ジャンクコーナーにアクティヴではない(ローパンアンプが入っていない)ウーファーがあった。音出し確認済で1,620円也。
既に2つも持っているのに、ローパスのコイルが入っているようなので興味に惹かれて買ってしまった。
コイルを巻いて自作した方のブログを拝見すると結構手間が掛かるらしい。

ONKYO SL-07というモデルで、検索してもヒットしないので古い物だろう。

3段階調整のツマミで帯域を替えられるのだろうか?

裏の仕様では25~150Hzの再生域。

裏蓋を開けると果たしてコイルが付いている。しかも2つという贅沢さ。
専用のスピーカーユニットはONKYO W-1810B。端子が2か所ある。

Lepai LP-168HA(下の黒いアンプ)のローパスアンプは上の帯域も出てしまうので、100Hz以下しか通さないというWP-903LPF(上)を通している。
ローパスフィルターを3つ通している事になるから当たり前なのだが、超低域しか出ないので邪魔にならずにイイ感じだ。
ところが、ボリュームを上げるとパタパタという異音が発生。
スピーカの取り付けネジが緩んでいたので締め直しても同じ症状。
これはスピーカ本体しかないと思い、外してみるとウレタンのエッジが劣化して裂けていた。
指で引っ張ると簡単にボロボロ落ちてくる。

さすがはジャンク品。
補修用のエッジを買って直すまでもない。
床に落ちた断片が床に粘着してシンナーで擦らないと取れなくなるし。
そこで、以前購入したPIONEERのサブウーファーが同じ16㎝径なので、1つ外して流用する。

直付けするとコーンが接触するので12ミリのベニヤ材を間に挟み、木工ボンドで隙間を埋めて取り付け完了。
今のところビビリ音もなく使えている。
むやみに音量が必要な音源は持ち合わせていないし、味の素を耳かき1杯程度の隠し味で充分なのでしばらくは使えるだろう。
もう1台のサブウーファー、ヤマハのNX-SW77は処分する。ただしスピーカは勿体ないので外した。
スピーカーは、近所に工作好きな少年でもいれば喜んで譲ってあげるのだが、いたとしても親が気味悪がるかも知れない。
こうして余計な物がどんどん増えていく・・・。