サブウーファー自作

車庫の隅に、10年以上前のアパート暮らし時代に机代わりに使っていた18×400×1820のラジアタパイン集成材がある。
これを使って作ってみようと思い立った。

基本方針として、
①カットはホームセンターに任せる。
同じ木材でも、ログハウスならやり直しが効く。でもスピーカは精密さが命であり、自分には無理だと感じた。

②他の用途も考慮したサイズにする。
ユーフォニアムを置く台が欲しかったので400×600×300と、4.2畳にしてはかなり大きめ。
ヘルムホルツ共鳴までは理解出来たものの、電気・電子的な頭を持ち合わせていない悲しさよ・・・√の中に分数が入った計算式を見ただけでヤル気を無くす。
サブウーファーは作例が少ないので参考とすべきサイズを割り出せない。
画像検索でヒットした物を見比べて寸法を導き出す方法を採った。

③安く上げる。
18×300×1820を1枚購入し、ワンカット50円×7で計2,450円、他にジャンクスピーカやダボ材、吸音用のクッション、木工ボンドやらを合わせ3,500円程度の出費だった。

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使用するユニットはサンスイの小型システムコンポ用、S-X950のウーファー。
片方のツイーターが鳴らないとかで540円のジャンク品。
バラしてみると板厚が薄く、エンクロージャーには向かないと判断したのでウーファーとスピーカ端子を残して廃棄処分。
試しに中華アンプLP2020Aで聴いたところ、中音域が痩せ気味ながらもバランス良く響き、このまま使ってもいいと思えるほどだった。

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サークルカッターでスピーカ用の穴を2個分
低価格コンポ用ながらクロスエッジというのは往時のサンスイならでは?
4.2畳のスペースで普段聴く分には音量を必要としないのと、物を置く用途を考慮としてケルトン方式とした。

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裏板以外は全てダボ止め。径は6mm。

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サウンドポ-トとスピーカ端子はサンスイのジャンクを流用した。

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吸音材はダイソーのクッション2個分。
袋の布地は通気性がいいので捨てずに利用してホッチキス留め。

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木工ボンドで漏れなく隙間を埋め、1晩乾かして完成。
手持ちのラワン材はいい具合に日焼けして風合いが出ているので塗装の必要は無いだろう。

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以前アマゾンで購入したスピーカコードに変えてみた。
30.5メートルで1,280円。オーディオマニアは見下したがるだろうが、私のようなプアオーディオ派にはこれで充分かと思う。

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ミニコンポをCDプレイヤー兼プリアンプとし、メインはLP-2020A、サブウーファー用にLP-168HAという構成。

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早速ユーフォニアムの置き台に。立てた状態でも使える。

早速聴いたところ、結果は上々だった。
補強材を入れなかったので少々心配だったものの、カットを専門家に任せたお陰でビビリ音も発生せず、吸音材を入れたので箱鳴りもしない。
オーケストラや吹奏楽曲のバスドラムがホールで聴くのと同じバランスで響く。
音量を上げると、パイプオルガンの最低音が床を伝ってくる。

周波数特性を測定すれば色々とマズい面もあるだろうが、低域が加わったことによって再生音のバランスが充実し、4.2畳のオーディオシステムが一気にグレードアップした事を実感した。

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不朽の名録音との評価が高いトスカニーニ/NBCの〔ローマ三部作〕。
試聴して一番驚いたのがこの1枚で、やたら高音が尖って聴きづらく、まあ古い録音だからこんなもんだろうと思っていたのだが、サブウーファーを加えると、元々ないと思っていた低域がしっかり入っていた事に気付かされた次第。
ちなみに録音時期は1949~1953年。
当時のアメリカの録音技術恐るべし!
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