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スピーカー自作 ①

先日、カーステレオのCDが読取り不可能となった。
HDDに保存するタイプで重宝していたのだが、修理に出すと出費がかさみそうだ。ウォークマンのようなMP3再生機種を買うまではMDで我慢。
MD付きのミニコンポに加え、CDウォークマンとMDウォークマンを引っ張り出し、空いた時間に2段構えでコピーを繰り返している日々だ。

スピーカー1

ウォークマン同士でコピーする時に使用しているモニタースピーカー。
iBUFFALOのBSSP28UBKというモデルで、USB給電のアンプを内蔵している。
1,260円と安価ながら音が良いのでPC用にも使っていたのだが、狭い机の上で両脇に並べると意外とスペースを取るもので、音量調整の際にグラついたりしてどうも収まりが悪い。
A4サイズのワンボックス型にして上にPCを乗せればいいだろう考え出したら自作癖が沸き起こって止らなくなってしまった。

箱の中央を仕切り、低音用の抜け穴を空けると〔バスレフ式〕で済むのだが、それだけで終わってしまうのは物足りないので〔バックロードホーン式〕というタイプを試作する事にした。
10数年前に亡くなられが、長岡鉄男さんというその道の教祖様のような方がいて、1枚のコンパネから無駄なくスピーカ箱の図面を割り出し、様々な形の作品を生み出していたのを、その昔本屋で何度か立ち読みしたのを思い出す。

直径10cm、15cm程度のフルレンジスピーカーに不釣合いな大きな箱という組み合わせが〔バックロードホーン式〕というものだったのを調べて始めて知った。
小型でも磁力が強くて振動幅が大きい分、低音の気流を得やすいという理屈。
非力な真空管アンプが多かった頃は一般的だったが、高出力のトランジスタの時代に入るとバスレフ式や密閉型が一般的となってバックロードホーンの需要が減り、作るのにコストが掛かるためメーカー側も手を引いてしまった・・・。
以上、ここ数日間見て回ったサイトの引用なり。

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こちらはセルパンという楽器だが、これを見ていただければ判り易いだろう。

図面2

昨晩書いた初期図面2案。
仕切りを何枚か設け、長い管を縮小させたような構造。
前面には操作部分があり、低音は無指向性なので抜け穴は横か後ろになっても構わないが、2箇所に分けると効果が得られなくなりそうな気がするので図面の右側を選択。

ダメだったら元に戻せばいい話だが、予備知識ゼロのやっつけ仕事なので、満足の行く結果を得られない可能性が非常に高く、そうなったら精神的ダメージが大きいので、箱の製作に必要な材料・工具代は1,000円以内と決めた。

続く。

Flanger FMT-206RC Tuner & Metronome

メトロノーム&チューナーを買い換えた。(関連記事)
昨日、配送先のコンビニに商品が届いたというメールがあったので仕事帰りに立ち寄った。

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こんなにデカい段ボールに入っていた。

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Flanger FMT-206RCという商品。クリップマイクが付いて何と1,080円!

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KORG TM-40(絶版)と比較して優れている点は、
①音量がデカい(1.5倍程度)
②メトロノームの速度が1単位刻みで30~280/秒という幅広さ(KORGは3~4単位刻み)
③クロマチックチューナーは4オクターヴ、ギター・ベース・ヴァイオリン・ウクレレ用のモードもあり。
④サイズがコンパクトでしかもクリップマイク付き。
⑤1,080円なので耐久性が劣っていても割り切れる。

といった按配。
一方、劣っている(と思われる)点は、
①針の表示が見づらい。
②ディスプレイがケバくて目障り。
③スタンドの針金が硬くて引っ張り出すのに親指の爪が剥がれそうになる。

こんなところだろうか。
針の表示については、両機能共に2つの赤色ダイオードを見れば済むのでそれほどの不自由は感じないが、ケバい表示には慣れが必要だろう。

2014年11月27日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

北海道教育大学スーパーウィンズ2014

11月21日。

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何の予備知識もなく聴きに行った昨年は、脳味噌を手荒く塩揉みされてしまったかような衝撃を受けたものだが、プログラムを眺めていると何となくイメージが湧いてきそうな気もする。
1年も経つと塩が馴染んで醗酵と熟成が進んだのだろうか?

第一部
三善 晃:「クロス・バイ・マーチ」(1993)
南 聡:「マーチ第1番」(委嘱新作)
田村 文生:「トルキッチュ行進曲」(委嘱新作)

第二部
伊左治 直:「満月のマルシーニャ」(委嘱新作)
山本 裕之:「控えめなマーチの作り方」(委嘱新作)
新垣 隆:「ぼくらのマーチ」(委嘱新作)
二橋 潤一:「If・・・もしも」(委嘱新作)


2曲目以降は全て演奏前に作曲者ご本人によるレクチャーがある。
(ナヴィゲーターは田村文生氏)

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総員で90名近くいたのではないだろうか。
曲によって編成が変わる。

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曲目解説には各氏による曲のコンセプトや経緯が述べられ、後半は渡部謙一准教授が締める。
ふなっしーも登場する16頁の豪華版だ。
初演を聴きながら創造の領域を探索するには格好のテキストでもある。

以下、後半より一部引用させていただくが、誤用・誤解があればどうかお赦し願いたい。

多くの人は、吹奏楽といえば真っ先にマーチを連想するだろう。
吹奏楽の発祥は十字軍遠征の時代に、軍隊の先頭で演奏しながら進んだトルコの軍楽隊だとされており、その演奏規模や力強さが中世以降の音楽界及び管楽器の構造に多大な影響を与え、19世紀後半には「マーチ王」スーザによってバンドの編成がほぼ確立された。
しかしながら現在と当時とでは編成のみならず、同じ名称であっても調性や響きが変わってしまった楽器も多く、既に消えてしまった楽器も少なくない。
演奏するには譜面の書き換えや近似楽器で済ませるしかないのだが、こうなると作品本来の持ち味・純粋性は既に失われてしまっているのではないか?

以上

それにしても、“あの”「クロス・バイ・マーチ」を最初に持ってくるというのが痺れる。
この曲を初めて聴いたのは数年前で、一般的なマーチしか知らない身には相当キツかった。ここまで逸脱して〔マーチ〕と名乗れるのかと。

以降、全て演奏前に作曲者ご本人によるレクチャー。進行役は田村文生氏。

作曲者それぞれが、マーチとの〔属性〕をどのように曲に織り込んでいるのを興味深く聴いていたのだが、やはりというか、その手法は悉く個性的で刺激的。

「控えめなマーチの作りかた」のように、作曲者による事前説明がなければ理解不能な曲が、ご本人が語られて初めて理解の入り口に立てたのは嬉しかった。
とにかく「ネタを取った酢めし」というのが秀逸で、暗くネガティブな演奏がスタートしてから1分間ほど、笑いを堪えるのに必死だった。
今回改めて感じた事だが、私のような一般聴衆には非常に有難いので今後も(事前のレクチャーを)是非続けて欲しいと思う。

Spike Jonesが今の世に居たとしても恐らくここまでやらないであろう田村文生氏の「トルキッチュ行進曲」(ウチのバンドでやってみたいが、並みのバンドではとても演奏不可能)、新垣隆氏の人柄と天才が会場の空気を一変させた「ぼくらのマーチ」・・・・残念ながら全ては書き切れないが、他の作品も全て随所でゾクッとさせられ続けた。

こうした意欲的な音楽に先入観なしで対峙していると、何時の間にか精神が解き放たれるのと同時に、ドグマに囚われている我が身に気付かされる。

会場のあちこちで〔梨汁ブシャー!!〕が炸裂していたに違いない。
〔現代曲〕に対する認識不足が邪魔して足を運ばなかった一昨年前までの自分が腹立たしい。
こうした演奏会を毎年聞ける札幌の吹奏楽ファンは幸せだ。

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この演奏会は授業の一貫して行われているもので、落ちたり音を外したりすると成績に響くそうだ。
まあそれば冗談として、ヒョロン、ギロッ、ウジャーッ、といったイメージを的確に具現化していたのには脱帽するしかない。

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最後は作曲者全員が登壇。

終了し、ロビーの出口で高校同期トランペットで現吹奏楽部の父母会代表を務めるYにバッタリ。
周囲には後輩達が何人もいて、訊くと部員の大部分が聴きに来ていたそうだ。
2014年11月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

揚子江

さて、大番を出るといきなり揚子江が目に入った。
迂闊だった。以前からの懸案店だったので、気付いていればこちらを優先したのに・・・。
しかし、満腹感はそれほどでもない。温かい種物を手繰っていれば諦めただろうが、ラーメンを食べてはいけない理由はないのだ。
通りから中を覗くと既に宴会客で満員状態だったが、カウンタ席が空いている。

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壁のお品書きにラーメンの文字が認められたので暖簾をくぐる。

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カウンタ席に座るとベテランのおばさんがお茶と水を運んでくる。
白が基調のしつらえと温かい雰囲気は大衆店の王道。

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品書き。
カウンタの隣客は豪勢な海鮮盛りを前に舌鼓を打っていた。
厨房の手前では2人が刺身を切り、奥では2人が中華鍋を用いるという奇妙な風景。そしておばさん2人が客の注文を聞いて忙しそうに立ち回る。

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塩ラーメン 600円。

中華店なので青湯かと思いきや、動物系が前面に出た白濁スープ。
ただし、味は見た目で予想したよりも幾分薄め。

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どこの麺かは特定出来なかったが、弾力に富んでいて美味い。

満員なのに騒がしくなく、自分だけラーメンというアウェイ感を感じさせないのもこの店の魅力。
今年で創業50年になるそうだ。

大番 大通店

11月21日。
教育文化会館で演奏会があり、近くのコインパーキングに車を入れる。
時間があるので近場で夕食を済ませようと歩き出したものの、北1条通りに飲食店の看板は見当たらず、大通方面に向かうとすぐに見つかった。

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大通り西15丁目。
入り口が2ヶ所あり、食事だけの客は大通り側から入ってテーブル席に案内される。

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他は全て小上り席となっており、18時前ながら数組の客がジョッキを共に談笑していた。

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いつもの大盛り(600円)

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量はテレビ塔の店と変わらないように見えるが、手繰り終えた後の満腹感はそれほどでもない。

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猪口に蕎麦湯を注いで鰹の効いたツユを楽しむ。

開場まで30分ほどある。
2014年11月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 蕎麦・うどん

トロンボニアム

Tb吹きの先輩に楽器コレクターで知られるMという方がいる。
例えばコレなんかは札幌に1本しかないだろうし、先日はマニア垂涎のコレも購入したと聞いて驚いた。
その他の所蔵品を上げるとキリがないので省くが、本人が猟奇的と自認しているだけあって羨ましい限りだ。
先月だったかに、いつぞやトロンボニアムを落札したという噂を聞いた。

jjジョンソン

ジャズトロンボーン奏者のj.j ジョンソン(左側)。
かなりのコンパクトサイズ。
音源を捜して是非聴いてみたいものだ。

gus muncuso ジャケット

で、参考までに、Gus Mancuso(ガス・マンキューソ)のLPジャケ。
大きさから見て、CORNあるいはKINGのバリトンだろう。
なぜこれを出したかというと、30年ほど昔に中古レコード店で購入し、当時足繁く通っていた飲み屋で何度か聴いたのを思い出したからだ。
誰も教えてくれる人がいなかったので、“ガス・マンクソ”という救いようのない呼び方をしていた。
当時聴いた感じでは、〔この音じゃ別にユーフォに持ち替えなくても、トロンボーンで吹けば済むじゃん〕といったもの。
今聴けば分印象もかなり違うだろうが、CD化されていないから諦めるしかないか・・・と思っていた矢先、つい最近Youtubeに上がっているのを発見したのでシェアする。



「女と一緒に聴いていて、名前を訊かれて“ガス・マンクソだ!”なんて答えたらブチ壊しだよな」などと話していたものである。
オヨヨ通りにあったその店も閉じて久しく、店主は故郷に帰ったまま何の音沙汰もない。

※11月20日後記
1956年にリリースされたこのアルバムと1958年のアルバムが2in1で2001年にCD化されていた。注文したのは言うまでもない。

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Gus Mancuso & Friends


さて、本題。

11月19日。何の前触れもなくトロンボニアムと対面。

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一見マンドリンのようなケースを開けると、そこにはサテンが渋く輝くヴィンテージ物が・・・。

昼休みに急いで弁当を食べ終え、うがいしてから視聴覚室に走る。

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ヴァルヴガイドの磨耗はこの程度。

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サテンの残存率もほぼ完璧に近く、状態は非常に良い。
凹みは全て修復された形跡がある。

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ベルは取り外し可能。ホルンのように外して収納する訳ではなく向きの調整用であろう。

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1番管は上下抜き差し可能となっている。

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ユニークな巻き方だ。

細菅のBach-5GSを差して早速吹いてみる。

音質はバリトンよりも軽めながらそこそこ抵抗がある。
ピッチは、CとDがやや低めだった以外は問題はなく、充分に実用に耐えられるだろう。
自分が吹けばユーフォっぽい音しか出せないけれども、強く吹き込むと気持ち良く割れてくれる。
Tb吹きにとっては、柔らかい響きも加わって表現の幅が更に広がるのではないだろうか。
消えてしまった理由は色々あるだろうが、非常に魅力的な楽器であるのは間違いない。
2014年11月19日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

メトロノームのフリーソフト

7年前に購入したKORGのチューナー&メトロノームが故障した。

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数ヶ月前、最大にしても3分の1程度しか音量が出なくなった。
続いて拍を知らせるLEDの片方が点滅しなくなり、合奏会場など他の人が吹いている中で練習する時に用をなさない。
チューナー機能は今のところ正常。

スマホ用のアプリは色々出ている。
自慢ではないが、自分はガラケーだ。
そこで、新しいのを購入するまでの繋ぎとしてPC用のフリーソフトをDLしてみた。

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アート・メトロノームという。
マウスで任意のテンポと音量を設定。音色も変えられる。




モバイルPCにUSB電源の外部スピーカを接続すれば画面を見なくても済む。

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続いてクロマチックチューナーのフリーソフト

検索していると、SoftTunerというソフトがあったのでインストールしてみた。

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画面左側。同時に使用可能。
感度と表示は市販のチューナーと変わらない。
PCはマイク内蔵なので外付けする必要は無し。
電池切れの心配もしなくて済むし、家で練習するにはこれで充分だ。
2014年11月11日 | Comments(2) | Trackback(0) | 吹奏楽

良寿し、炭屋

11月5日。

これから4日間ずっと外なので天気予報が気になる。
北広島市は札幌の隣町といっても予報は当たらない事が多く、西の里辺りが天候の分岐点のようで、胆振日高地方の予報に近いと聞いたことがある。

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近くの公園は草刈が終わっていた。
楽しみにしていたキノコが1本も見当たらない・・・。

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さて、お昼は良寿司。中庭沿いの部屋に通された。
かなり混んでいて、予約を入れなければ待たされただろう。

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寒いので蕎麦付きのランチ。
温かい蕎麦が付くのは、この他に「握り」のランチがある。
こうした事も予約の段階で伝えておく。

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171年に一度?
同じ月でも、セーラームーン(但しマース)のほうが有り難味がある。


11月6日。

グンと冷え込んだ。
寒暖の差が大きく、次第にベースの気温が落ちていくのが分かる。

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この日は炭屋のランチ。品数が多くて豪華だ。
機会があれば夜の時間にも訪れてみたいものだ。

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16時前に落日。とにかく日没が早い。


11月7日。

最高気温が8度までしか上がらず、時折粉雪が舞う。
余りにも寒いので、車に積んであった黄色の手拭いで頬被りしたところ、周囲から「スイカ泥棒」と呼ばれる。

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この日も炭屋のランチ。

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女性受講者の“デコヘル”。
今回のムードメーカーで、毎日朝から笑ってばかりいたが、さすがに修了試験が近くなると大人しくなった。

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この日は長女の誕生祝。
2014年11月08日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

まんぷく

11月4日。
土曜日まで5日間の通い出張。
前日、降り続いた雨は夕方から雨は霙となり、夜半に雪となる。
今朝も寒かったが、昼近くから晴天となって暖かい。

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さて、お昼は北広島市白樺町のまんぷく。
後述するが、実は27年ぶりの訪問となる。

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新琴似で開業し、当地に移転してから35年ほど経つという。

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ご主人は亡くなり、現在はオバチャン独りで店を切り盛りしている。
団地や住宅地が密集するこの地域には飲食店が少なく、昼よりも居酒屋がメインとなっているようだ。
近所のジサマ達が集うコミュニティとしての役割も大きそうだ。

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醤油ラーメン 550円
濃い色ながら口当りはやや軽めの豚骨系スープで、ニンニクが微かに香る。

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麺は西山。量の多いモヤシは食堂系のお約束?

さて、話の続き。
前にいた会社で(当時22~3歳)、突然この店の担当を命じられ、1年近く通っただろうか。
毎月10日が集金日だったと記憶する。近くに得意先がないため渋滞する冬場は難儀したものだ。

元の担当者が会社を辞めてから経緯を知ったのだが、何らかの理由で集金に行かずに何ヶ月も放置し、それに怒った店主が、ちゃんと払っているのに何という事だ、毎月上乗せして何とかするから、その代わり集金人は別の者をよこせ、となったらしい。

放置をチェックしなかった当時の課長だか部長も困ったものだが、そんな状況下での集金担当だったからマトモに会話した記憶がない。

そんな昔話を続けているうちに、当時のオバチャンを無口で無愛想な人と決め付けてしまった事が申し訳なく思えてきた。
又とない機会だったから誤解していた事をお詫びした。
記憶の澱に沈んでいたわだかまりから開放されたのも、こうして店を続けてくれていたお陰だ。

店のしつらえもそうだが、オバチャンが昔のままというのには驚いた。
そう伝えると年齢を教えてくれたが、明かすのは差し控えよう。
参考までに書くと、遡ると計算上は当時40歳という事になる。
50男から見て10歳年下の女性というのは、相手によっては〔可愛い〕という感情を抱いても別に不思議ではない。
自分もそんな年になってしまった。
やんぬるかな・・・。

信濃中吹奏楽部OBバンド 第6回 定期演奏会

11月2日。

小雨が止まないので車で新札幌に向かう。
青少年科学館もサンピアザも駐車場まで長蛇の列で開演に間に合わない。
裏手の図書館専用駐車場も満杯。
やむなく近くの〔穴場駐車場〕に直行する。順番待ちもないので重宝している。
3時間近く利用したが、秘策を講じたので料金は300円で済んだ。

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さて、6度目を迎えたOBバンドの定演。開演10分前に入場すると客席はほぼ満員で、後ろの隅のほうに空席を見つける。


第1部
1.サウンド・オブ・ミュージック(メドレー)
2.オブラディ・オブラダ
3.ヘイ・ジュード
4.ポップス描写曲「メインストリートで」
5.ハリウッド万歳

今年5月に90歳で逝去された岩井直溥氏の編曲・作曲が並ぶ。
お馴染みのナンバーの中で、1976年の吹奏楽コンクール課題曲の(1)が際立つ。生演奏を耳にするのは今回初めてだ。

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全体のバランスは非常に良かったが、このホールの音響が良くないのを毎回残念に思う。
ホルンもトロンボーンもかなり音量を出しているのに客席まできちんと届かないのが何とも勿体無い。

15分の休憩を挟み、第2部は指揮者が稲葉選手のユニフォームを着て登場。

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第2部
1.ボーン・トゥ・ラブ・ユー
2.ジャパニーズ・グラフティⅤ
3.サクソフォンとバンドのための青春の輝き
4.情熱大陸コレクション
5.虹の彼方に
6.踊り明かそう

Encore 幸せの黄色いリボン

ここからがOBバンドの世界。
(1)ではBrian Mayばりのギターソロが炸裂し、(4)はヴィオラのソロ、(5)ではトロンボーンの団員がチェロの演奏を披露したりと、今回は斬新だ。
大仕掛けのコントはなかったものの、要所でさりげない仕込みが見られ、会場が沸く。

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(4)で途中から登場した葉加瀬太郎ことヤナセ太郎氏。
音痴の電子ヴァイオリンを中断され、ボケと突っ込みの途中にカツラをパッと脱ぐのが見せ場だったはずなのに、その落差にお客さんは笑うに笑えないというシュールな結末が待っていたりする。

「フランキー堺とシティ・スリッカーズ」や「クレイジーキャッツ」で大きく花開いたコミックバンドの世界(実は岩井直溥氏も生成と発展に深く関わっている)。
お茶の間では残念ながら「ひょうきん族」辺りで途絶えてしまったようだが、このサンピアザ劇場で、スパイク・ジョーンズをルーツとする正統的な冗談音楽に、OBバンドは真剣に取り組んでいるように思えてならない。
少なくとも吹奏楽の演奏会でこれだけの事をやるバンドはないだろう。
バンドの成り立ちと団員の年齢層がそれを可能にしている。ひょっとしたらこれは凄い事なのかも知れない。

という事で、今回は全曲ポップス系の選曲。
〔幸せの黄色いリボン〕に乗せて終演のご挨拶が流れ、いつも通りほのぼのとした雰囲気が会場を包み込む。

皆様お疲れ様でした。


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2014年11月03日 | Comments(2) | Trackback(0) | 吹奏楽

12か月点検

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通勤路が11月8日まで工事中。迂回路が遠いので待つしかない。
冬が近くなると急に増える公共工事。
何とかならないものだろうか?

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10月31日。
地下鉄まで娘と一緒。
40年前この辺は更地だったとか商店が2軒しかなかったとか、そんな話をしながらホームに下りると、娘はそそくさと女性専用車両に乗り込む。


さて、12ヶ月点検だが、忙しくて1か月延びてしまった。
昨年9月の購入時に加入した3年間の延長保証は12か月点検を実施しないと適用外。

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点検した結果、交換を勧められたのが前輪ローター、Vベルト、ATF。
前輪ローターは社外品を探す事とし、Vベルトは取り寄せをお願いした。
ATFは基本無交換なのでそのまま、という路線で経過を見たい。
Vベルトのひび割れに関しては距離よりも経年劣化であろう。
他にバッテリーの充電不足とスタッドレスタイヤの摩耗を指摘されたが、この辺は自分で管理する範囲。

という事で、今回の作業はオイル交換のみとした。
XM2200エンジンと相性が良いとされている10W-40を取り扱っていないという事なので、スバルが指定していたオイル(5W-30)にしてもらった。

前輪ローターは社外品を探し、Vベルトは取り寄せをお願いした。
ATFは基本無交換派なのでそのまま、という路線で経過を見たい。
Vベルトのひび割れは距離よりも経年劣化であろう。
税別2,500円程度との事。自分で交換する予定。
2014年11月01日 | Comments(0) | Trackback(0) | 車関係
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