渡部謙一 レクチャーリサイタル2016


9月22日
この日は午前中に社会福祉法人のイベントに信濃中OBバンドの一員として参加し、14時過ぎに外出。

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時間が早いので地下街のロッテリアでコーヒーシェーキというのを注文する。
地下鉄バスセンター駅から5分ほどの場所に、札幌軟石使用の古い倉庫を改修した北海道教育大学の施設がある。コチラ

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岩見沢校の准教授でユーフォニアム奏者、渡部謙一氏のリサイタル。
Dr.Brian Bowman氏の直弟子であり、国際コンクールで優勝経験を持つ〔世界のワタケン〕である。
が、演奏よりも研究・教育の分野での比重が大きく、個人のリサイタルは10数年ぶりになるとか。
他の楽器奏者が演奏したくなるようなユーフォニアムの作品が殆どない存在しない事が演奏活動への消極性に繋がっていたらしい。
そして今回、数日前にFBにていきなりの開催通知。
テーマは独奏ユーフォニアムの「真価」と「深化」

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聴衆の多くは金管の学生達で、その中に岩教大の講師や札響テューバ奏者の玉木亮一氏の姿も見えた。
後列に自分より1歳年上の方がいらっしゃったので最高齢の聴衆にならずに済んだのは幸い。

プログラムは以下のとおり。
〇モンテヴェルディ=田村文生
〔聖母マリアの夕べの祈り〕からDemine ad adiuvandam
〇バッハ
無伴奏チェロ組曲第1番(休憩)第2番
〇パガニーニ=山本裕之
〔24のカプリース〕より、第17番

レクチャーの内容はユーフォニアムという楽器の変遷やソロ楽器としての真価、現状の認識と将来に対する課題というもの。

話の前後との関連性から、断片的な文言だけを抜き出すと誤解を招くのでここでは書かないが、割とヒット率の高いギャグを含んだレクチャーでは背後に桂文珍師匠が透けて見えたり、時々手に持つ厚紙パンフがプルプル振える演奏で尼さんの祈りやバッハの肖像画、昔映画で見たパガニーニの超絶技巧のシーンが目に浮かんだりする。

スーパーウインズで指揮台に立つと、ステージ真上の天井付近からも音を響かせてしまう不思議な方だ。
どんな進行になるのだろうと楽しみにしていたところ、やはりというか、文珍も聴き手の妄想も、結局は奏者の演奏に収斂する。

バッハの無伴奏チェロだけでも合計で13曲もあり、パガニーニでは重奏も披露するというかなりヘヴィな構成で大変だったに違いない。
演奏は、レクチャーで何度か触れた基礎=理想を体現したもの。
トシ取ったとか何とか弱気な事を言っておられたが、近いうちにまた聴かせてください。

オジサンは、感謝と清々しさに包まれながら会場を後にしたのであった。

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2016年09月23日 | Comments(0) | Trackback(0) | 吹奏楽
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