味の清ちゃん

彼岸の墓参り。
父は入院中で長女は部活のため4名で向かう。

墓地の入口付近で手招きする花屋の列を見て、別な場所で同じような光景を見た事あるなぁ~と記憶を辿ると、手稲免許センター付近の代書屋だった。

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早朝に墓の前でお経のテープを再生しながらお握りと味噌汁の弁当を広げて供養したのも今となっては懐かしい思い出だ。
母親が何を勘違いしたのか隣の墓の草むしりに勤しんだ分、帰りが遅くなった。

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この数珠は昔からあるもので、レンズを覗くと親鸞上人が見える。


さて本題。

家で次女と争うようにブドウやおはぎを食べると次女が満腹になってしまった。
長女もいないので山妻が「取材に行けば?」とポツリ。

11時20分なら兎も角、50分に言われても困る。
駐車場の心配のない店となると限られるし。

豊平公園に車を停め、店に向かう。

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味の清ちゃん。入り口のフードが外されている。

ここに来たのは20年ほど前だったはずだ。
手書きの「元祖昔しラーメン」の赤い行灯は当時もあった筈だが自信がない。
昼下がりにカウンタ席で食べたのは覚えている。

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昔しラーメン 700円(しょうゆ)

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しょっぱいスープを一口啜り、昔風=鶏がらという思い込みを外されて「昔風じゃないベヤ」と不満に思った若き日の記憶が蘇る。
以前よりも化調が多めになったようだ。

当時はこうしたラーメンを出す店がいくらでもあったものだが、平成も4半世紀を経た今となっては希少な存在。

かすかに記憶に残る「オバチャン」はすっかり小さな老婆になってしまった。
厨房では息子さんがスープを几帳面に調合し、その頃合を見て婆さんが麺を釜に放り込む。

息子さんが丼にスープをなみなみと注ぎ、婆さんが麺を入れてから慎重に具材を並べ終えて運ばれるまでに1分半。

ラーメンに携わって70年になるそうで、還暦の息子さんとの共同作業を眺めているだけでも来た甲斐があろうというもの。
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コメント
昔のラーメン
昔のラーメンには「ふ」が入っていたのはどうしてでしょう。

今年の同窓会の日に、新札幌のラーメン屋さんで、「昔のみそラーメン」を食べた時にも、「ふ」が入っていました。
よしき URL 2012年09月23日 22:44:56 編集
No title
>よしき先輩

麩・ナルト・海苔、いずれも蕎麦屋の食材なので、その名残でしょう。

そば屋=大衆食堂といった側面もあるのでスープは鶏ガラ主体とは限りません。
この店は正に昔の札幌ラーメンですね。
funfunfun409 URL 2012年09月24日 09:38:27 編集
No title
フードは外されたのではありません!
飛んでいったのです!!w
狛犬 URL 2012年09月30日 19:15:17 編集
No title
>狛犬さん

店には失礼ですが、笑ってしまいました。
つり銭を受け取る際、婆さんの軽妙な返しにアハハとやってしまったのを思い出します。
funfunfun409 URL 2012年10月01日 05:40:24 編集

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