5泊の函館出張。
翌日の会場設営で13時まで到着しなければならない。
17日から休み無しなので、せめて移動日は8時ぐらいまで寝ていたかった。
人手は足りているのに、机と椅子並べるだけなのに、20分で作業なのに。
雨の中、7時半に出発。途中で携帯が鳴る。
「雨強いからゆっくり来ぉ~い、こっち人足りてるから気にすんなぁ~」って、もう八雲町だっつうの。
目的地は日吉町なので、前からアタリを付けていた店に入る。


「まんまるてい」
カウンタ9席のみのこじんまりした店内にやんわりとカツオの香りが漂う。

○特しょうゆ(750円)
○の中に特が入って「まるとく」と読ませる。
ベースは鶏ガラと魚介で、魚介の味が勝るが尖っていない東京風。
濃い味系を好む向きには物足りなさを感じるかもしれないが、単に「薄口」で括れない奥深さを感じる。

自家製の極細ストレート麺は素麺と見紛うほど。
在函館少年さんの記事を見たら、普通っぽい麺も用意しているようだ。

かけらぁめん(塩580円)
食べている最中に追加注文してしまった。
失礼な言い方かもしれないが、この店はかなり「異端」的な存在だ。
芯の強そうな店主が屈託のない表情で迎えてくれる。
開店して5年になると聞いた。
鋳物コンロが不完全燃焼気味なのが唯一残念。

産業道路を挟んで向かいにある「百円魚長」を見て回り、会場に到着して待っていると地元の係員がのんびり参上。
「いやぁ~腹一杯だ」
「ナニ食ったのよ」
「ラーメン2杯」
「ぷっ」
こっちは時計気にしながら2杯食べて、しかも余裕持って到着したというのに。
遅れて来ていきなりぷっはないでしょうぷっは。
中華そば まんまるてい
函館市花園町20-25 (産業道路沿い)
営業 11:30~19:00
水休(祝は営業・翌日休)