

会場は円山の山中にある産業技術教育訓練センター。
娘も一緒なので今回もお泊りはなし。
以前はほぼ全員宿泊したものだが、高齢化という事もあって11名とか。
翌日、ゴミ袋の中の空き缶に唖然。オバサン達は相変わらず元気だ。

今年はライニキーの交響曲第1番「New Day Rising」で打楽器群が活躍。

3楽章で登場するグラスハープ。トランペットのオヂサン達が鳴らす。

水を張った「タライ」。
どうするのかというと、鳴っているシンバルを沈める・・・。
他にも、ベルが並んだ台をヴァイオリンの弓で擦って共鳴させるとか、団員が「ウー」とか「アー」とか小さく発声する部分とか、聴衆の皆さんがどんな反応を示してくれるのだろうという興味はある。
さて、そろそろ佳境に入った事もあり、合奏のほうも熱が入る。
揃わない部分ばかりだけれども、本番の団員がほぼ揃った中で指揮者がアナリーゼをきちんと説明してくれるので何とか見通しが立つ。

オープニングの行進曲はタイケの「旧友」。
上が昔の楽譜で表記が「ユーホニューウム」。
新しいの(下)はヘ音記号で見易くなった。
しかし、オブリガードはキツい。

ファゴット奏者のメルセデス280E。
27年目で18万キロ。調子はすこぶる良いそうだ。
年数を経ても見劣りせず、消耗品を入れ替えて長く乗り続けるだけの価値があるのがこの手のクルマの魅力かと。
楽器運搬のトラックが来たので合宿は早目に終了。
帰りの助手席で娘は爆睡している。
どうやら緊張の連続だったらしい、と、娘をダシにして自分の事を言ってみる。