるユニット又は容積を同一エンクロージャー内に収める事で特性をフラットに持って行こうというもの。
テレビの横という限られた容積で低域を工面すべく凝った設計となったのだろうが、こうした仕組みの実物は滅多に見られるものではない。

8㎝フルレンジは裸でもいい音がする。そのうち活用法が見つかるだろう。
元通りにして聴いたところ、高域控えめの低域重視でいかにもTV向き。
こもって聴こえるのは見た目の影響もあるだろうし、15年前の物といえども未使用の新品なので一晩エージングしてみる。
翌朝、期待していた程の変化は見られなかった。
大きめの箱に収めればもっと楽に鳴ってくれるのだろうが、このままでもBGM用途としてなら充分使える。

M4ボルトを4本で固定するようになっている。
裏板を当てて壁に中空アンカーを埋め込み、天井際に設置してみた。

次作の材料一式。
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