北海道教育大学 スーパーウィンズ2013

11月21日。


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第1部

伊佐治 直 南蛮回路(2001)
伊佐治 直 活劇サイレント(2003)
田村 文生 アルプスの少女(1999)

第2部

山本 裕之 バビロンの流れを換えよ(2008)
伊佐治 直 亜熱帯交通(2007)
伊佐治 直 アストロラーブ製作所(2013)


今年で6回目を数える、「21世紀吹奏楽のイノベーション」企画。

さて、最初に結論を述べておく。

聴いている時はサッパリでも、後でジワジワ効いて来るという事など滅多にあるものではない。


印象的な旋律もなく、本来の奏法を敢えて否定するかのような楽器の鳴らし方・・・等々に翻弄されっぱなしだった。
多分、少なくとも前半は他の客も似たようなものだっただろう。
ホール全体がモヤモヤした奇妙な一体感に包まれているようだった。

しかし、作曲者の田村・伊佐治両氏の軽妙なトークによる親切なレクチャーに加え、〔扇の要〕である渡部謙一氏の的確なタクト捌きによる確信に満ちた響きが、次第に会場内のモヤモヤ感を浄化していく。
専攻科学生達の確かな演奏技術と瑞々しい響きも素晴らしい。

ラストの〔アストロラーブ製作所〕で、金管セクションがバズィング(マウスピースだけでブーブー鳴らす)に声も入れて旋律を奏でるのが何とも滑稽で笑ってしまった。
それで気が楽になった。しかめっ面して謎解きに終始しても仕方がない。
楽しい、美しいと感じられればそれで充分なんだと・・・。

アンコール前、締め括りに指揮者の渡部氏が敢えてMCなしで発した言葉が印象的だった。


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当日のプログラム。作曲者と指揮者による小冊子形式。

後半、伊佐治氏が同じサングラスをかけて登壇し、会場が沸く。
ご本人は当初、和服姿の画像を載せて貰う予定で送ったそうだが、後に渡部氏からこの画像を求められたそうだ。

〔アジア〕という語感が醸す一種の怪しい雰囲気を作曲者本人に被せてパンフにしてしまった?茶目っ気というかセンスは絶妙だ。

画像 009

年明けにキタラで「和服」の伊佐治氏による雅楽の公演。
同席した娘は行く気満々。
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2013年11月23日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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