バックロードホーン 自作①

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今年の3月にジャンク購入したSONYのD-2010(CD電蓄)。関連記事
初期型のD-2010はLINE端子が付いておらず、CDピックアップの代替品(SANYOのSF-87)が入手不可能で修理業者も匙を投げているという状況。
スピーカーとインシュレーターを外して処分する積りでいた。

先日、何気に引っ張り出して6.5㎝の左右スピーカーを中華アンプに繋いだところ、改めてその音の濃さ、元気の良さに驚いた次第。
バックロードホーンで鳴らしてやれば低域も再生されるのでは・・・。
性懲りもなく自作の虫が蠢き出す。

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どこのOEMなのか、検索してもデータが出てこない。
磁石がやたら大きいのと4Ω15W。解るのはそれだけ。
ひと口にフルレンジユニットといってもBHとの相性があるらしく、市販のキットはFOSTEXのユニットを推奨しているようだ。
残念ながら、6.5㎝フルレンジ(単発)を前提とした商品はないようだ。
肝腎の空気室やスロート径を導き出そうにも依拠するデータがないので心細い限り。
こうなると、お得意の〔見よう見まねの現場合わせで作る〕しかない。
という事で、箱2個分の材料を12㎜厚の3×6合板1枚で間に合わせ、費用を最小限に抑える方向で進めたい。
前作が2ちゃんねるに晒されたコレだから言わずもがな、と予め逃げを打っておく。

スケッチ1

第1案。
完成時の外形寸法は、(高さ)450.5×(幅)124×(奥行)250。

仕切り板が何枚か余りそうだが、園芸が趣味の母親が引き取ってくれる。
音道の長さは1m~5mとかなり幅があるらしく、諸先輩方の作例を見ても5㎝フルレンジでもっと大きな箱があるので、8㎝ユニット用のこのサイズでも問題はなかろう。
空気室、スロート断面、開口部のサイズを決めた上で、ホーンが順次広がっていくよう組みながら適宜カットすれば良い。

撮影後、板材をカットしてしまうとそれに従うしかないため、キットの模倣ではなく、もっと平易に組み立てる方法はないものかと寝ながら思案していた。
ウトウトしかけた23時、思い付いたのが縦長のエンクロージャー。

スケッチ2

第2案。
これなら1回折り返すだけで済み、自分のような素人でもそれなりの作業精度が期待できそうだ。
似たような作例がないかと検索していたら〔トールボーイスピーカー〕という名称で数多くヒットし、その中にバックロード式の作品も含まれていた。
お馴染みの形状を縦長に伸ばしたものや、空気室の無いものなど様々。
中でも目を引いたのが〔田中式バックロードホーン〕で、奇しくもこれが自分のイメージに一番近い。
形状が似ているといっても、手間を省きたくてそうなったのと試行錯誤を重ねた末に行き着いたのとでは全く次元が違うのだが、こんな偶然があるとは面白いものだ。
ただし、この図の構造ではスピーカーの割に音道が広過ぎて間の抜けた音しか出ないような気がしたので、奥行きを少し詰めて仕切り板を1枚増やしてみる。

スケッチ3

第3案
仕切りを2枚にすると開口部を前後どちらかに出来る。
低音域は指向性がないので真下に設けてもいい。そうすれば開口部の面積決定は後回しに出来、その分進みが早くなる。

なお、これ以上仕切りを増やすと堂々巡りとなるので最終案としたい。
早速田中氏の作品に影響を受け、フルレンジの位置を上向きにしてみた。
90㎝というのは正しい(とされる)リスニング位置に20センチほど足りない。
しかしスピーカーの真ん中に陣取ってガチで聴き込むなんて事は滅多にないし、上向きなら聴く場所を選ばないだろう。

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12㎜の針葉樹合板1,274円+カット料650円(@50)で計1,924円也。
サイズは側板用200×910が4枚、残りは全て100×910。
担当者によると、切削の損失が1カット3㎜出るとの事。
9枚確保出来れば足りる計算。もし不足したら先日作成したウインドマシーンの余りを使う。

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早速シュミレーションしてみる。

磁石が大きくて駆動力が高い(と思える)6.5㎝のユニットでも、2m超のホーンは長い。
仮に1.5m前後を目安にすると、エンクロージャー自体の高さは60㎝前後か。
最終開口部を底面にすれば、余った側板部分は脚にすればよい。
専用のクランプを自作して準備完了。先ずは空気室とスロート断面積を求めなければならない。

ハテ、三角形の面積の出し方・・・(底辺)×(高さ)÷2 ?


続く。
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  2015年11月01日 19:17:38 編集

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