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デューク・エリントン・オーケストラ 札幌公演


11月28日。

仕事を終え、職場から徒歩で大通方面まで歩く。

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オーロラタウンの〔八雲〕で軽く腹拵え。チョイ飲みセット1,200円也。
ここから市民ホールまで徒歩3分だ。

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日頃お世話になっている方が急用で行けなくなり、チケットを譲ってもらった。
〔会員になりすまして入場する〕という託言に従い、地味なコートに地味なマフラーという格好で、口をヘの字に結んで悠々と受付を済ませる。
これにベレー帽が加われば完璧だったのだが、しまむらで見つけられなかったのが残念。

毎年のようにやってくるグレンミラー楽団は公演回数をこなすスケールメリットでチケットは求め易い。
しかし同じビッグバンドでもデューク・エリントン楽団となるとそうもいかないので興行側も苦労するようだ。
非営利組織である文化鑑賞会だからこそ実現出来た企画だと思う。

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開演前、ステージの配列。
2台のマイクはそれぞれ金管・木管のソロ用。
各セッション毎にもマイクが用意されている。

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今回のプログラム。
オープニングの〔A列車〕以外は演目通りとならず、プログラムにない曲も多かった。
全体的に折り目正しい演奏だったのは、今回の客層を考慮しての事だろうと思いたい。

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メンバーが登場し、いよいよ〔公爵演奏會〕がスタート。

生音を上回るスピーカ音量に惑ったのも最初のうちで、繊細でゴージャスなサウンドに魅了される。
自分の席は前から3列目。ソロプレーヤーのサウンドが真正面から飛んでくるという願ってもない位置。

ガッチリ体型の黒人プレイヤーはいかにも見映えがする。
吹く時の姿勢もバラバラで、Showの要素も含めていかにもジャズの世界。

華麗なソロの連続に圧倒され、バンドのアンサンブルも、例えばPPPで柔らかく響かせるハーモ二―の妙などは聴いていて何度もゾクッとさせられる。
コンマスも洒脱なトークや身振りで客を沸かせる。

後半の途中にヴォーカルの平賀マリカが登場し、プログラムに華を添える。
当楽団と共演したCDをリリースするなど、国内での評価は高いようだ。

かつてジャズ喫茶やLPレコードで慣れ親しんでいた40~50年代の佇まいは感じられず、アレンジも変更されている。
御大が没して40年という時の経過を思えば、往時の雰囲気を期待するほうに無理があろう。
しかし、色彩感溢れるエリントンの楽曲をこれほどまで豊かに表現してくれるのはやはり「本家本元」の強みなのだろうと。
キッチリ2時間、エリントン音楽の素晴らしさを余すところなく伝えてくれた。

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30年近く前に購入したCD(当時3,500円!)。
1957年のステレオライブ盤にしては音が良過ぎるので、スタジオ録音に差し替えられた可能性が高いが、名曲ズラリのお勧め盤。

※12月1日後記・・・廃盤みたいです。

2013年11月28日
於 札幌市民ホール 18:30開演、20:40終了

2013年11月30日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽

松の實

所用を終えると昼時になったので、南1条の電車通りを西に進む。
途中、〔豚骨・煮干し〕と書かれたラーメン店を見つけて一旦自転車を降りるも、再び跨って斜向かいに渡る。

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岩倉ビル1Fにある松の實
昼の部は11時半~15時まで。

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落ち着いた店内は調度品も内装も凝っていて、街中であることを忘れさせる。
品書きの最初に書かれていた〔田舎そば〕を注文し、温物の品書きを見ようと頁を捲る前に持って行かれる。
相手が割烹着だと、 「あ、チョット待って!」の一言が出ないものだ。

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200円増しで大盛りに出来るが、量的には充分。
よく角の立った田舎蕎麦の味は野趣があり、蕎麦好きならツユなしでも手繰れそうだ。

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開店直後ながら白濁した蕎麦湯を出す。2合ほど入っていた湯桶を空にした。

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2杯目のそば茶と共に饅頭のサービス。昼時限定なのだろうか。
皮の香ばしさが独特だったので蕎麦饅頭かも知れない。
この店なら合点が行く。

奥の厨房向かい側が座敷になっていて、夜は色々な料理を出すようだ。
〔蕎麦屋酒〕への期待が膨らむ。

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しばらく休業状態が続いているようで、すっかり色褪せてしまった。
かつては離れた場所からでもこの目力にドキリとさせられたものだ。
2013年11月26日 | Comments(0) | Trackback(0) | 蕎麦・うどん

北海道教育大学 スーパーウィンズ2013

11月21日。


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第1部

伊佐治 直 南蛮回路(2001)
伊佐治 直 活劇サイレント(2003)
田村 文生 アルプスの少女(1999)

第2部

山本 裕之 バビロンの流れを換えよ(2008)
伊佐治 直 亜熱帯交通(2007)
伊佐治 直 アストロラーブ製作所(2013)


今年で6回目を数える、「21世紀吹奏楽のイノベーション」企画。

さて、最初に結論を述べておく。

聴いている時はサッパリでも、後でジワジワ効いて来るという事など滅多にあるものではない。


印象的な旋律もなく、本来の奏法を敢えて否定するかのような楽器の鳴らし方・・・等々に翻弄されっぱなしだった。
多分、少なくとも前半は他の客も似たようなものだっただろう。
ホール全体がモヤモヤした奇妙な一体感に包まれているようだった。

しかし、作曲者の田村・伊佐治両氏の軽妙なトークによる親切なレクチャーに加え、〔扇の要〕である渡部謙一氏の的確なタクト捌きによる確信に満ちた響きが、次第に会場内のモヤモヤ感を浄化していく。
専攻科学生達の確かな演奏技術と瑞々しい響きも素晴らしい。

ラストの〔アストロラーブ製作所〕で、金管セクションがバズィング(マウスピースだけでブーブー鳴らす)に声も入れて旋律を奏でるのが何とも滑稽で笑ってしまった。
それで気が楽になった。しかめっ面して謎解きに終始しても仕方がない。
楽しい、美しいと感じられればそれで充分なんだと・・・。

アンコール前、締め括りに指揮者の渡部氏が敢えてMCなしで発した言葉が印象的だった。


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当日のプログラム。作曲者と指揮者による小冊子形式。

後半、伊佐治氏が同じサングラスをかけて登壇し、会場が沸く。
ご本人は当初、和服姿の画像を載せて貰う予定で送ったそうだが、後に渡部氏からこの画像を求められたそうだ。

〔アジア〕という語感が醸す一種の怪しい雰囲気を作曲者本人に被せてパンフにしてしまった?茶目っ気というかセンスは絶妙だ。

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年明けにキタラで「和服」の伊佐治氏による雅楽の公演。
同席した娘は行く気満々。
2013年11月23日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

一徹

11月18日。

雨が降りそうな按配なので、折畳み傘を持って街中へ用足しに向かう。
用事を終えて時計を見ると12時。
狸小路に入り、自転車を押して歩く。人通りはそれほどではないようだ。

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11か月ぶりの一徹

入店すると前客が帰るところだった。
薄暗い店内に火焔が映える。顔面に熱気を浴び、この店に来た実感が湧く。

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青じそラーメン(正油)
ドロ系といってもいいほどゼラチン質が濃い。
それに紫蘇とニンニクの風味が絡み合うのだから堪らない。
通常メニューと同じ630円というのも嬉しい。

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客が途切れ、店主が紫煙を燻らせたのでそれとなく話しかけてみた。
ずっと疑問に思っていた、富公時代の〔手だけ見えるライスの人〕は、母親から奥さんに変わったのだそうだ。

この手の話はこれで最後にしよう。
20年前の味なんて、もうすっかり忘れている。

合奏 131117

15時より大麻で合奏。
本番まで2ヶ月を切り、参加者が増えてきた。

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アルフォードの〔ナイルの守り〕 オープニングに決定。

最初の出会いは30年ほど前で、哀愁を帯びたフレーズと力強さの共存が新鮮だった。
演奏するのは今回で3度目(かと思う)。

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お気に入り、Trioの主旋律。
音量の指定はPだが、つい歌い上げたくなる。
休符が少ないので通すと結構キツい・・・。

2013年11月19日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

そば天国松乃家 輪厚店

しばらく更新していなかったのでここ数日のダイジェスト版。


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11月10日。合奏会場にて。
最長老ユーフォM氏が長年使い続けていたマウスピースをBachの5GからDeniswickのSM4に変えた。
本人は吹き易くなったと満足していた模様。
カップの深さでタンギングのポイントやリップスラーの調子が変わるので当分は様子見か。


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11月11日。ホテルノースシティ。
珍しく12時前から空席待ちの行列で、一番早い「幕の内弁当」を注文。
同席した業界最長老のO氏が遂に「そろそろ引退したい」との申し出。
いきなり辞めるとボケるので、交通の便が良い会場に限定して続けてもらうようお願いする。

帰宅する頃には吹雪いて渋滞。
道が空いたらブレーキを踏み込んでABSを作動させ、冬道走行の感覚を呼び覚ます。

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自宅近くでキリ番。


11月12日。(画像なし)

翌日からの仕事の準備で昼に帰宅。
マルちゃん生麺の「うどん」を食べてみる。
即席にしてはスープも麺も良かったが、具材がないというのは寂しい。
手間は冷凍麺を仕立てるのと変わらないのでもう買う事はないだろう。


さて本題。

13日より隣町へ通いの出張。
朝6時半に出発する。
ガッチリ着込んでも氷点下の底冷えは如何ともし難く、辛い食べ物で体を温めたくなる。
すぐ近くに激辛のラーメン店があるが、いつ通っても店の外に空の植木鉢が転がっていたりして入る気になれない。

お昼は国道沿いの「そば天国」

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かきフライ定食

寒い所にいるだけでカロリーを消費するようで、ご飯をお代わりすれば良かった。
時間がないので無料の天かすをたっぷり載せる。

熱っぽいので、家で熱い風呂に浸かり、すぐ寝た。


11月14日。

前日よりも温かい。
どうやら風邪を引いてしまったようだ。
コンビニでチョコレートを買ってカロリー補給。

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店の駐車場にランボルギーニが停まっていた。

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から揚げ定食(蕎麦大盛り100円増し)。
下味がしっかり付いていて美味い。

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定食の大盛り丼は単品に使っているようだ。
2013年11月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 蕎麦・うどん

家ラーメン

今日は8時50分から次女の学習発表会。

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お化けのナントカという劇で25分間、3シーンをそれぞれ1クラスずつが演じる。
1年前の年長組とは違い、皆大きな声で伸び伸びと演じる辺り、著しい成長ぶりを実感する。ストーリーは全く解らなかったが。

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朝顔の鉢を持ち帰る。


お昼は家でラーメン。
この時と同じ製品の塩バージョン。
分量通りの湯でスープを希釈したところ化調が目立つので、昆布でダシを取り、揚げニンニクを漬けた醤油を少量加えて補正する。

麺1玉が110gなので3人で4玉は少ない。
菊水の3玉入り袋から1玉取って一緒に茹でる。
残りの2玉はレッスンで遅くなる長女用。

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出来上がり。具材はいつも通り。

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画像では解らないが、菊水麺の黄色が引き立つ。
太さは違うものの、茹で時間は同じ2分だから問題なかろう。
色付き素麺のようなものと思えばいい。

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この日は15時から江別の学校で合奏練習。
前夜の深酒が祟って寝坊したあげく、タマには古いほうの楽器を吹いてみようなどと余計な事を考えて仕舞ってあったのを引っ張り出して調整しているうちに14時を回り、慌てて新しいほうを車に積んで走る。
途中、コンビニで買った三ツ矢サイダーを飲み干し、10分前に到着した。

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この日の参加者は35名。
右横のコントラバスクラ、真ん前のファゴット、左横のユーフォといずれも高校の大先輩。

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斯く言う私も年が明ければ50代。
老眼もそれなりに進行中だが、5年前に買った老眼鏡は、譜面と55㎝の距離をキッチリ保っている分にはまだ使えそうだ。

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定演の第一部でオリヴァドーティを1曲どうか? という案があり、初見で2曲続けて合奏。
投票の結果、7:3で〔ポンセ・デ・レオン〕に決定。
〔バラの謝肉祭〕を髣髴とさせる佳曲だ。
2013年11月04日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

落ち葉拾い

11月2日。
天気が良いので娘と近くの公園に向かう。

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紅葉と言えど、今年は赤系の色合いがイマイチのようだ。
1週間ほど遅かったのだろうか?
上の子が3歳の時から毎年今時期になると欠かさず続けているが、やはりその年の気候によって微妙に異なる。

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結局拾いたくなるような落ち葉がなく、遊具で遊ばせてから今度は栗の実を探しに近くの地区会館へ向かう。

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指定された当時、NHKのローカルニュースで生放送されていたのを覚えている。
シラカンバが何時の間にか大量に切り倒され、広場になっている。

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お目当ての栗は既にもぬけの殻となり、幹の周りに積まれていた。
手ぶらで帰るのも癪なので一つ持ち帰る。
次女はそれをゴミ箱に入れ、やがて山妻が指に刺すという結末。

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この日のベストショット。

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昔からある貸し家。
犬小屋があったのは確か左側。
夜中にここの雑種が吼えると連鎖反応で近所中の飼い犬が吼えたものだった。
犬小屋自体、すっかり見かけなくなった。


2013年11月04日 | Comments(4) | Trackback(0) | 家庭
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