キタラは職場から徒歩圏内。
開演まで間があり、時間潰しにヤマハセンターに行くと定休日。
どこかで晩飯を食べるにも時間が中途半端なのでそのまま会場に向かうと、開場10分前なのに長蛇の列で、最後尾が裏口のタクシー乗り場付近まで達しており、いい場所が取れないんじゃないかと焦った。


何とか2階の前列席を確保する。すぐ近くに同じバンドの事務局長が奥さん連れで座っていた。

F.ヒンデミットの吹奏楽版を皮切りに、弦楽アンサンブル、ヴェルディオペラの大合唱、学内選出のピアノとクラリネット奏者による協奏曲、そして〆は〔ブラ2〕という、何とも贅沢極まりないプログラム。
時には教員関係者らもサポートし、岩見沢校の威容と現状を余すことなく伝えてくれたのではないかと思う。
最初から最後まで、それが心地良かった。
どの曲が一番印象深かったかと問われると困ってしまう。
強いて選ぶとすればやはりヴェルディか。
今年は生誕200周年という事で演奏する機会の多かったヴェルディだが、学生らによる若々しく爽やかな歌声はこの日しか聴けないもので、まさに心が洗われる思いだった。