以前、バックドアが開いたままなのを知らずに出庫してシャッターに引っ掛け、ワイパーをダメにした。
ワイパーの軸を通す穴をきちんと平面にしなかったため、作動させても右半分しか拭取れない状態が続いていた。
内張りを剥がすのが面倒でずっとそのままにしていたのだが、やっとヤル気を出して作業に入る。
ワイパーを軸から外してパネルの穴を直す予定が、固着してワイパーが外れない。無理すると二次災害が発生しそうなので別の方法を考える。

親指でグイと押すとワイパーが窓に密着する角度になるが、モーターを固定する部分は薄いプラスチックなので押さえが効かない。

こうなると針金を回して縛るしかない。
ディスクサンダーでモーター本体に針金を引っ掛ける切り込み部分を作る。

縛って完了。ちゃんと拭き取れるようになった。
関係記事を見ると、なんと4年も経っている。
その気になれば出来た事なのに・・・。
つくづく、自分がズボラな性格なのを思い知らされた。
帯広~旭川と出張が続き、ずっと立ち仕事だったので足首が痛い。
一方で他の部分をそれほど動かしていないので体全体が鈍っている。
朝から暖かいので残っていた車の作業を一気に片付けたい。

VW POLO@山妻号のタイヤ交換。自分の車は先週に終えてある。

外した冬タイヤ。
国内外に関係なく、後半4桁で製造時期が識別出来る。
43週目、2005年という具合。
前半のコードは各メーカーそれぞれなので、専門外の私には判読不能。

こちらは夏タイヤで2005年の22週目。つまり新車登録時からそのまま、という事になる。

ローターもディスクパッドも残量が充分。
現在約26,000キロ。年間3,000キロ程度しか走らないので、重大なトラブルさえなければ次女が免許を取得するまで乗り続けられそうだ。

トルクレンチでカッチン。タイヤも軽いので作業が楽だ。



さて、ワイパーを交換し、タイヤとホイールカバーを洗って乾かしている間に洗車。
シャワーで車全体の土埃を落とし、ユニセームに台所洗剤の泡を乗せて一方向に汚れを拭取る。往復するとボディが傷つくので注意。

仕上げはBPシュプレーム。施工が楽で撥水効果も持続するので重宝している。
細かい掠り傷はキズクリヤーで埋めて誤魔化す。

レンズ部分もキズクリヤーを塗って磨いておくと見た目の印象が違う。

続いて自分の車も。
シャンプー洗車も2台続くとユルくないが、体を動かしたお陰で背中の張りが楽になった。
流通センター方面から宮下通りに向かう途中、5条通りに食堂がある。
看板に「みそラーメン」と書かれていて、昨年の出張でこの辺を散歩した時に見つけて気になっていたのだが、営業していなかった。

「食堂 ふじ」と書いたほうが正しいのだろうか?
角地なので路駐は不可能。
困って電話したら家の車庫に入れてもいいと言うので、地面のコンクリが砕けて腹を擦りそうになっている車庫に無理やり押し込んだ。

今年で40年を迎えるとの事。
カウンタ上に黒電話が鎮座していた。
初老の店主は「ただ続いているだけですよ」と謙遜していたが。

ラーメンは3種類、ほぼ同じ割合で出ているようだ。

正油ラーメン 500円
メンマとネギの香りが漂い、見ただけで美味いラーメンだと確信する。
臭みのない、帯広の北京亭系統の豚骨ベース。
店主は昔風だと言っていたが、旭川でこうしたスープに出会うのは初めてだ。

口当たりが優しい低加水の縮れ麺は近所にある(有)佐藤製麺所のもの。
優しいスープに良く似合っている。

頃合を見計らって「塩」を注文し、待っている間に空になる。
この時点で「味噌」は次回へ持ち越し。

塩ラーメン 500円
白濁した豚骨スープは、こちらは同じく帯広の大光・天津軒に良く似たタイプ。
旭川市内で似たタイプといえば、知る範囲内では繁華街の梅光軒か。
麺がズルズル入って行く。

量はやや少なめながらも、2杯続けて飲み干すのは久し振りだ。
「味噌はこの次だね」
「血圧大丈夫ですか?」
「野菜ジュース飲んでればいいんですよ。塩入っていないヤツ」
場所は旭川市5条通13丁目。営業は18時半頃まで、日曜定休。
4月26日。
昨晩、「旭川でこうしたスープに出会うのは初めてだ」と書いたものの、どうも引っ掛かる。
今朝、運転中に特一番を思い出した。
暖簾が出ていないので電話すると「やっていますよ」。

風が強いので引っ込めたそうだ。

昭和28年7月の「旭川市街案内図」(復刻版)より。
3-6に「特一番」がデカデカと。すぐ上の4-6に「はま長本店」が見える。
店主はどこかで修行したのではなく、あちこち食べ歩いて開店したそうだ。
当然、その中に特一番も含まれていたのは間違いない。
無理に分類する必要もないし、無理だろう。
加藤ラーメンによる例のスープだけではなく、こうした白湯豚骨なども併せ含め、型に囚われない多様性こそが「旭川ラーメン」だと思いたい。

味噌ラーメン (大盛り650円)
何杯でも食べられそうな気になるのは、仕込み中に余分な脂を取ってしまうから。
味噌が穏やかに香り、甘みの多いスープには微かにニンニク。

麺は2玉。硬麺で注文して正解だった。

4月24日。
部屋で仕事をしているうちに19時を回ってしまった。空腹を覚える。
先月の出張で泊った宿の近くに蕎麦を出すジャズ喫茶があったので寄ってみる。


ビール又は焼酎2杯に小料理2品、最後にもりそばが出る「ほろ酔いセット」を注文する(1,500円)。
この他にも2,100円と3,000円のセットもある。

再生装置に相当の拘り。
CDプレイヤーよりもPCから直接送ったほうがロスが少ないとかで、リクエストはノートPCで操作。ただし、レコードプレイヤーは置いていない。
半世紀以上前のClifford Brownが素晴らしく響く。
オーナーはここのビルの持ち主で、初老の店長さんは音楽にそれほど興味を示さない方とお見受けした。
「クリフォードの最初はCでしたか?それともKでしたっけ?」
マニアックな談義は無理だが、朴訥でとても感じのよい方である。

客が選ぶつまみ1品の卵焼きが美味い。そばつゆに付けて食べる。
これは単品で注文すると350円で、他にも酒肴が色々ある。
酒も種類が多い。

もりそば。
幌加内産のそば粉を使っているそうだ。
やや太めで歯応えがある。つゆとの相性も悪くない。
旭川の繁華街では希少な手打ち蕎麦だ。

旭川の空は広い。

本日の朝食。カレースープ(右奥)が人気らしい。
内容は充分だが、ご飯がいつも柔過ぎるのが惜しい。
数日前に連絡を入れ、お目当ての新商品を分けてもらう。

大雪さんろく笹豚の粗挽きソーセージ 前回
税込780円。
今夜のメインディッシュはこれにする。
皮のパリパリ感を出すのに試行錯誤を重ねたそうで、理想の調理法は93度の熱湯で3分間、と細かい。
要するに、沸騰したお湯に入れ、火を止めて3分間待てばいいらしい。

万能蓋のサビが目立つようになった。そろそろ替え時だな・・・。

飯を炊く間に白菜漬けを肴に「鏡月」のお湯割り。

出来上がり。
冷めるので2本ずつ茹でる。

美味い豚の脂には上品な甘みがあるものだ。
それがソーセージに生かされているのが素晴らしい。
脂の旨味をじっくり味わいたい向きにはプレーンタイプがお勧め。
一合半の飯がアッという間に胃袋の奥にスッ飛んで行く。

マヨ醤油プラス一味で食べてもイケるそうだ。
社長の教えに従い、食事を終えた後に試してみる。
マヨネーズの酸味が加わって悪くはないが、やっぱり醤油と芥子だ。
もちろん、そのままでもイケる。
19時半にして既に独り宴会モード。
白菜漬けはタップリ残っているし、非常食にサバ缶も買ってある。
大船に乗った気分で殺伐と独酌を楽しもう。
本日より5泊の旭川出張。次女を何度も抱っこしてから家を出た。
国道275号を走るとカーナビが12号に戻れとウルサイので「しいたけ飯店」を経由ポイントにセットしておく。

なんとスバル1000!!
水平対抗エンジンを搭載し、FF車普及の元となった。
最終年式が69年なので、43年以上も前の車が現役で走っているのだから恐れ入る。

今回の宿は昨年宮下通りにオープンした全国チェーンの『S』。
駐車場と朝食が無料で一泊3,000~3,600円というバーゲンプライス。
徒歩でラーメンを食べに行くにはやや遠いのと、好きな時間に大浴場に入れない点を除けば何の不満もない。
今まで泊まったホテルの中で一番熟睡出来るのもいい。
近場に未訪店があったので寄ってみる。

ラーメン一龍 エスタの5階にある。
小上がりの奥でオバチャンが仮眠していた。
「店やってるの?」
「ハイハイ、やってます」と厨房の奥からご主人。
「アララ、いらっしゃいませ」
「いゃーいや、起こしちゃってごめんね」

醤油ラーメン 700円
脂が多く、啜るとニンニクが微かに香る。
豚の風味がやや強めの濃い味だ。

パッツン系の細麺がスルスル入って行く。

子供の頃に良く使っていて、今はほとんど聞かれなくなったのが幾つかある。
エスタが7月末で閉館するので、同時に店もやめてしまうそうだ。
駅前ビルの駅前やぶそばで塩を食べようと思って向かうと休み。
繁華街のピリカへ向かうと、、、。

ピリカの文字が消されている。ここも無休でやっていたはずだが。
食べ応えのある味噌ラーメンだった。
寅次郎の後に「味源」が入ったそうなので向かったら開店前。
ここまで来たら行くしかない。

また今回も迷ってしまった。
並びに「天金」があった頃の印象が残っていて、1本駅側の「居酒屋天金」の辺りをウロウロしてしまうのだ。

かけラーメン 最近はずっとコレだ。

先に食べているので明日に回そうと思っていたが、やはり初日に食べるように仕組まれていたのだ。

ラルズで1個50円。2つ買う。
昨夜は盛大に呑んだので休肝日とする。

昨日の朝6時30分頃、宿裏の駐車場通路より。
北洋銀行のビルが取り壊され、インデアンの建物が見える。
昨夜は次女よりも早く寝付き、本日は半日出勤。
帰宅してから車1台タイヤ交換し、ホームセンターに行く。前回

下地をブラシ洗浄しておく。

タイル接着用のモルタルが598円。

蕎麦クレープを練るような按配だが、もっと固い。

モルタルを多めに盛って上から押し付けていく。

とりあえず完了。
練って塗って置くだけの作業なのに、何故か達成感を覚える。

表面のモルタルを拭取り、隙間を指でなぞって養生。
ちゃんと固まるだろうか?

久し振りに次女と。
やっと散歩出来る季節になった。
4月18日。
寒いので宿のパジャマを中に着込んで仕事に出る。
もし浴衣の「パコ」に泊まっていたら「しまむら」でモモヒキを買っただろう。
掃除のオバチャンはどう思っただろうか?

この日のお昼は「インデアン」のシーフードカレー(703円)。
多少混んでいてもすぐ食べられるから助かる。



夜は仕事仲間と有楽町で恒例のご苦労さん会。

味噌ホルモンのうどん抜きコテコテバージョン。
飲んで食べて腹一杯になり、6人で会計12,334円。
考えなれない安さだ。
4月19日。
この日もパジャマを着込む。
フロントには一応事情を説明しておいた。

帰りはインデアンの大盛り(525円)。
ライス280g→400g、ルウが200g→300g。
今回の出張で3回食べた事になる。
「夜鳴きそば」を啜ったのは2回だった。
今日も寒かった。
いつもお世話になっている志乃が身内に不幸があり臨時休業。
近隣の店も休みとか電話が繋がらないとかで、卸売市場の ふじ膳に行く。

上生ちらし 980円(味噌汁付き)
12時を過ぎると、コレを目当てにサラリーマン客などで混雑する。
飯がもう少し多ければもっと嬉しい。
ずっと外にいたので体が冷え切ってガチガチだ。
3日前の週間予報を鵜呑みにしてモモヒキを持参しなかったのが悔やまれる。
宿に戻ってすぐに温泉大浴場にじっくり浸り、ようやく蘇生する。
部屋で仕事をやっつけ、小雨の中を街に出る。

帯広の立派なアーケード街も、この時間になると寂しいものだ。

八丁堀の よし栄寿し。前回

値段は据え置きのまま。にこやかな店主も相変わらず若々しい。
「アガリでいいですか?」
「いや、寒いから日本酒をぬる燗で。あと、ツマミに刺身切って下さい」

銚子を2本空け、上生寿しを頼んでお茶にしてもらう。

昭和44年に始めた店なので、この湯呑みは33年選手。
そう遠くない時期に店を閉めるらしい・・・。
「疲れちゃってね~。もう70だし。ハハハ」
「そりゃ寂しいわ」などと常連でもないクセに。

この後にイクラ、トビッコの軍艦。 「これは(タレに)つけないで食べてね」。
最後に梅紫蘇の細巻き。
30分も居なかっただろう。すっかり充たされて店を出る。
会計2,500円也。
4月16日。
寒い。
最高気温が予報より7~8度も下回る。
今回も懸案店をいくつか。月曜定休の店が多いので迷わずに南方面へ。

らぁめん古屋(こや)
若いスタッフが2人とも感じがいい。

昔風?の「古屋風らぁめん」に心惹かれるも、初めての店なので人気メニューを優先する。

ちゃっちゃ醤油らぁめん 700円。
本来クセのある背脂が出過ぎないバランスの良さ。
脂に弱くなった自分でも蓮華が往復する。

麺の量は少なめ。
美味いスープだったが、半分ぐらいで蓮華を置く。
前の晩に少々飲み過ぎた所為もあろうが、トシ取ったもんだな・・・。
勿体無い話だ。
本日より5泊の出張。帯広が3週続いた。

頂上付近でも外気は暖かく、窓を開けると頂上付近でも春の匂いを感ずる。
この時期になると夏タイヤにすれば良かったと毎年思う。

今回の宿は『D』。
駐車場が無料なのでパコ1の「訳ありシングル」よりも更に安く、5泊すれば八丁堀の よし栄寿し で酒2本+刺身+上生寿しを楽しめるだけの金額が浮く。

大浴場にゆっくり浸かってから街に出る。
藤丸デパートに行くと、今日は豆腐女史がいたので久し振りに四方山話。
少し痩せましたか?と言われる。

夕食はインデアン まちなか店

基本メニューの「インデアン」399円
一番辛い「極辛」を注文してみた。

辛味スパイスが無色なので色は一緒。ヒーハー言わずに食べられるレベル。
トシを取って耐性が付いたのだろうか? 普通は逆だと思っていたが。
ともかく、コチラの地獄ラーメンに挑戦する準備は整った。

今夜の酒肴は「さんまの酵素漬」。

ヤマカ平林商店の爺さんに頼んで三枚に卸して刺身にしてもらう。
2尾で420円、今回も手間を掛けさせてしまった。
それにしてもジイサン、相変わらず元気だね~。
今日のお昼は家族で行く。前回
11時の開店時刻にもかかわらず、ボックス席が既に半分以上埋まっている。

色々あるが、事業規模の割に写真が雑なのが残念。


最初に餃子が運ばれてくる(2人前)。正直、美味いと思う。

キッズプレート(500円)。これだけあけば大人でも充分な量だ。
でも揚げ物とかマヨとか、あまり食べさせたくはない内容。

長女の五目チャーハンセット。
本人曰く、「味はチョー普通、麺はミスドを思い出す」

山妻の海鮮皿うどん

私のワンタン塩ラーメン
ラーメンはイマイチ。
単品料理は未だ注文していないが、やはりこの店はチャーハンと餃子だ。
次女の餃子や唐揚げを食べ、長女のチャーハンも分けてもらって満腹。

4人でこの値段。「魚べい」といい勝負だ。
隣接するアパートの話。
玄関上り口階段のタイルが剥がれ落ち、補修が必要になった。
親と管理会社の縄張りなのでノータッチを通してきたが、そうも行かなくなってきた。

欠けた部分をモルタルで盛ってある(親父の仕事)。
取れたタイルは脇に重ねてあったようだ。いつやったんだか。
モルタルを盛って押し込めばくっつくのに、何故こんな風にしたのか不明。
本人に訊いたところで覚えていないだろうし。

モルタルをタガネで取り去る。

残ったタイルを当てて必要枚数を割り出す。
ホームセンターでタイルのバラ売りはしていないので、ネット検索して近所のタイル施工業者を探し出し、事情を話して訪問。

営業部長がいて、見せるとすぐにメーカーと型番が判明した。
端の部分のカット工賃を含めても1,000円前後との事。

事務員さんにコーヒーまでご馳走になり、すっかり恐れ入ってしまった。
(続く)

今夜の酒肴はクレイルのカマンベールチーズ。
2番目に濃厚な「ロワレ」は3月で生産終了。

臭みの加減が自分には丁度良かっただけに残念だ。
山妻と長女は一口食べて「もういい」と敬遠する。
女子供はこれだから困る。
今回も往年の定宿『温泉のP』。
玄関の真上でドア開閉時の風切り音が聞こえるという「訳ありシングル」。
先週も同じ部屋だったが全く気にならなかった。
新しいチェーンホテルと比較すれば確かに古さを感じるものの、ベッドの感触や部屋の匂いなどを体が記憶していたらしく、ぐっすり眠れるのがいい。
料金が格安なので7月分も予約した。

最終日なので軽く呑みに出る。

飲食店が密集した小路に映画館があった。

帯広赤ちょうちん
早い時間だったので自分ひとり。

イカのゴロ焼き、アイヌネギの醤油漬け、カレイの刺身でビールと日本酒を1杯ずつ。
団体客が入ってきたのでバトンタッチ。

ここは「北の屋台」の卒業店。確か道路沿いにあったはずだ。
HPを見ると、十勝の小麦・ジャガイモを練りこんだ「十勝じゃが麺」というのを期間限定で出していて、唯一ラーメンを提供しているのがこの店。

地獄ラーメンの辛さは半端じゃないそうで、インデアンの一番辛いのが「3」に相当するとか。

じゃが麺 700円。
野菜たっぷりで海老や貝も入ったちゃんぽん風。

澱粉が混ぜ込んでいるので冷麺に近い食感。
西山製麺の製造で、配送コストがやや高めとの事。
麺が中途半端という客もいるらしく、スープや具材に試行錯誤を重ねている。
やや濃い目の塩味で、これは普通のラーメンとしてもかなり美味い。
帯広繁華街のラーメンはクド系が多いので、夜半に啜るにはいいかも知れない。
店主はかつて札幌の中華店に「大変お世話になった」そうで、帰り際に店名を書いた用紙を渡してくれた。
会話のテンポが良く、本当に感じの良い人だ。
次回は地獄ラーメンを楽しみにしよう。
4月9日。

昨日、藤丸デパートで食材を買っておいた。
それにしても震災以降、鴨肉が店頭に並ばなくなった。
薄い冷凍肉(880円)では旨味が少ないので、野菜摂取が目的と割り切る。

昆布、カツオだし、醤油、酒を買うと呑んでしまうので味醂。

野菜と豆腐に火が通ったら、硬くならぬうちに食べる。薄いから忙しい。


鍋が空になる頃には脂が浮き、雑炊をやるにはいい按配だ。
三つ葉を残しておくんだった・・・。仕方ない。
豆腐はすぐに腹が空くから、この後が心配。
昨夜のパスタは150g。ホールトマト缶400gを足しても満腹にはならず、目覚めた時から空腹を覚える。
すき家か吉野家の朝定食でも食べようと国道に向かったのだが、気が付いたら山岡家の駐車場にいる自分に気付く。

客は自分独り。横を通過する車からの視線が気になる。

恒例の朝ラーメン 390円
脂多めで注文したら丁度良い按配だ。

最初は胡椒、続いて豆板醤を好きなだけ投入。
食べ終える頃には額にうっすらと汗が滲み、既にひと仕事を終えた気分になる。

たぶん食べる事はないだろう。
定番の醤油と朝ラーメンだけあればいい。
再び帯広出張。
一晩家で寝る為に往復400キロ走るのは無駄と言えなくもないが、この時期に丸2日間も十勝で遊んで過ごすだけの甲斐性もヒマもなし・・・。

日勝峠3合目まで乾燥路だったので、下り坂で3速に落として70キロをキープする。捕まる心配はないものの、それ以上出す気が起こらない。
お昼は「樹海苑」を予定していたのだが、今日もやっていなかった。
宿に着いて旅装を解き、藤丸デパートに行くと豆腐女史が不在。
札幌で催し物の準備で出張中との事。
予定を変更し、余っていたパスタを使い切るべく、ホールトマトの缶を買う。

鷹の爪5片を千切ってオリーブ油で加熱し、後で揚げニンニクを適量。

香りが立ってきたらホールトマト缶の中身を全部空け、赤ワインを注いで煮詰める。
火を止める寸前に三つ葉を千切って混ぜ込む。

パスタは150g。底が深い自炊用のフライパンは何かと重宝する。
アラビアータはイタリア語で「怒り」 という意味を持つらしい。
辛いので顔が赤くなって怒っているような表情になる事からこの呼称が付いたそうだ。

パスタは1.6ミリ。7分待つ間にアペリチーフのアテはイカリング。

298円ワインのラベルにはスペインのBao皇太子。
不味くはないが少々エグ味を感じる。コルク栓が簡単に抜けたのでその辺も影響しているかも。

出来上がり。

用意した調味料を加えなくても最後まで美味しく食べられた。
玉葱を加えて甘みを出したり、コンソメやバター等を足したりするレシピも多いようだが、それをやってしまうと市販の「ミートソース」とほとんど変わらなくなってしまう。
トマトの酸味とニンニクの香味、唐辛子の辛味だけで味を纏めるには、トマトを「缶詰」にするのと、オリーブオイルをケチらない。それに尽きる。
家で作れば家族から『スッパイだけ』と不評を買うかもしれないが・・・。
その昔、一時期熱中していた、故丸元淑生氏の「新家庭料理」にトマトのスパゲッティというのがあった。
「最小限の調味だけで味がまとまる」といった表現を信じ、レシピ通りにトマトを湯剥きしてまでやってみたのに、出来上がったのはボケた味でとても食えたものではなかった。
ただ赤いだけのスーパーのトマトを煮詰めてもダメな件については触れていませんでしたよね、先生!
4月6日。
この日は玉掛け技能講習の実技。

以前は実務経験が必要だったのが、一連の規制緩和の流れで未経験者でも受講可能となり、それと同時にカリキュラムが増えた。
実技に「質量目測」というのがあって、色々な形状の鉄鋼・コンクリート類を4種類並べてメジャーを使わずに計測して質量を出すというもの。
これが実際には難しく、例えば実際には600kgの物を1.5tとか280kgといった回答を出す受講生が珍しくない。
実際の質量よりも多めに出す分にはいいが、少なく見積もって細いワイヤを使うと命取りになりかねない。
お昼はいつもの「志乃」へ行く。
4人になると予約しておいたほうが無難。

豚丼定食 900円。
丼は小さめだが、蕎麦も付いているので満腹になる。
講習は8時にスタートし、17時過ぎに終えて帰宅。


日勝峠は圧雪アイスバーン状態で、頂上付近の気温は-6度。

トンネル内で、融雪剤を霧のように巻いて走る。
4月7日。
監査の準備をするのは今日しかないので出勤する。
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ウルトラマンで登場する「タッコクング」という怪獣を連想した。
「クレクレタコラ」ではない。
こっちに向かってゴロゴロ転がって来るシーンがあったと思うが、40年前に見たきりなので実際はどうだったのか自信がない。
「イカファイヤー」は仮面ライダーだったし。
4月4日。
部屋で仕事をしているうちに酔いが醒めた。
小腹が空いたので外に出る。外気は生暖かい。
繁華街の外れに「春陽堂書店」という古本屋があって、何度か文庫本を買い求めたものだ。
何時の間にか閉店し、花屋を経て昨年暮れにラーメン屋がオープンした。
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今日は開いていた。

やや高めの価格設定。

正油ラーメン 750円。
タイマーで茹で時間を設定していて、麺はやや緩め。
見た目もオーソドックスな帯広ラーメン。

10数キロ太ったとかで最初は判らなかったが、やはり この時の店主だった。
「どうしたの?前はカッコ良かったのに。ダメでしょ!7時過ぎても店開けないし」などとキツい言葉を浴びせても絶対に怒らない人なので話していて楽しい。
この店の他に「十勝乃長屋」で『辰ごん』という居酒屋をやっていて、相変わらず忙しそうだ。
こういう人だからファンも多いらしく、居酒屋に呼ばれて客の相手をしている時は“ネエチャン”にラーメン店を任せているそうだ。
私としては他のメニューよりも、どんな“ネエチャン”なのかが気になる。
4月4日。

20cmを超す積雪。
でもスタックには及ばないので、乗り回してボディ裏の融雪剤を落とす。

昼食は木賊原通りの丸秀で日替り定食(580円)
昨日の食事は全てラーメンだったので、飯と味噌汁と生野菜が恋しい。
さて・・・。
本日の夕食は、味乃やの「もや志ラーメン」と決めていた。

なんと・・・。
予感が的中してしまった。
今回の出張日程が決まって以来、ずっと楽しみにしていたのに。
とても残念だ。あれからすぐに再訪しなかった自分が悪かった。
宿に戻っても自炊する気が起こらず、徒歩圏内で食事する店も思い付かないので、スリッパ履きでホテル1Fの居酒屋に行く。

今年で3年目になるそうだ。
メニューを見て、「晩酌セット」にする。

飲み物は酒、熱燗にしてもらった。
まだ早い時間で客は自分しかいないのに、狭い厨房内で店主が忙しく立ち回っている。
それとなく話題を振っても反応がないので何だろ?と思っていたのだが、どうやら仕込みがズレ込んでいたようで、後でスミマセンと言われた。
自分と同類で、人見知りするタイプかと思われる。
追加の燗酒を呷っていると、風呂上りで浴衣姿の年配客が2人。
「25度の焼酎はないのかい?ダメだな」って、もう出来上がってるんですか?
同窓会かな?
頃合いを見て「食事メニュー」は握り寿司にしてもらった。

酒とお通しの他に料理が4品で1,680円。なかなかのものだ。
加えて燗酒2本(計3本、実質2合1勺)ですっかり酔ってしまった。
本日より3泊の帯広出張。

日勝峠頂上付近。気温は-7度。
途中、エゾ鹿が2頭横切ってあわや衝突しそうになった。
後を追う鹿は前しか見ないものらしい。
携帯が何度か鳴り、その都度路肩に車を寄せる。
最初に向かった店は西帯広駅付近の「久平食堂」。
有楽町より1本国道側で、店の前からは駅舎が見える。

10人も入ると満員になりそうなこじんまりとした店で、厨房にはオバサンが2人、後から兄さんが1人入って来た。2代目だろうか?

ラーメンとカレーだけというのも珍しい。

しょうゆラーメン 600円。
最初に甘いラードの香り。街中の三平を髣髴とさせる。
あっさり系のスープにやや多めのラードが乗ってヨロシイ。


麺は縮れていて腰があり、啜っているうちに懐かしい気分になる。
具体的には説明出来ないが、具材にしろ麺にしろ、スープも含めて帯広らしさを感じる。
雪が降り続く。
カーナビをセットして次の店に向かう。
ソフトが10年近く前なので、緑陽高校にセットした。

駐車場にカネジンの幟がはためく。

めん日向屋。 ※2012年6月末閉店
券売機に千円札を入れる。


白を基調にした明るく清潔な店内だ。

醤油(あっさり豚骨魚介) 700円。


(これでもか!)といった豚骨魚介系に何度もヤラレているので、この位の濃さが自分には丁度良い。
スープは蕎麦湯に似た趣があり、じっくり味わえるのがいい。
食べ終えてカウンタ前で財布を出すと「あ、御代は頂いておりますので・・」
「あ、そうだった、ハハハ」と誤魔化して店を出る。
相変わらず雪が降り続く。
さて、かつての定宿『P』にチェックインし、温泉に浸かってから仕事をしていると暗くなった。
外に出ると雪が20センチ近く積もっている。
プラス気温なので2日もすれば融けるだろうが、車の右左折で滑って危ない思いをする。

ラーメン元気
店主が駐車場の雪かきに精を出していた。
小上がりで30人程度の宴会が出来そうな大きな店。
店の人は若いので居抜きだろう。

「もやしラーメン」は具がもやしとネギのみで、「和ラーメン」は魚介風味との事。

正油ラーメン 600円。

基本的には「久平」に似たタイプで、むしろこちらのほうがあっさり加減だったのは意外だった。
店主の手際の良さを見ていると「和ラーメン」にすれば良かったかも・・・と思ったものだが、本日はこれで3杯目。
帯広ならではのラーメンを堪能したという満足感のほうがずっと大きい。
店を出ると、店主が再び雪投げをしていた。
4月1日。
恵庭のいちご園で腹一杯食う手筈だったのが、昨日大勢の客が来場し、熟したのを食い尽くされてしまったそうだ。
予定を変更して先日オープンした回転寿司へ行く。


海天丸の居抜き。
住所は北野だが、平岡通り沿いの店が「北野店」となっている。
バス亭の名称にちなんででこうなったようだが、どうせなら「東北通り店」にすれば良かったんじゃないかと思う。

内装が明るい色調に一新された。テーブルがもう少し広ければもっといいのだが、居抜きだから仕方ないか。

品数がかなり多いので、タッチパネルの操作にやや手間取る。
一度に注文出来るのは4種類まで。



100円台の品数が多く、ネタが大きめで鮮度も悪くない。
貧乏家族は満足。

最後の一皿のみ、高いのを食べる。
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