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打上げ

3月24日。
お手伝いしている信濃中OBバンドの本番。
とにかく演奏回数の多いバンドで、出張等で出られない場合を除いても年に5~6回は一緒に吹かせてもらっている計算。

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控室にて
この日は信濃中の現役生とのジョイント形式で、会場は学校の体育館。

1昨年の定演で不覚にも泥酔して以来何だかんだと理由を付けて出来なかった打上げ。
さすがに今回は団長から「出なきゃダメです」と釘を刺され、続いてテナーサックスのお姉様から「今度は大丈夫ですよね?」みたいな事を言われ、翌日は空いているのでお邪魔する事に。

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打上げ会場は新札幌のつぼ八。厚別区を拠点とする当バンド御用達の店。

ビール3杯空けた頃に日本酒好きの指揮者先生が隣に・・・。
2時間の飲み放題を終えて数人が帰宅し、同じ部屋で2次会スタート。

何とか地下鉄に間に合う時間に中座した。
翌朝、財布の中身を改めると自宅近所のコンビニで缶コーヒーを買った事になっていて、時刻を見ると0時02分。

開始が17時半だったので、約4時間延々と飲み続けていた事になる。
2018年03月30日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

F.E.OLDS&SON(オールズ)のバリトンホーン

古い楽器がやって来た。

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CONNでもKINGでもなく、F.E.OLDS&SON(オールズ)のバリトン。

元々 CONNの職人だった創設者の「Frank Ellsworth(FE)Olds」が独立して1910年頃にトロンボーンの製作を開始したのが始まり。
1928年に没して事業は息子に引き継がれ、トランペット、更には木管楽器の販売も手掛けるようになった往年の有名メーカー。
1979年に倒産してしまったが、ジャズ系のTp・Tb吹きなら知っている人が多いかと思う。

ところでこの楽器がどのような経路で元持ち主が入手したのかは詳細不明。
新品の状態で日本に輸入されたのであれば何となく察しは付くが、証拠が見つけられない以上、ここで私見を述べる訳には行かない。
とにかく、珍しい楽器に巡り合った事を素直に喜びたい。

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持ち帰って型番と製造時期の特定作業に取りかかる。
ベルの刻印が示すAMBASSADERというのはスタンダードタイプを指し、ベルの向きを変えられるA-25という型番のようだ。
上級モデルはベル内側に銀メッキが施されていて、最大で130ドルの価格差がある。
シリアル№から製造時期は1966~67年と推定された。

1967年当時の定価表を見るとケース付きで545ドル。360円の単一為替レートで輸入した場合196,200円。
半世紀前だから相当高価な物ではある。

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見た目はジャンク状態だがヴァルブガイドはそれほど摩耗しておらず気密性もそこそこ。
本体・ケース共に欠品がないので人前で吹けるようになるまでそれほど手間は掛からないだろう。

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休日に早起きして作業に取りかかる。
シンバルのくすみを取る液体に小物パーツを浸す。「ブラスケア」というケミカル剤と同じようなものかと思う。

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2分ほどで被膜が溶るのを待って磨く。
フェルト交換と抜差管のグリスアップを済ませてからビカールで本体の研磨開始。

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11年前に長女と一緒にやったサビ落としの記憶が蘇る。
先鋭化すると疲れるだけなので、ヴィンテージの風合いが感じられる程度でやめておく。

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一番目立つ凹みを素人作業で修復してみた。

彼岸の墓参りを挟んで作業を終えたのが15時頃。

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ヤマハのYEP211と並べて記念撮影。
全長はヤマハと同じでベル径はOldsが1㎝広く、管の取り回しは一緒。
下手すると年に1回しか使わない楽器を2台保有なんて・・・。
右手の親指を引っ掛けるリングがもげていて(ロウ付け修復の痕跡あり)、ケースの小物入れに仕舞ってあっので応用バンドで仮付した。

吹いた感じでは3番のピッチが低く、D♭とG♭は注意が必要。
イベント用途なのでピッチの奔放さは想定の範囲内だが、ハイAより上が出しづらく、リップスラーで外してしまうのが気になる。
内部の洗浄を終えていないので何とも言えないが、現時点では全てにおいてYEP211が優勢。
2018年03月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

クルスペのテナーホーン

先日、猟奇的楽器収集家の自宅にお邪魔して珍しい楽器を見せてもらった。

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Ed Kruspeのテナーホーン。
クルスペはホルンで知られるドイツの古参メーカー。

この手のオーヴァルタイプはヴァーグナーチューバとかバリトンとかテナーバスとか呼称が色々あって紛らわしい。
今回は便宜的に〔テナーホーン〕と書いたが、自信がないので調べて判ったら後で訂正したい。

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この楽器は真鍮が不足していた時代にアルミで作られたものだそうで、持つとビックリするほど軽い。
アルミだけでは強度不足のため亜鉛が含有されているそうだが、とにかく軽い、そして軟らかい。
我が国では戦中時代でも日本管楽器が楽器を製造していて、アルミやジュラルミンは超貴重品。ドイツでは逆という事になるので疑念を生じえないものの当の本人が言っている事なのでそういう事にする。

アルミ素材なので凹ませると修復が難しく、管理も大変なようだ。

ためしに吹かせてもらったところ、軽めで柔らかく倍音が豊かで夢見るような音色。
この手の楽器は今までアマティしか吹いた事がないので他の物と比べようがないけれども、見た目そのままの響きに参ってしまった。


70~80年前の物なのに近未来的な要素すら感じ、珍品に収まらない魅力がある。
2018年03月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

六甲颪を正しく歌う会 2018

3月18日。
年に一度のイベントに参加。

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YEP211のハードケースは軽くて丈夫な反面、やたらデカくて肩に掛けて歩くと体に馴染まない。
地下鉄で運良く着席出来ても片ベルなので両脚で挟まないと倒れる。
専用のソフトケースは見当たらず、あったとしても購入価格と使用頻度からしてバランスが取れないので欲しければ自作するしかない
地下鉄移動でしか使わないので保護性能はキルティングとキャンバスの間にスポンジを挟んだようなもので充分だと思うし、山妻ミシンの助けを借りれば安く作れそうな気がする。

さて、イベントの1時間前に到着すると既にメンバーが数人いて音出しをしていた。会場は街中のキリンビール園で7階ホールを貸切り。

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15時スタート。国歌斉唱その他で10分ほど吹いた後、ビールで乾杯。
50分ほど歓談した後に全選手のヒッティングマーチが続く。
ずっと休み無しなので大変だ。30年近く前からほぼ同じメンバーなので平均年齢は60歳を超えているかもしれない。

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この一体感は最高だ。
昔からリーダーを続けている睦さんの後姿を見ながら「国歌」を吹いていると泣けてくる。

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2018年03月22日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

大安食堂

年度末の出張を無事終えた。
後片付けを済ませて13時頃に帯広を離れる。
雨天の予報が外れて日胆地区は快晴、ただし浜風が冷たい。
1時間ほどで静内に到着。

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駅の並びにある大安食堂
相変わらず美人の女将さんは孫に離乳食を与えていた。

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6年前に見かけた男の子は中学を卒業したそうで、「早いよねぇ~」。

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塩ラーメン大盛り。

昆布出汁の効いた熱々スープは表面の脂が多くて火傷しそうになる。

日高は言わずと知れた昆布の名産地。
誰かが受け狙いで〔昆布ラーメン〕なるものを出したとする。
するとトロロ昆布を乗せただけの代物が出てこないとも限らない。
その点この店は奥ゆかしいというか本物のような気がする。



2018年03月20日 | Comments(2) | Trackback(0) | ラーメン 道南

ラーメン八雲

3月13日。
毎度の事だが、睡眠が浅くて困る。
この日なんか4時前に目が覚めてしまった。

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親不孝通りに昨年開店した人気店、八雲
20時までやっているので〆のラーメンを啜る人も多いとか。

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担々麺は今月の限定だそうだ。

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麺の量が少なめなので100円増しの大盛りにしてもらう。

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厨房から漂う独特の香ばしさは殆ど感じられない担々麺。
穏やかなスープを飲み進むうちに純スミ系の香りが徐々に出て来る感じ。
何というか、センスの良さを感じる。

2018年03月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | ラーメン 道南

やままる

3月12日。

浦河に限らず、月曜日が定休日の飲食店は多い。
ネットで見た限り、殆どのラーメン店が休みなので、6年振りに日赤病院向かいにあるやままるへ行く。

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奥さんがいて、注文すると湯を沸かすので少し待ってほしいと言われた。

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昼から通しでやっている居酒屋で、惣菜類が所狭しと並べてある。

大して待たずにチャッ・チャッ・チャッ。

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味噌ラーメン
間違いのない業務用スープに白ゴマ。
薄暗い店で啜るのもオツなもの。
これはこれで美味いものだ。

税別で会計が648円也。



2018年03月20日 | Comments(2) | Trackback(0) | ラーメン 道南

つぼ八浦河店


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全然関係ない話だが、地下鉄南郷18丁目駅近くのパチンコ屋が昨年11月に閉業した。
東西線が延伸された時からあった古い店で、大学1年の時にタイヤが磨耗してツルツルのトヨタハイエースで幹線道路を走り続け、山本リンダの〔狙いうち〕をBGMに新台入れ替えの宣伝を朝から夜まで続けるバイトが当時5,000円。
冬の寒い時期に、店の近くで独り泣き叫ぶ幼児を見たことがある。
親が放置してパチンコに興じていたのだろうが、駅近くの一等地でギャンブル施設が普通にあるというのは他の国では考えられない事だ。


さて本題。

3月12日
5泊の浦河出張で13時に出発し、静内のイオンでカップ麺を10個ほど買い込んで到着したのが16時半頃。

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宿はいつものイースト
4月から1,000円値上げする旨の貼紙があり、そうなると市街地にあるホテルと価格差がなくなる。
仮眠していると19時になったので外出。
いきなりラーメンを食べる気にもなれないので、つぼ八で酒食をする。

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独り客向けのスペースというのがちゃんと設けられていて有難い。

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日曜日でそれほど混んでおらず、注文したら丁度良いタイミングで運ばれてくるのがいい。

思えば、酒を飲む目的で入った最初の店が〔つぼ八〕。
高校2年の夏休み前日、期末試験を終えてクラスの仲間とのコンパだったと思う。
アオキボウル→つぼ八→青春の館という流れだったんじゃないかな?
ススキノは高校生で溢れ返っていた。
パブに入ると、会計役の確認で〔この中で高校生じゃない人いらっしゃいますか?〕と訊かれる、そんな時代だった。

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ビール1杯と燗酒3合を空け、最後はごぼう天そばを手繰って独りつぼ八はお開き。
結構食っても安く上がる〔安定のつぼ八〕なり。


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2018年03月14日 | Comments(2) | Trackback(0) | 飲食

洋麺屋五右衛門 札幌アスティ45店

3月4日
札駅の近くで仕事。
遅くまで寝ていられても、背広を着ると日曜日という感覚が吹っ飛んでしまう。
地下鉄にすぐ乗れたので早く着き、大通りから札幌駅まで地下通路を歩く。

段取りが済んだので早めの昼食。
アスティ地下1Fの飲食街で11時から営業している店は意外少なく、〔五右衛門〕に入る。

有名なチェーン店だが1度も入った事がない。
よく行く近所のホーマック近くに北野店があり、そこには〔渋谷スペイン通り〕というデカい看板があるのが気になっていた。
元々は黒澤牧場外れの水田地帯で、小学生の頃は家の台所からザルを持ち出してドジョウ掬いをやっていたような場所が何ゆえに〔渋谷スペイン通り〕
機会があれば付近の風景画と共に検証してみようと企んでいたのが今回の訪問によって実現すせずに終わってしまいそうなのが残念だ。

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春野菜とモッツァレラチーズの具だくさんトマトソース
プラス330円で大盛りとドリンク1杯にしてもらった。
それにしても長い名前だ。写真と説明書きがあるんだからもっと簡素化してセンスの良い名称ょ捻り出せないものか?

こういう時はメニューを持ってスタッフの視覚に訴える。
「春野菜とモッツァレラチーズの・・・コレねっ!」

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16階より。
空気が澄んでいて、ノルベサの観覧車がゆっくり回っているのが確認出来る。
2018年03月04日 | Comments(0) | Trackback(0) | 飲食

はるちゃん、髭

2泊の旭川出張。

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今回の宿もくれたけイン。
朝食無料で1泊3,800円のサービス料金。ただし連休からは大幅に値上げされる。

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旭川の聖地、宮下通の駅前ビル地下の〔はるちゃん〕現地の人と飲み会。

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何人前注文したのか忘れてしまうほど食べた。
店自体はもう50年以上も続いている老舗。味覚園馬場ホルなど旭川中心部に有名店は多いが、個人的にはこの店が一番好きだ。

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くれたけインのパッピーアワー(アルコール類1杯無料サービス)でビール。

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買物公園の〔髭〕という店でユーフォニアム奏者の竹内広三氏と飲み会。
数日前にリサイタルを終えたばかりでお誘いするのを躊躇していたところ、仕事先で偶然音楽隊の方と知り合いになり、その事でメッセを送ったところその日は別会合があるにも関わらず時間を割いていただいた。

毎年5月に旭川で開催される〔旭川ユーフォニアム・テューバミュージックキャンプ〕に今年は外囿祥一郎氏が講師として招聘されるほか、1昨年からスタートして好評を博している「Trio DOSanko + 」が今年は7月に札幌で開催の予定。

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買物公園通りにて。
ズシンとした冷え込みで、歩みを止めたらそのまま氷柱になってしまいそうだ。
2018年03月01日 | Comments(4) | Trackback(0) | 飲食
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