エリック・クラプトン札幌公演 1979

昨日、部屋を掃除していたら昔のネガフィルムと写真がゴッソリ出てきた。
その中に、失くしたと思っていたEric Claptonの札幌公演の写真があった。

1979年12月6日。

会場の産業共進会場まで歩いて向かう。当日券売り場は既に長蛇の列。
ヤキモキしながら待っていると、同い年位の女の子に声をかけられ、「友達が来れなくなったのでチケットを買って欲しい、でもS席なのでそれなりの値段で・・・」
即座に秘蔵の5,000円札を差し出すと、『えっ、こんなに貰っていいんですか?』。
S席が3,800円。チケットを改めると何と最前列の中央付近だった。

1,000円で公演パンフレットを買い(柳ジョージ執筆)、読んでいるうちにPAのチェックが終わって前座が登場。
『EX』という3人組のバンドで、ドラムとギターのツインボーカル。
「ニューウェーブとリバプールサウンドの融合」といったキャッチフレーズそのままで、Fender Jaguarの歯切れの良いサウンドが印象的だった。

さていよいよ本番。先にバンドメンバーが揃い、ややしばらくしてステージ後方からEric Clapton本人が登場して会場がどよめく。

セットリストは以下の通り(この時のブートが出回っていて、そこから引用)。

1. Tulsa Time
2. Early in the Morning
3. Lay Down Sally
4. Wonderful Tonight
5. If I Don't Be There By Morning
6. Country Boy
7. Worried Life Blues
8. All Our Past Times
9. Blues Power
10. Double Trouble
11. Knockin' On Heaven's Door
12. Setting Me Up
13. Ramnlin' On My Mind
14. Cocaine
15. Layla
16. Further On Up the Road


当時知っていたクランプトンの曲といえば渋谷陽一の「ヤングジョッキー」でエアチェックした「コカイン」、「レイラ」、友達に録音してもらったクリームの数曲程度で、リアルタイムの音楽的性向など知るはずも無い。
『スローハンド』をこの目で確かめたくて20倍の双眼鏡を持ち込んだのに、スローテンポなR&Bが延々と続く、といった按配。
田舎のギター少年にとっては完全にアテが外れた感じだった。

画像 1308

お気に入りの1枚。
ネガが残っているので、引き伸ばして飾っておこうか。

画像 1309

紙吹雪の舞い方からしてステージ終盤かと思う。
中央はベース奏者。終始タバコをくわえ、控えめな演奏に徹していたのが好印象。
そしてこの後、アクシデント発生。

画像 1311

紙吹雪を詰めた黒いゴミ袋がステージに落下。
それを被って「コカイン」を歌うエリック・クラプトン。

ラストは「Layla」。
途中でもう1人のギター奏者がふざけて1音ずつ音を上げていき、最初はなんとか歌っていたものの、ついには限界に達して「レイラ~ッ!」と絶叫。

ジャパンツアー最終ステージという事もあってこうなったのだろう。
いくら田舎だからってそれは無いべさ。この時は不満に感じたものだ。

このあと、市内のライブハウスでも演奏して盛り上がったらしい。

アンコールの「Further On Up the Road」は全く記憶に無い。
ブートを聴けば他に思いだす事もあるのかもしれないが。


この時のクラプトンは34歳。15歳の少年からすればかなり老成して見えた。

それから4半世紀後の2003年、札幌ドームへ見に行く。

「Badge」で、最後のアルペジオを控えめにテンポを落として弾いたのを聴いてジーンときた。

この時58歳。ずいぶんと若々しく見えた。
自分も年取ったから差が縮まったのだろう。

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2010年12月11日 | Comments(4) | Trackback(0) | 音楽
コメント
アルバートリー???
                     v-81
6. Country Boy は彼のプレイではないでしょうか?。早引きに本人を喰った…との伝説のステージ!!!! http://www.youtube.com/watch?v=PscAZyOMGiA (これは札幌じゃありませんが…
芋タコ年金 URL 2010年12月12日 12:30:12 編集
これはどうでしょう
「Tears In Heaven 」

はこの頃はまだ、できていなかったかもしれないですね。

泣きそうに、なります。
よしき URL 2010年12月13日 00:06:14 編集
No title
>芋たこ年金さん

まさしく本人です。
フィドルのようなフレーズをいったいどうやってギターで弾くんだろうと。
会場も大いに沸いていました。
地味な演奏に徹していたクラプトンを食っていたかもしれません。
場違いのような曲でしたけど、本人の作品だったんですね。



>よしきさん

2003年の札幌公演で歌った筈ですが、見事に覚えていません。
funfunfun409 URL 2010年12月13日 12:32:31 編集
ネガ
ぼくもですね、ジャッキー吉川&ブルーコメッツのスポーツセンターで取ったネガ(B&W)有ります。固定焦点のバカチョンですので余り伸ばすとボロ出ますが…。自分では時々見ています。彼らのモニター無しの演奏力と一緒に思い出しています
芋タコ年金 URL 2010年12月14日 10:07:45 編集

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