北海道教育大学 SUPER WINDS 2015

11月26日。
前日の降雪量は62年振りという記録的なものだったそうで、街中の歩道でも注意していないと足を取られそうになる。

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そんな中で開催されたスーパーウインズの札幌公演。

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今年のテーマは~編曲の真価・進化した編曲~

んんん、今年も凝っているぞ(毎回そうだけど)。

クラシック音楽のアレンジ物といっても色々あり、吹奏楽で演奏しやすいように調を低くしたものとか、最近流行?の〔ナントカセレクション〕といったもの(こういうのはあまり聴きたくない部類)。
これは極端な例だが、冒頭に16分休符の無い〔運命〕を演奏して眩暈したという人を知っている。

以上、ネガティブに書いてしまったが、需要と供給のバランスというものがある以上、ピンキリとは言わない。

実際、高音弦の響きを管楽器で代用して上手く響かせるのは難しく、比較的アレンジし易い調性・編成クラシック楽曲はほぼ発掘され尽くした感がある(感触として)。

① J.Sバッハ:前奏曲《BacchAnales》(田村文生)
② B.バルトーク:弦楽のためのディヴェルティメント 第1楽章(阿部俊祐)
③ F.ショパン:バラード第4番 ヘ短調(山本裕之)
④ R.シュトラウス:「エレクトラの勝利の踊り」(田村文生)
⑤ S.プロコフィエフ:ピアノソナタ第7番
⑥ L.vベートーヴェン:弦楽四重奏第13番終楽章「大フーガ」(南聡)
⑦ G.マーラー:交響曲第5番 嬰ハ短調第5楽章《Finale》(田村文生)

最後のマーラー以外は「一体どうやって大編成のバンドがコレを演奏するの?」

今回知ったのは、どのような形にアレンジされ、印象が変わっても、決して失う事のない力・深みをもつ曲ばかり、という事。
曲の解説でステージに登壇した各氏は、いにしえの大作曲家達と魂の会話を試み、苦闘されたのだろう。
そうでなければあのような美しい響きにはなり得ないし、私のような者が聴きながら創造の領域に立ち入ったかのような喜びに浸ることも出来ない筈だ。

そして、全ての難曲を見事演奏し切ったSUPER WINDSの技量も凄い。

よって〔今年も想定外のヤラレタ感〕で感想を締め括りたい。

解説文に〔こんなマニアックな演奏会にもどうもリピーターがいらっしゃるらしく、少しずつ増えているらしい〕といった事が書かれてあった。
喜ばしい限りだ。

演奏を終えて席を立つと、今年も定演を手伝ってくれた同期のY、そして傍らにはかつて一緒だったS氏。
自分が18歳で入団した当時30代半ばだったS氏も68歳。もちろん現役のユーフォ吹きだ。
〔また一緒に吹きたいね〕と言ってくれたのがとても嬉しかった。
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2015年11月28日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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