トロンボニアム

Tb吹きの先輩に楽器コレクターで知られるMという方がいる。
例えばコレなんかは札幌に1本しかないだろうし、先日はマニア垂涎のコレも購入したと聞いて驚いた。
その他の所蔵品を上げるとキリがないので省くが、本人が猟奇的と自認しているだけあって羨ましい限りだ。
先月だったかに、いつぞやトロンボニアムを落札したという噂を聞いた。

jjジョンソン

ジャズトロンボーン奏者のj.j ジョンソン(左側)。
かなりのコンパクトサイズ。
音源を捜して是非聴いてみたいものだ。

gus muncuso ジャケット

で、参考までに、Gus Mancuso(ガス・マンキューソ)のLPジャケ。
大きさから見て、CORNあるいはKINGのバリトンだろう。
なぜこれを出したかというと、30年ほど昔に中古レコード店で購入し、当時足繁く通っていた飲み屋で何度か聴いたのを思い出したからだ。
誰も教えてくれる人がいなかったので、“ガス・マンクソ”という救いようのない呼び方をしていた。
当時聴いた感じでは、〔この音じゃ別にユーフォに持ち替えなくても、トロンボーンで吹けば済むじゃん〕といったもの。
今聴けば分印象もかなり違うだろうが、CD化されていないから諦めるしかないか・・・と思っていた矢先、つい最近Youtubeに上がっているのを発見したのでシェアする。



「女と一緒に聴いていて、名前を訊かれて“ガス・マンクソだ!”なんて答えたらブチ壊しだよな」などと話していたものである。
オヨヨ通りにあったその店も閉じて久しく、店主は故郷に帰ったまま何の音沙汰もない。

※11月20日後記
1956年にリリースされたこのアルバムと1958年のアルバムが2in1で2001年にCD化されていた。注文したのは言うまでもない。

41EHPSM0JML.jpg
Gus Mancuso & Friends


さて、本題。

11月19日。何の前触れもなくトロンボニアムと対面。

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一見マンドリンのようなケースを開けると、そこにはサテンが渋く輝くヴィンテージ物が・・・。

昼休みに急いで弁当を食べ終え、うがいしてから視聴覚室に走る。

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ヴァルヴガイドの磨耗はこの程度。

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サテンの残存率もほぼ完璧に近く、状態は非常に良い。
凹みは全て修復された形跡がある。

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ベルは取り外し可能。ホルンのように外して収納する訳ではなく向きの調整用であろう。

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1番管は上下抜き差し可能となっている。

画像 023

ユニークな巻き方だ。

細菅のBach-5GSを差して早速吹いてみる。

音質はバリトンよりも軽めながらそこそこ抵抗がある。
ピッチは、CとDがやや低めだった以外は問題はなく、充分に実用に耐えられるだろう。
自分が吹けばユーフォっぽい音しか出せないけれども、強く吹き込むと気持ち良く割れてくれる。
Tb吹きにとっては、柔らかい響きも加わって表現の幅が更に広がるのではないだろうか。
消えてしまった理由は色々あるだろうが、非常に魅力的な楽器であるのは間違いない。
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2014年11月19日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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