F77G98-6の高域改善

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1個300円、2個以上同時購入すると250円という低価格、しかも優れた周波数特性で自作派に大人気の8㎝フルレンジユニットF77G98-6
かくいう私も今までに10個以上購入し、現在8個の在庫がある。
実際聴き続けても耳が疲れないし、BGMとして聴く分には充分だと思う。
ネットを検索するとFOSTEXのP800-Eに入れたりトールボーイのエンクロージャーに入れてメイン使用というケースも見かける。
当初は8㎝とは思えぬ中低域の豊かさが気に入っていたものの、ヴォーカルよりも管弦打楽器の響きを楽しむ音源が多いという事もあり、高域の物足りなさが理由で常用から外れてしまった。
周波数特性はあくまでもカタログ上の事であり、8㎝のフルレンジにツイーターを別付けする訳にはいかない。

昨日、何気に検索していると「万年青年」のつれづれ散歩というブログがヒットし、興味深い記事があったので紹介したい。

つまり、サブコーンを自作して取り付けたところ、このユニットの弱点である高域が著しく改善されたそうである。
拝見すると素材さえあれば誰にでも作れるので自分も挑戦してみる事にした。

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友人から譲ってもらったFOSTEX FE207。
口径20㎝で高域をカバーするのは無理なのでセンターにホン型のサブコーンが取り付けられている。

Webmaster氏はこの方法からスタートしたものの目立った改善が見られなかったようで、極めて独創的な「平面式」のサブコーンを思い立つという慧眼。

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3日前に使い終えた入浴剤の容器を素材にする。

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紙で30㎜の型を取ってハサミで切り取る。
スポンジ素材の両面テープがあったので5㎜角にカットしてスピーカーのセンターキャップに一点留めしたところ、コーン紙と接触したので両面テープを重ね張りした。
FOSTEX P1000K用のTQWT箱でF77G98-6用に作ったバッフル板が残っていたので取り付けてみたところ、どうも目立った変化は見られない。

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スチール製で重く、しかも両面テープが2重張りで振動の伝達効率が悪かったんだろうと察し、直径を25㎜程度にしてみたらシンバルの響きが良くなる等、高域の伸びが明らかになった。
ただし、音量を絞ると元のまま。

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そこで、厚さ0.1㎜のアルミ缶を使ってみる。

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底の部分がカップ状になっているので30㎜でもコーン紙に干渉せず好都合。
結果として、やっただけの改善は見られた。
この方法、今後広まる可能性がある。

ただし、情報量や解像度が向上したわけではなく、同じ8㎝のTangBandとの開きは埋めようがないのも事実。
現状の箱ではこのユニットの能力を生かし切れていない可能性も大きいので、サイズに見合ったJSPを試作するなどして素性を見極めた上で今後の使途を考えてみたい。


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