しばらくご無沙汰だった定山渓。(前回)
到着したら市内からの送迎バスが来たところでチェックインは長蛇の列。
大手チェーンホテルが軒並み休業しているために集中したのだろう。
併設のコンビニが臨時休業、日帰り入浴休止中、土産売り場もゲームコーナーも休業。

家から数十分で鄙びた温泉宿の気分を味わえるこのホテルは貴重だ。

仲間たちは不動の姿勢で歓迎してくれた。
置き場所を変えているようで、アザラシ君がセンターの座を射止めている。

ロビーに置かれた19世紀ドイツ製の床時計。
重要文化財並みの逸品という説明書きだが、なぜこんな場所に置かれているのか不明。

国道沿いのコンビニへ行く途中に見つけた古い屋根。
章月グランドホテルと繋がっており、後で確かめると昭和9年に完成した五層構造の本館の一部を昭和30年代に移設し、現在は物置に使われているらしい。
宿泊客が多いため自分達の夕食は後半の19時から。
混雑していて席の確保やら何やらで撮影どころではなかったが、インバウンド客がいないぶん殺伐感が少ない。
ステーキがやや小ぶりになった以外は種類に変化はない。
身動き出来ぬほどに大食いし、コンビニで買ったビールに手を付けられなかった。
それでも2回目の入浴に行く。

朝食。
目覚めても昨晩の満腹感が残っていて、それでもデザートまで行き着く。
チェックアウトを済ませて近くの「大黒屋」で土産の温泉まんじゅうを買い、次女の足湯に付き合ってから帰宅。