しかし帰途となると国道12号のほうが早い事もある。
国道275号は新石狩大橋付近から札幌新道まで渋滞しがちで(特に夕方)、それだけで10~15分ほど時間が無駄になるのではないだろうか?
国道12号は市街地をいくつか通過するものの、意外と流れが良い。
さて本題。
国道から1キロ程度奥に走り、山裾にある中小屋温泉。
現在は木~日だけという変則営業。

小学生の頃に1度だけ行った事があって当時の記憶は全くないが、その後に建て替えられた模様。
日帰り入浴料は大人550円。

それにしても秘境感溢れるシンプルな温泉だ。
ある時期から続々と出来た画一的な施設よりも断然いい。

休日なので混雑を覚悟していたが客は自分の他に家族連れが1組だけだった。


温度はやや低めで透明。ぬめり感があって塩別のつるつる温泉に近いようだ。
露天風呂はシートで覆われていて使えなかった。
昔は青大将が紛れ込んだという話があったそうだが地形的に納得がいく。
温泉すぐ手前奥の不自然にデカい三角屋根の建物はスキー場のロッジだった。
ここに泊まってスキーを楽しんだ客も多かったのだろう。
閉鎖されてから20年ほど経っているらしく、リフトの設備も撤去されずに朽ち果てているのが痛々しい。