昼食のラーメン記事を書き上げ、目覚ましをセットして1時間ほど寝た。
いつもより早く家を出たので得した気分になる。
大浴場は照明オフだったから、恐らく今回も馬鹿の一番風呂だろう。
18時15分に出発。
アーケード街を大森町方面に歩く。

実は尤敏(ユーミン)が入っているビルの3階に夕方から1時間半しか営業していない蕎麦屋があって、しかもキクマサ(菊正宗)の樽を置いてあるというので楽しみにしていたのだ。
営業開始時間にピッタリ合わせて行ったら暖簾が出ていない。
そこら辺を一回りして再び行ってもシャッターが閉まったままなので諦め、引き返す。

朝市近くの「マル米」 。
迷わず入れる店が沢山あるのも函館の良い所。
とにかく狭い大衆食堂で、観光客が入らない店としても有名らしい。
熟年夫婦がやっていて、店内は懐かしい洋食屋の香りがする。

メニューは手広く、この他に日替わりの定食類が数種。
先客のオバサン2人が食後にビールを飲みながらマァ~喋る喋る。
バターが品薄になった理由からガソリン値上げ、後期高齢者という呼び方は失礼といった事まで毎日何度も新聞を読み返しているのではないかと思える博識ぶりだ。

あんかけ焼きそば(600円)
賽の目に切ったカマボコにまず目が行く。
見た目に反してかなりの薄味で、最初は物足りない気がしたが食べ終える頃には丁度良い按配で、水を飲もうという気が起こらない。
注ぎ足してくれた番茶を飲み干して会計を済ませる。
オバサン達ったら、引き戸を開けた時に「ニイチャンごめんね!うるさくて」 。
濃い味系のヤラレタ感がないので他のメニューも期待が持てる。
自炊メニューが煮詰まって米粒が恋しくなったら又来よう。

マル米 食堂部
函館市若松町8−17
※ 2009年12月7日後記。
「こうきゅう蕎麦」は、中島廉売内で営業している模様 → HP