事務所には新任・退任の挨拶が後を絶たない。
所用でお昼は外食となった。
うなぎの〔かど屋〕は昭和32年創業の老舗で、現在の店舗は昭和46年に移転したそうだ。
いかにも会社の重役といった客が目立つ。
利根川を意味する〔坂東太郎〕を札幌で食べられる店はここだけとか。
完全予約制との事で願いは叶わなかった。

待つ間に、きも串・ひれ串・うな串。
仕事中なのでノンアルコールビールも注文。

うな重(一尾)
タレは軽めで山椒は不要なほど。
炭火の香ばしさといい軟らかさといい、やはり専門店でしか味わえない鰻だ。
しかし、スーパーの肉厚鰻と袋タレも美味いと言わなければ片手落ちになるだろう。
事実、家族と共にする食事ほど美味いものはない。
15時過ぎまで軽く酔ったような気分が続く。