1月に交換したばかりのバッテリーが上がってしまい、充電してセルを回しても始動しない。
結局レッカーでディーラーへ持ち込みとなった。
原因はイモビのトラブル。
バッテリー上がりによってキーの個体情報を車側が記憶喪失し、警報機能が働いてガソリンの供給がストップしていたとの事。
トラヴィックに詳しいサービスマンが既に残っておらず、原因究明に10日以上もかかるようでは話にならない。
自分で直せるような部分ではないので、出張先で同じトラブルに見舞われたらアウト。
そういう事を考え出すとキリがなくなるものだ。
11万キロを超えたばかりであと3年は乗る予定が狂ってしまった。
タイヤは夏も冬も交換時期に来ていたのと、オイルの滲みが年々増えていた事もあったので手放す事にした。


2台で17年間、累計24万キロ。
成人した長女が幼稚園児の頃から家族と共に過ごしてきた愛車ともついにお別れ。
外車は当分いいかな?という気持ちになったので、7年前にトラヴィックを購入した中古車店に相談し、ホンダインサイトに決定した。

2代目のZE2で販売期間は2009~2014年。
走行6.4万キロ、車検新規に加え3年保証付きで総額45万円。
当時の新車価格が200万円以下のベースグレード車とはいえ、ハイブリッド車がこんなに安く入手出来るとは予想していなかった。
プリウスとは違って発進時のモーター走行が出来ない仕様。
Fitのエンジン(1.3ℓ)をバッテリーでアシストする方式で、車重の軽量化によって好燃費を達成している。この点は初代インサイトを踏襲していると思われる。
通勤と隣町へ5日間往復で350キロ走り、現時点の燃費は18.3キロ㎞/h。
1世代前のハイブリッド車とはいえ、自分の感覚では驚くべき燃費の良さだ。
トラヴィックの生涯燃費は2台とも9.7㎞/hだったので、出張時の長距離走行を加味すればガソリン代が半分以下で済む計算となる。