
EMIのボックス以外は中古狙いが殆どだが、3月購入のSwr Music(ヘンスラー)のボックス2種は計30枚(+DVD)が圧巻だった(写真中央)。
年内に聴き終える予定だったのに、内容が濃過ぎて進まない状態だ。
音質がイマイチというのも理由の一つで、Medici Mastersのリマスタリング盤でハイドンの交響曲第86番を聴けばその差は歴然。
50年代初頭であればそれなりの情報量が残っている筈なのに、総じて響きが扁平で暗い。
おかしなミキシングでも施されているのか、聴いているうちに沈鬱な気分になってしまうものだから困る。
さて、今回買ったのは1963年、フランス国立放送管弦楽団とのライヴで、ベートーヴェン〔英雄〕の他に、シューマンの〔マンフレッド〕、メンデルスゾーンの〔ヴァイオリン協奏曲〕が収録された2枚組。

Altus盤は今回初めてだが、気合の入ったリマスタリングが素晴らしく、しかも貴重なステレオ収録。
Altus+シューリヒトで検索すると結構ヒットする。
これらを吟味すればシューリヒトのコレクションもひと段落。
あとは没後50周年の企画を待とう。
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