ウインドマシン自作⑥

ほぼ出来上がったのを見ると細部の仕上げが雑というか、面倒なので端折って終わらせた部分が多い。
どうせ客席からは判らないだろうし、色を塗れば誤魔化せる。
こうした性格は今さら直しようがないので仕方がない。

ホームセンターで売られている木材の規格は殆どが3尺や6尺単位なので、特別な事情がない限り側板の直径と桟木の長さは910㎜を超す事はない。
そうなると台座の寸法も自ずから決まってくる。
あとは運搬にエレベータを使うとか乗用車に収納可能といった外的要素を勘案して設計すれば進行が早い。
中心の軸棒を側板に固定する方法とか台座の収め方とか、色々悩む部分もあるだろうが、難易度は決して高くはない。

自分の場合はかつてログハウスをセルフビルドした時の様々な経験が身に染みついており、思い浮かんだ大雑把なイメージだけで作業を進められ、若い時の経験は後々役に立つものだと実感した次第。

さて、今回の自作シリーズもそろそろ終わりに近づいてきた。
月末から地方出張が増えて休日がどんどん潰れる。
〔本業〕の練習がおろそかになるとマズいので早く終わらせてしまいたいというのが本音だ。

残っている作業は塗装とテンショナーの作成。
ホームセンターの開店を待ってレジに並んだのはいいが、財布を忘れた間抜けなオジサン・・・。

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油性ニスを塗る。一度塗りで止めておけばよかった。

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反対側。ムラのない一度塗りで終わらせておけばよかったのに。

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かくして、ベニヤ材の安っぽさを強調するには最高の仕上がりとなった。
ボロ布にシンナーを含ませてひたすら拭き取ると、ナチュラルな光沢感が出て何とか恰好が付く。

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昼からは台座の塗装。水性塗料なので作業が楽だ。

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車庫の片隅に眠っていたエキスパンダー。
中学1年か2年の頃に買った覚えがあり、かれこれ40年経つ。
バネは高価なので、これを流用する。

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組み付け。
無いと困るようなものでもないが、静かな部分でデリケートな音量調整をする時に役に立ちそう。

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テンショナーの可動域を決めかねたのでコースレッドで仮留めした。
ようやく完成。
構想を練る期間も含めて約4か月。
うち、実作業は休日を6日間充てた事になる。

布は手芸マニアのご婦人方の聖地カナリヤで帆布の8号を1.7m分購入。
一方を片手で持って音量・音色を自由に変化させられるようにした。

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着脱は、両側の押さえ板を上げて差し込むだけ。

さて、奏者になったつもりで回し、改善が必要(かもしれない)点が2つ。

① 音量を上げようとすると重くなる。自分はいいが、ウチの奏者は大丈夫か?
桟木の本数を欲張って32本にしたが、一般的?な16本でも良かったのではないか? 鋭がらせて布との接触面を少なくしても抵抗が減るわけではない。

② 自転車のペダルを流用したハンドルは短い。あと10㎝欲しい。

静かな場面ならともかく、チェザリーニの「アルプスの詩」のように、周りが音量を出している場面でも存在感を発揮出来る物を念頭に置いていた。
内部共鳴はそれなりの効果があったものの、現物を一度も見た事がないのでちゃんと音量が出ているのかどうか見当がつかないというのが困る。

ともあれ、自分が出来る事はここまで。
あとは、本番で演奏する奏者の意見を聴いて完成させよう。

続く。

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