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トスカニーニのヴェルディ/レクイエム

ヴェルディYear(生誕200年)から何年が過ぎただろう?
3年ほど前までは何かと聴く機会が多かったような気がする。

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最近知ったのだが、有名な51年ライブのステレオ編集盤がリリースされていたので購入した
会場には2本のマイクが立てられていて、別々の録音機材で同時収録された音源をマッシュアップしたもの。
もう1本はRCA社の予備だったとか、会場のカーネギーホール側が放送用にセットしたとか諸説あるようだが、とにかく適度な間隔があったらしい。
回転数のズレを同期させるのは大変な作業だっただろうが、デジタル技術のお陰で違和感なのないステレオに仕上がっている。


しかしこのグランカッサ(大太鼓)には参る。






こちらはモノラル。




ちなみにトスカニーニはあの耳に刺さる痩せた音が嫌でほとんど聴いていない。
勿体ない話だ。



2019年12月18日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽

オリジナルバッグ製作

ユーフォニアムが使用するミュートは一般的には2種類ある。

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愛用しているVISARUNOのバッグは横のファスナーを外せば最大径14㎝のNew Stone Linedが収まる。
ところがDenis Wickとなると最大径が28㎝なので、これを使うときは大型のボストンバッグが必要となる。

VISARUNOにヒントを得て、2つとも収納出来るバッグを作ってみる事にした。

おおよその外寸はZero Halliburton(ゼロハリ)のアタッシュケースに合わせた。
鏡面仕様を買えなかった悔しさからステンレスを選択した次第。

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用意した材料はステン板(0.5㎜)と帆布、以前仕事で使っていたカバンの革など。

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ステンの裁断は危険が伴う。アルミ板を変形させてボディラインを決める。

本格的な裁縫は初めての事で、「糸通し」の使い方も知らなかった。
レザークラフト専用の針は先端が四角くて切り裂きながら突き通す仕様。
うっかり指に刺そうものなら出血がしばらく止まらない。
余ると思っていた太い糸50mを使い切った。

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完成。
サイドファスナーが2つあって3段階に幅が調整可能。

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最大にするとミュートが両方とも入るようになっているが、今回の定演ではNew Stone Linedと置台。
更に一升瓶が入るスペースもあるので本番後の打上げにもこれ一つで対応可能。

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レザークラフトは奥が深く、モノによっては力が要るので趣味とする男性も多いようだ。
ミシン不使用の全て手作り。
縫い目が蛇行していたり結果的に重くなってしまったりと色々と不満は残るものの、やり遂げたという安堵感は大きい。

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ゼロハリよりも少し大きくなったのは一升瓶のスペースを確保するため。
尤も、差し入れの美味い酒はすぐに空いてしまうのだが。

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予備用に買った革は譜面台ケースに化ける。

2019年12月14日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽

BOSE AW-1 を左右配置

スピーカーを自作するようになったのが2014年の事で、BOSEのポータブルプレイヤーの共鳴管システムを模した物だった。
恥ずかしいのでリンクしないが、このカテゴリーで最初の記事がそう。

以後、自作やら中華アンプやらにのめり込んで約4年。
SPの箱を幾つ作ったのか覚えていない。
中華デシアンを基本としたマルチウェイ構築は楽しかったが、4畳程度という部屋の狭さではロクな事が出来ないという思いも日増しに強くなっていったのも事実。

AW-1を聴くようになってから、それまで揃えた数多のスピーカーユニットやオーディオ機器類を次々と処分し、残ったのはCDプレイヤー代りのミニコンポ本体とALTEC 2.5のフルレンジのみ。

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部屋のスペースから見ても1台で充分なのだが、やはり左右の広がりが欲しい(予備用という意味も含めて)。
ジャンク品を仕入れて同じレストア業者に直してもらい、届いたのが8月の事だった。

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狭い部屋には不釣り合いなモニタースピーカー。
音量を絞っても不足感なく聴こえるのがいい。
これさえあればこの先管球アンプに手を出す事もないだろう。

「BOSEに始まりBOSEで完結」とは意外な結末だ。
ちなみに現在のBOSE製品を含め、オーディオ機器には全く興味がない。
性能面において安物もハイエンド品も価格差ほどの違いが感じられなくなった事もあるが、音楽を聴くのが目的なのに解像度や帯域バランスを気にする余り意地悪な聴き方に虚しさを覚えるようになったのも大きい。
とまれ、オーディオ趣味はこれで完結した感があり、内心ホッとしている。

ベニヤ板のカットをお願いしていたホームセンターの担当者は今でも気付いて挨拶してくれる。
次は折り畳み式の作業台だな。

※ 2020.11月後記
確かに左右の広がりは得られるものの、狭い部屋では聴き疲れするので1台あれば充分。




半年経過

9年落ちのインサイトを購入してから5ヶ月経過した。
初めの頃は燃費の良さに驚いたものだが、それが当たり前になると降雨などの摩擦抵抗の増加等、ちょっとした燃費の落ち込みで一喜一憂するようになる。
そんな時はエコモードを解除して鋭い加速を楽しむのがいい。
いっぽう、17キロ前後で一定していた通勤時の燃費は、11月後半になってから12~13キロにまで落ち込んだ。
暖房を入れていると水温計のランプが消えた後も停止時にアイドルストップとならず、そのうちに職場に到着してしまう。
この先積雪で渋滞するようになればもっと落ちるだろう。

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7万キロ達成。
数日間暖かい日が続いていたため、-1℃でもヤケに寒く感じる。
2019年12月12日 | Comments(0) | Trackback(0) | 車関係

3度目のサムシング

先月の話。

普段からお手伝いしている信濃中OBバンドの定演で「サムシング」を吹かせてもらった。

最初に人前で吹いたのが結婚披露宴の時で、当時はログハウスにかかりっきりでしばらく楽器を吹いておらず、当日エレクトーン奏者にコンデンススコアを渡してほとんどブッツケ本番。
ビデオに収録されていなくて良かったと今でも思う。
とにかくメタメタだった。

2度目は10年前のポピュラーコンサート。
ピッチの細かなコントロールも含めてこの時は相当練習した。
気負い過ぎて本番までに吹き過ぎてしまい、潰れた

今回は直前までリップスラーが決まらず、往年のバック5Gを出したりするという得意の足掻き。
そうこうしているうちに「息のスピード」が下がっている事に気付いた。
老化現象であろう。

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会場は昨年開業した「札幌市民交流プラザ」のクリエイティブスタジオ。
上階には「札幌文化芸術劇場 hitaru」がある。


そして本番。
当初第2部の1曲目だったのが、第1部のラストに変更されたと知ったのが2週間前。
吹奏楽のオリジナルからポップスへの橋渡しという意味合いだそうである。
「アルヴァマー序曲」や「エルカミ」といったユーフォ吹きには辛めの曲は相方に任せ、ピークを自部のソロに持っていく。

「人生を知り尽くした奏者が・・・」みたいなアナウンスにおどけたフリをしてステージ前へと進み、なんとか音を外さずに吹く事ができた。
後で画像を見たら前かがみで体の軸が通っていない。
吹きながらも感じていたが、ピッチのコントロールに回す余裕がなかった。

日曜日だったので打ち上げは日本酒に手を出さず(周りに止められた)、無事終了。
お陰様で大過なく終えられ、積年のわだかまりも解消されてヤレヤレ。

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2019年12月09日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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