合奏中でも予備のリードなどが手元に必要な木管奏者と違い、金管奏者が必要なものは筆記具のみ(かと思う)。
あとはせいぜい合奏前の個人練習で使う電子メトロノームぐらいだろう。

老眼が進行中で、つい先日まで合奏中にメガネを掛けたり外したりというのを繰り返していた。
今は裸眼が最も見やすいのでメガネの置き場所に困る事はなくなったものの、筆記用具を置く程度の小物置きがあれば便利だ。

YAMAHAの譜面台ラックMS-RKDX 定価945円。
筆記用具と電子メトロノームが入るのでこれで必要充分かと思う。
しかし、演奏の妨げにならないのならもう少し大きくてもいいかなぁ~。
いかんせん、プラスチック製なので物を置く部分を水平に保てない。
だからこのサイズにするしかなかったのだろうと。
自作意欲が刺激される。
「譜面台 小物置き」でググってみるとやはりというか、達人がちゃんといらっしゃるもので、この方のキャリアは相当なものだ。だいたい格からして違う。
当然、敬意を表して参考にさせて頂く。
ただし、単にパクるだけでは面白くないので、より安く、より簡単に。

材料一覧。
在庫品の蝶ネジは この時に買ったサイズ違いで、他は全て百均商品。
ちなみに本日購入したのはブックシェルフと樹脂製の水切りプレート。
工具は電動ドリル、グラインダー、ペンチにドライバー。
最初にプレートを選定する。

厨房器具売り場で見つけたプレートは現在マウスピース置き場用。
サイズ的にはこれで充分だが、囲い部分が浅いので物が落下する心配アリ。

水切りトレイ。
このサイズなら大き過ぎるという事もないだろうし、囲いが高いので強度に不安は無い。

ブックシェルフがナイス形状だ!
狭い幅の部分をプレート内側に差し込めばネジ留めが1箇所で済む。

バインダーの止め具を外してブックシェルフに固定すれば完成。

滑り止めシートを貼って仕上げ。
留め具のバネが強いのでずれるような事はないが、挟んだ部分の裏側の接触面がネジ部分だけなので、譜面台が傷つかないように保護する必要あり。

持運び時のコンパクトさは必須条件。

11月13日に作成した「支柱取付タイプ」。

11月18日、キタラ大練習室の備品。
何も「皿」に拘る必要も無いわけだ・・・。

11月23日に作成した「最終バージョン」。
材料は百均のバインダーとケースのみで計210円也。
網状で弱いので、バインダーをカットして補強した。
A4ファイルや教本類を入れてカバンに収まるので邪魔にならない。