
娘と一緒に凍結路面で何度もスッ転びそうになりながらキタラに向かう。

レストランで夕食。
パークホテル直営で味は申し分ない。でも量が少なくて却って腹が減った。
開演前に軽く・・・という客向けの店だから文句を言う筋合いはないのだが、もう少し時間があれば地下鉄駅近くの蕎麦屋に行っただろう。
次回からはそうしたい。
ロビーに出ると既に長蛇の列。慌てて当日券を買う。

普段なら聴きやすい2階の前列中央席を狙うのだが、指揮やソリストを近くで見たいという娘の要望で1階後方の通路付近に座った。

曲目
○F.リスト作曲/田村文生編曲
「哀歌(ラメント)」~バッハ作曲カンタータ『泣く、嘆く、案ずる、怯える』BMW12 第1楽章及びロ短調ミサ『十字架に架けられ』の固執低音主題による変奏曲 S180 (吹奏楽)
○E.グリーグ作曲
『ホルベルク組曲』作品40(弦楽アンサンブル)
○R.シュトラウス作曲
交響詩『ドン・ファン』作品20
○C.サン=サーンス作曲
ピアノ協奏曲第5番『エジプト風』ヘ長調 作品103より 第1楽章
(pf 森山綾乃)
○W.A.モーツァルト作曲
オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314より 第1楽章
(ob 高橋麻依子)
○二橋潤一作曲
『レクイエム』(S:土屋千尋 A:岩澤奈央 Tn:古城一樹 Br:塚田康弘)
今回も充実したプログラム。
田村文生編曲の刺激的な吹奏楽作品をはじめ、弦楽アンサンブルにフルオーケストラ、オーディション選出のピアノ・オーボエの初々しくも堂々とした演奏ぶりも素晴らしい。
締め括りは現代音楽界の重鎮、二橋潤一氏のレクイエム。
本年度で退官されるそうで、演奏にも一層熱が入っていたように見受けられた。
個人的にはいつかどこかで聴いた曲よりも、初めて聴く邦人作品のほうがむしろ興味深い。
年に2回、こうした刺激を与えてくれる岩教大は貴重な存在といえる。
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