
最厚4号の帆布は音量が出るぶん相当の腕力が必要なため、6号の帆布を購入した。
結果、操作性と音量とのバランスが最適となりこちらに決定。
第1作目の帆布もステージ映えする赤で評判も良かった事もあり、最後の最後でモチベーションが上がる。

先に買った4号帆布は第1作目と同じく手持ち操作式にして好みで使い分けられるようにした。
この方法は検索しても作例が見当たらないが、音の表情付けや操作性が従来の固定式よりも優れ、より「楽器」に近くなる。
これは自分の考案ではなく、7年前当時に存在していた販売業者のサイトを見て参考にしたもの。

画像を見つけたので借用。
何時の間にかHPが消えたようで屋号も失念してしまったが、布を数種類使い分けるという独創的なもの。
側の鉄角パイプも既製品を繋いだものではなく、ずれ止めに左足を置く保護プレートを付けるなどかなり手間がかかっている。
25万円という価格は妥当だと思うのだが、正当に評価してくれた人がどれだけいたのかは疑問だ。
ともかく、ウインドマシーンという楽器にきちんと向かい合ってそれを形にしたのは画期的と言える。

全て分解するとラパンやミニカといった車高の低い軽乗用車にも積載可能。
土台や支柱部分は第1作目も組立式だったが、胴体部分は強度の確保と平易な組立て順序を確立するまでに時間を要し、実際何度も失敗している。
連結部分は全て手回しボルトで固定するようになっていて、工具等は不要。
ボルトがすんなり入るよう正確に穴開けするもの厄介な作業だった。
音量はStraussのアルプス交響曲が基本としていたが、どこに持って行っても充分使えるモノが出来たのではないかと思う。

この子達でも組立・分解が出来るよう念頭に置きつつ格闘してきた第2作目がやっと終わった。
ヤレヤレ・・・。
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