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放送音源の処分

以前、市内のFM局で洋楽番組を担当していた事は何度か書いた。
5年間続け、離れてから10年近く経った。
一時期は部屋中がCDとMDで埋め尽くされていたものだが、順次知り合いの愛好家に引き取ってもらい、残ったのは個人的な趣味で買ったCD類。

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それらを車に満載して古レコード店に向かう。
店主が私の番組を愛聴していたという噂を聞いていたので少し期待していたものの、査定は殆どタダ同然。そんなものか・・・。

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CDの表紙が濡れていたりカビが出ているものは売り物にならないというので引き取る。(この他に2箱、タイヤ置き場の奥から出てきた)

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こちらが放送用音源。
曲順・演奏者順に検索出来、生放送でマイクに向かいながらリクエストに対応出来る。
曲数は約15,000曲。何処にでも持ち運びが出来る。
独りで放送ブースに居たまま番組を続けられるので、曲を流している最中に慌しくCD・MDを引っ張り出してのオンエアが主流だった当時としては画期的なものだった。
MDの普及がコミュニティFM局の隆盛を後押ししたのは間違いない。
それにしても、再生機器類の変化はめざましい。
HDDに取り込む事も出来たのだろうが、編集に莫大な手間が掛かり、そもそも興味を失った身としてはやる意味がない。

という事で、札幌近郊のFM局でオールディーズ番組を担当している方にそのままそっくり譲る事にした。
労力の結晶を失ってしまう喪失感は少なからずあったが、今後使う予定のない物を抱え込んでいても仕方がない。
番組の守備範囲は50~60年代の洋楽全般、映画音楽、和製カヴァーポップス。
散々聴きまくったので、この先新たに興味を持つような楽曲はもう残っていない。

※ 先日逝去された〔吹奏楽ポップスの父〕岩井直溥氏は、アレンジャーとして当時の洋楽を我が国に伝える役目を一手に引き受けられたような方でもある。

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7年がかりの手作りログハウスは、1昨年の秋に解体した。

こうした世界に足掛け10数年費やしたのはいいとして、ユーフォニアムに復帰した頃の浦島太郎状態が未だに続いており、困った事に近年〔老い〕が加わってきている、というのが現状だ。

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2014年05月24日 | Comments(0) | Trackback(0) | 音楽
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