
今回の宿は大森町のパコ。かつてはパコで固めていたものだが、室内LAN設備の導入が遅れたために他所に変えたという経緯がある。
函館のパコは17~8年ぶりとなる。
大規模な改修工事が入ったようで当時の面影は全くない。
大浴場付の別館が出来て魅力が増したものの、室内の温度調整が難しい集中暖房というのが惜しい。
この日も滋養軒が臨時休業のようなので夕食は津軽屋食堂にする。

ストーブ近くの特等席に陣取り、先ずはビール。

70代後半の男性客がガラスケースの総菜を見繕っていた。

カツ丼(700円)
蕎麦屋のカツ丼も捨て難いが、こちらはつゆだくで厚い肉を噛み締めると「あ~豚肉食ってる」という充実感が伴う食堂めしの王道。
老人客が多いせいなのか、つゆの塩気が自分には丁度いい。
カレーしか注文した事がないのでまさに灯台下暗し。
函館でカツ丼を食いたくなったらここに来ればいいのだ。
※北島三郎が高校時代にこの店の常連だったのは良く知られた話。