閲覧可能な製作例が限定されてしまうのはこれから作る側にとっては良い事ではない。
持ち運びが容易なように作った人は間違いなくいるはずなのに、いくら探しても見つけられなかった。
組立式となると強度の確保はもちろん合奏会場での分解・収納の手間が少なく済むよう考えなければならないので、作例が1つでもヒットすれば大きな助けになったはず。
さて本題。

30年ほど前に職場の上司から譲り受けた追入鑿で刃巾1寸×2本と寸2(36ミリ)。
雑な扱いにもかかわらず刃こぼれもせず活躍してくれた。
もう錆だらけで研ぎ方もすっかり忘れてる。

電気カンナは手回しで削り深さを調整する部分にグレス塗布が必要で、、刃を替えても刃高調整のコツが思い出せない。
しばらく遠ざかっているうちに自分のほうも錆びついてしまったようだ。

翌日は朝から支柱のホゾ加工。
4分と6分のノミがまだ到着していないのでこの日は支柱側のみ。
1回目(左)、2回目(右)。
木のクセもあるが、常に1歩先、2歩先を想定しながら作業しないと上手く行かない。

ハンドル部分。
前作は自転車ペダルを流用したが、もう少し長さが欲しいので1×4材をくり抜いた物に鋼板で補強。
手間掛けた割にはカッコ悪いなあ・・・。
やり直す事になりそうだ。

鑿が数日内に到着しそうなので、3.5寸の土台板にホゾ穴の位置を書き込んでおく。
続く。