
今年最後なので念入りにやる。

穴という穴、複雑に入り組んだ補正管も手製スワブを通せばスッキリ。
汚れ具合から見て(自分の場合は)年に2~3回程度必要だ。
楽器本体の掃除が終わってから、パーツの清掃。

ピストンは汚れが固着しやすいエンドの角をゴシゴシ。
穴に汚れがあれば軽くブラシを通しておく。

抜差し管は古いグリスを中性洗剤で拭い取る。
(ボディ側の管内も、洗剤に漬けた日本手拭いをロッドに巻いて拭う)

ついでにマウスピースも漬け置きし、スワブを通しておく。


ボトムキャップの変色はBUZZシルバークリーナーで磨く。
研磨剤が入っていないので安心だ。ボディの水滴跡なども同様の処置。
Wrights(ライツ)のシルバークリームは研磨剤入りなので、古い自分の楽器には極力使用を避けたい。

ヴァルヴケーシング内の水滴を拭き取っているところ。
この後Zippoオイルを染ませた布を人差し指に巻いてゴシゴシ。
これでヴァルヴの動きは快調なり。

最後にピストンを差し込んで作業完了。
時間にして1時間強。成果が目に見えるので楽しいひと時だ。

来年46歳になる愛器Old Besson。
適切に維持管理すればまだまだ使える。