借用依頼のあった団体の本番も近くなったので、最終的な改修を行う。

支柱・ハンドル・布といった小物類を収納する袋を作る。
こういうのは纏めておかないと忘れる。

テント地を2枚重ねで縫製して完成。


布の張力を加減する際のステーの取り付け部分とストッパーをコースレッドから6ミリの通しボルトに変更して強化。
撮り忘れたが、台座のアウトリガー(安定させるための張出し)もコースレッドで留めていただけだったのでこちらも通しボルトで強化した。
という事で、やっと自分の手から離れた気分だ。
昨年5月頃だったかに無理をして左膝の半月板を損傷し、全力で走れないオジサンになってしまったが、楽しい作業だった。
もし次の機会があるなら、今度は胴体を半割り構造にしてハッチバックの普通車でも運べるサイズのウインドマシンを作ってみたい。
以下、組立手順の画像。
現場で直接説明出来るとは限らないので、スマホで画像を見ながら組み立ててもらおう。

支柱は両側の固定板を開いて真上から慎重に差し込む。
反対側には白のガムテープを貼ってあるので間違える事はないだろう。

張力調整部分の位置関係。
スプリングは外側。胴体を載せる前にやっておくべし。

胴体取り付け部分(裏側)。
台座と接触を避けるため、最初から胴体部分にナット2個分のフカシ。
ボルトをベアリングに通し、付属の工具箱から長短2個のナットを出して友締めする。
ここは手締めで構わない。

同じくハンドル側。
画像ではボルトのネジ山が余っているが、スレスレまで詰めたほうが演奏が安定する。

このウインドマシンは逆時計回しなので下手すると演奏中に緩んで抜け落ちる。
付属のレンチでしっかり友締めが必要。
ここでの友締めは、レンチを逆時計回し、ハンドルを時計回しで締め上げる。