お食事の店 ふじ

流通センター方面から宮下通りに向かう途中、5条通りに食堂がある。
看板に「みそラーメン」と書かれていて、昨年の出張でこの辺を散歩した時に見つけて気になっていたのだが、営業していなかった。

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「食堂 ふじ」と書いたほうが正しいのだろうか?
角地なので路駐は不可能。
困って電話したら家の車庫に入れてもいいと言うので、地面のコンクリが砕けて腹を擦りそうになっている車庫に無理やり押し込んだ。

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今年で40年を迎えるとの事。
カウンタ上に黒電話が鎮座していた。
初老の店主は「ただ続いているだけですよ」と謙遜していたが。

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ラーメンは3種類、ほぼ同じ割合で出ているようだ。

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正油ラーメン 500円

メンマとネギの香りが漂い、見ただけで美味いラーメンだと確信する。
臭みのない、帯広の北京亭系統の豚骨ベース。
店主は昔風だと言っていたが、旭川でこうしたスープに出会うのは初めてだ。

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口当たりが優しい低加水の縮れ麺は近所にある(有)佐藤製麺所のもの。
優しいスープに良く似合っている。

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頃合を見計らって「塩」を注文し、待っている間に空になる。
この時点で「味噌」は次回へ持ち越し。

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塩ラーメン 500円

白濁した豚骨スープは、こちらは同じく帯広の大光・天津軒に良く似たタイプ。
旭川市内で似たタイプといえば、知る範囲内では繁華街の梅光軒か。
麺がズルズル入って行く。

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量はやや少なめながらも、2杯続けて飲み干すのは久し振りだ。

「味噌はこの次だね」
「血圧大丈夫ですか?」
「野菜ジュース飲んでればいいんですよ。塩入っていないヤツ

場所は旭川市5条通13丁目。営業は18時半頃まで、日曜定休。


4月26日。

昨晩、「旭川でこうしたスープに出会うのは初めてだ」と書いたものの、どうも引っ掛かる。
今朝、運転中に特一番を思い出した。

暖簾が出ていないので電話すると「やっていますよ」。

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風が強いので引っ込めたそうだ。

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昭和28年7月の「旭川市街案内図」(復刻版)より。

3-6に「特一番」がデカデカと。すぐ上の4-6に「はま長本店」が見える。

店主はどこかで修行したのではなく、あちこち食べ歩いて開店したそうだ。
当然、その中に特一番も含まれていたのは間違いない。

無理に分類する必要もないし、無理だろう。
加藤ラーメンによる例のスープだけではなく、こうした白湯豚骨なども併せ含め、型に囚われない多様性こそが「旭川ラーメン」だと思いたい。

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味噌ラーメン (大盛り650円)

何杯でも食べられそうな気になるのは、仕込み中に余分な脂を取ってしまうから。
味噌が穏やかに香り、甘みの多いスープには微かにニンニク。

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麺は2玉。硬麺で注文して正解だった。

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2012年04月25日 | Comments(2) | Trackback(0) | ラーメン 道北
コメント
No title
funfunさん、大変ご無沙汰しております。時々勝手に記事にリンク貼らせていただいてます。(笑)

こちらのお店、2日で3杯食べたという記事を見て、これは訪問せねばと思ってましたが、ようやく食べることができました。私は1杯ですが。。。なかなか旭川では見かけないタイプの1杯で、満足しました。近々アップしますね。

これからもいろんな記事(特に全道各地の出張ネタ)を楽しみにしています。
es URL 2013年01月27日 17:12:30 編集
No title
>esさん

ご無沙汰しておりますが実はマメにお邪魔しています。
和寒や秩父別といった、先ず行く機会がなさそうな町の店を丹念に訪問されているのを見るにつけ、羨ましいというか悔しいというか(笑)。
この店は穏やかな白湯系スープと現役の黒電話が印象的でした。
旭川のラーメンも奥が深いですね。
それはそうと、昔から続く店が簡単に廃業してしまうご時勢なので焦ります。
funfunfun409 URL 2013年01月28日 09:13:41 編集

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